10.2.13

バカと煙は……。

ロンドン・ブリッジ駅のお隣にある、西ヨーロッパ一高いビル、シャードの展望階が2月1日にオープンしました。

詳細は、CREA Webのコラム(こちらをクリックするとコラムに飛びます)に書かせていただいたので、そちらをご覧いただくとして、こちらでは、年末年始に東京に帰った際に訪れたスカイツリーとのプチ比較をしてみたいと思います。

まずは、展望階からの風景を。

スカイツリー、350メートルからの風景がこちら。

ちょっと霞のかかった朝でした。

日本にお住まいの方には、「ふーん」という感じの風景なのかもしれませんが、ここまでどこまでも建物が続く風景というのは、海外にはあまりないので、これを見せると外国の方はたいてい「Wow!」という反応をみせます。まるでレゴの街のようです。

続いてこちら、シャード、244メートルからの風景です。

霞がかかっているだけでなく、窓ガラスが…ちょっと…。

タワーブリッジと、その右下にある丸いドームのようなかたちをしているのが、ロンドン市庁舎です。シャードもスカイツリー同様、ぐるりと360度見渡せるので、ロンドンの概要を知るにはもってこいの場所だと思います。前々日に降った雪がビルの屋根にちょっと残っているのがわかるでしょうか。

それにしても、東京と比べると、ロンドンってアッサリした風景ですよね。

意外な共通点がこちら。

これ、なんでしょう?

こりゃ、なんじゃ、という感じだと思いますが…。

こんなふうになります。

こちら、シャードのエレベータの天井です。四季を表現する映像が天井に映し出されるのです。この写真は秋の落ち葉を表現した映像です。これ、確かスカイツリーも四季がテーマになっていたような記憶があります。

違うのは、スカイツリーは4基のエレベータに、それぞれ春、夏、秋、冬と季節が割り振られていたと思うのですが、シャードは上に上がるまでに4つの季節を通り抜ける点でしょうか。

バカと煙はなんとやら…と言いますが、私に限って言えば、まんざら嘘でもなさそうです。