26.4.11

アントワープの日は暮れて。

ベルギーといえば、ビールで有名ですが、ロンドンとちがって一杯飲み屋のようなバーでも、ちゃんとおいしいコーヒーがチョコレート(ときおりビスケット)付きで飲めるのがよいところ!

ダンナがビールを楽しんでいる脇で、私もうまいコーヒーとチョコレートをなんども堪能しました。
特に道路にテーブルを出しているお店が多く、お天気に恵まれたおかげもあって、道を走るトラムを眺めながらコーヒーを飲んだりしていました。

そんな店のひとつで、ふとガラスの中の店内を見ると…

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不眠症の方に、ぜひ見ていただきたい画像です(笑)。あまりに平和そうにお腹が上下しているので、こっちまで眠たくなってしまいました。

公園では満開の八重桜の下で、集まる人々が。

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お花見というわけじゃないでしょうが、すてきな風景でした。

海辺のプチお台場にも日が暮れて、アントワープの休暇が過ぎていきました。

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こんなに気軽な大陸への旅、もっと頻繁に来なくちゃウソだと思いました。次はどこへ行こうかな。

25.4.11

少々刺激が強すぎるフランダースの犬の話。

特別ファン、というわけではありませんが、アントワープといえば、ルーベンス。ルーベンスと言えば、やはり「フランダースの犬」のネロとパトラッシュが最後に訪れた場所、アントワープ大聖堂の絵を見なければ、と行ってきました。

やはり、日本人観光客の方が多いです~。ステンドグラスがキレイでした。

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博物館になっているルーベンスが最後の30年間を暮らした家にも行ってきましたよ。

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こちらには、ルーベンスの自画像などが所蔵されていました。庭もとってもすてきで、のんびり過ごせる場所です。

さて。

ここから先は、ちょっと刺激が強い内容があるので、「フランダースの犬」の世界観を壊してしまう可能性があります。覚悟のある方のみ、どうぞクリックしてくださいませ。

噂には聞いていましたが、今回ちょっとググってみたところでてきた英語の記事から、簡単に抜粋して以下にご紹介します。

「フランダースの犬」について、おそらく私世代の日本人なら皆さんご存じだと思いますが、この作品、舞台となったアントワープではあまり知られていない英国人作家の書いた物語だったのです。

アニメ番組になってからというもの、日本からわんさか観光客がやってきて、大聖堂のルーベンスの絵に向かうのを見て、不思議に思ったのが、アントワープの観光局員だったヤン・コルテールさん。

以降、20年以上にもわたり、原作本を読み込み、日本からの資料を取り寄せ、あれやこれやと独自のリサーチを進め、その道の第一人者となったヤンさん。日本の観光客からの人気も上々で、口コミサイトなどを見ると、「ツーリストオフィスのヤンさんから地図をもらって大聖堂へ行きました」なんてコメントがわんさか出てきます。ヤンさん、本当に評判のよい、いい人だったようです。

ヨシミさんという日本人女性と結婚し、ヨシミさん自身も大聖堂の清掃を担当するなど、地元に根付いた生活をされていたおふたりだったようにお見受けします。

ところが。

2008年、奥様のヨシミさんを刺殺した容疑で、ヤンさんは逮捕。

この記事からわかることだけを記述すると、「ベルジャンデイリーの記事によると、2008年1月23日水曜日、ヤン・コルテール氏は、アントワープの自宅で妻のヨシミさんを殺害した容疑で逮捕された。隣人によると喧嘩している声が聞こえてきたが、とめる時間はなかったという。警察は殺害の方法の詳細については言及していないが、ナイフが使用されたとみられている」とのこと。

おふたりの間になにがあったのかはわからないですが、あまりにショッキングな話です。

なんともはや、後味の悪い「フランダースの犬」こぼれ話でした。

24.4.11

マーケットがいちばん。

出張中は、実はミシュランの星付きレストランでの食事が多く、それはそれで、非常によい経験だったのですが、私自身は、マーケットでいただく素材の味の方が好きだったりします。

というわけで、ラッキーにも週末にアントワープにいた私たちは、巨大なマーケットに遭遇しました~。

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さすが海沿いの町、イギリスではなかなかお目にかかれない魚介類のデリもいろいろ。大陸だけあって、チーズの種類も多く、目移りしまくりです。

まずは、ドライフルーツのストールで、とってもキレイなショウガの砂糖漬けを発見したのでこれを購入。

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この砂糖漬けのショウガ、そのまま食べてもおいしいですが、ダージリンなどの紅茶に入れたり、風邪を引いたときにハチミツと合わせてドリンクにするのにも便利で、ほんっとおすすめです。我が家では、常備食のひとつ。

種のいっぱい入ったパンを作るときに重宝する、ケシの実もたまたま見つけたので買いました(写真なし)。英国のスーパーでは置いていないことが多いんです。

そして、ベイビーオクトパスのマリネ、ニシンの唐揚げ、生牡蠣とその場で食べられるものをごそごそ買って(すぐ食べちゃったので、こちらも写真なし)、ダンナはストールでグラスワインを下戸な私は水を買って、その場でもぐもぐ。うまーーい。

最後にちょっと変わったワサビのチーズを見つけたので、こちらもちょっと買ってみました。

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辛いというよりは、ワサビの風味がふんわりただよう程度。なかなかいい感じです。

アントワープこぼれ話は、もう少し続きます。

23.4.11

アントワープのストリート・ミュージシャン

出張から帰ってきた翌日、アントワープに週末旅行に行ってききました。

ユーロスターの発着するセント・パンクラスは、我が家からわずか30分弱。面倒な荷物の預け入れもなく、チェックインもスムーズ。出発30分前までにチェックイン、というきまりを守っても、うちを出て2時間後(ほんとは3時間後なのですが、時差があるので)には、ブリュッセルです。

ブリュッセルからアントワープまでは、速い電車に乗ればわずか30分。

お天気にも恵まれて、のんびりとアントワープの町歩きを楽しみました。

こちらは街角で演奏する、おそらく音大の学生さんたち。演目はバッハでした

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そして、こちらは……。

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名探偵エルキュール・ポアロをはじめ、ベルギーの男性の口ひげって……すごいです!!
ギターの演奏に合わせて、みんなでフォークソングを歌うグループのようでしたが、皆さんそろって、ひげが見ごとなこと!!!

それと、ベルギーの男性、おしゃれな人が多いみたいに思います。
中年からそれよりももっと年配の男性まで、スカーフとか帽子とか、ちょこっとしたアイテムを上手に取り入れていました。うーん……うちのダンナにはムリなテクニックだなー…。

このあとも、もうちょっと、アントワープ話は続きます。

出張終了~。

久しぶりに、9日間の取材旅行のアテンドをしてきました。
一応、雑誌が発売になってから、その内容をご報告するとして、取材中にひょこっと私の携帯で撮った写真をアップ。

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今回も、よいチームでお仕事をすることができて、本当に幸せな出張となりました。
日本の地震の後の実情などを伺うことができたのも収穫でした。やはり、それなりに温度差があるものですね。

実り多いお仕事でした。感謝。