27.1.12

Selfridges 'BIG BRITISH BANG`

「いつもなにかが起こっている!」がキャッチフレーズのマンモスデパート、セルフリッジズで、今年の春夏のイベントと限定商品のプレス・ビューがあるというので、行ってきました。

長テーブルにパーティーグッズがぎっしり〜☆

セルフリッジズのプレスチームの方々は、本当にいつも有能で、ときどきお仕事でご一緒するときにも、とっても気持ちのよい人たちなのですが、今日も流れるようなすばらしき説明でした(ソフィーちゃん、ありがとう)。

女王陛下の即位60周年、そしてロンドン・オリンピックという二大イベントのある今年、「英国を祝福しよう!」をテーマに、5月から8月にかけて、さまざまなセルフリッジオリジナル商品やイベントを展開していくのがこちらの「BIG BRITISH BANG」。

今回のプレス・ビューでは、数あるオリジナル商品の一部と、また各種イベントの紹介がメインでした。会場に入るとまず、まるで子どものお誕生会のようなながーいテーブルに並んだ、パーティー用商品の数々が(写真上)。こちらもほとんどのものが、セルフリッジズのオリジナル商品とのことでした。ビスケットやチョコレートなど、小さなものから椅子やテーブルまで、すべてが商品。


王室御用達手袋ブランドDENTSによるセルフリッジズ・オリジナル手袋も

5月4日から6月20日までは、女王が愛用しているデザイナー、ブランドのアイテムを特設コンセプトショップ「クイーンズ・ショップ」にて販売。王室御用達手袋ブランド「Dents」によるエキシビションもあります。

なかをのぞいてみたい〜。1951年のVogue誌

これは絶対に行かなくちゃと思ったのは、5月4日から6月10日まで開催されるファッションエキシビション「Britannica」。こちらでは、コンテンポラリー・ファッションの転機となったといわれる、60年前の英国のファッションが展示されます。

即位60周年記念クッションもいろいろ。かわいいものもいっぱいです。

6月21日からは、即位60周年から、オリンピックに軸足を移し、これまたさまざまなおもしろアイテムが登場する予定のようです。なかでも、セルフリッジズが「オリンピックのロンドンを生き残れ!」のキーワードだけをデザイナーに投げて制作依頼したという、サバイバルバッグ各種が興味深いのです。


例えば、こちらはアニヤ・ハインドマーチのサバイバルバッグ。一見フツーのトートバッグに見えますが…。

こーんなふうな解説書がついていて、バックパックになるという…
その実、頭にかけて、腕にかけて、くるりと背中にしょえば、バッグパックだったり、はたまた中身には、歩きやすいスニーカー、小さくたためるフォイル・ブランケットやリストバンドなどなど、サバイバルグッズ満載。ほかにも、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ポール・スミス、マルベリーなど合計10名のデザイナーのおもしろバッグが限定販売されます。

また屋上スペースでは、ティールームやゴルフゲームも。こちらは5月31日から9月2日までのみのオープンとなるそうです。

エキシビションを見たり、お茶をしたり、という時間がないツーリストの方でも、この時期、おみやげになりそうなオリジナルアイテムがたくさん出回るので、ちょっと足を運んでみると、ほかでは買えないイギリスらしいおみやげが手に入りそうな予感です。

このカード、欲しい、と、じっと見てしまいました…。


こちらのカバー付きAtoZ、すごくすてきで、私も欲しいです…。

一連の「Big British Bang」は、5月4日から8月いっぱいまで。またひとつひとつのイベントについては、追って、時期がきたらご紹介しますね。

Selfridges & Co
400 Oxford Street, London W1A 1AB

24.1.12

こんなことが!

クイズです。これなぁんだ?


わかりますかねえ?

ではこちらはどうでしょう?


今朝洗い物をしていて、このグラスの内側をスポンジでごしごしこすっていたら、すぽーんと底が抜けたのです。

底が抜けるって、よく聞く表現ではありますが、身近でなにかの「底が抜けた」ことって、皆さんあるでしょうか。

私はたぶん、初めての経験。人間生きていると、いくつになっても「初めて」があるものなのですね。

すぐ捨てちゃおうと思ったのですが、けっこうおもしろい写真が撮れそうな気がしてきました。


でも、こんな底の抜けたグラスを持って、街をうろうろしていたら、怪しいですかね。
うーん。でももうちょっととっておこうかな…。

このグラス、実は私がロンドンに来た1995年から使っているものなので、過去16年にわたり、私と生活を共にしてきたものです。ちょっとしたセンチメンタル・バリュー。

とりあえず、普通に棚に戻しておいて、夫がこれで水を飲もうとして叫ぶところを見届けた方がいいような気もしてきました…。

22.1.12

2012年もよろしくお願いいたします。



年末年始、日本に里帰りしていました。
久しぶりの友人たちと集まったり、はじめて義妹の実家にお邪魔したり、出会いと再会に満ちた旅でした。

人のあたたかさに触れる機会がたくさんあり、改めて、自分は「生きている」のではなく、周りの人々と、それからさまざまな幸運な偶然のおかげで、「生かされている」んだなって、実感しました。

奢るべからず。

2012年、感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつの時を大切にしながら、過ごしていけますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


では、またまたパラパラまんが風に、今回の旅の写真をば…。よろしかったらおつきあいください。