...and Nice and Lovely Tiny Things.
ロンドンでの生活、取材裏話、日々思うこと、小さな発見などなど、KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)の代表KYOが綴ります。目指すは「役には立たんが、ちょっとおもしろい」ブログです。
24.9.09
本日の「失敗転じて、なんとか食べられるパン」
突然ですが、うちのオーブンの調子が非常に悪いのです。
で、オーブンとホームベーカリーくんは、なんの関係もないように思えますが、それが実は大アリだったりするのです。
いま、ギプス生活なもので、日常生活に多大なる支障をきたしており、うちのダンナがものすごく、かいがいしくがんばってくれているのです。
「刺身が食べたい」といえば、日系魚屋さんに走り、「ケーキが食べたい」といえば、近所のベーカリーに走り、「ビスケットが!」、「中華が!」と、なにげに、いつもよりもいい生活。
しかし、おとめ座A型の悪癖といいますか、ささいなところにこだわる私と、たいていのことはどうでもよい、おおらかなおうし座O型(たぶん、O型。おおらかすぎて自分の血液型すら把握していない)ダンナの溝というのは、こういうときに明らかになっていくものなのです。
たとえば、かいがいしくお茶をいれてくれるダンナ。しかし、水道から汲みたての水を使い、沸騰直前で止めて、しっかりふたをして3分間抽出、という正しい紅茶のいれ方で普段お茶を飲んでいる私にとっては、「ムー」と思うところも。
昨日も、お米をといで、ざるに上げて20分、炊飯器ながら、いつもどおりのご飯を炊いた(ここまでは自分でやった)つもりなのに、出されたご飯が、なんかふっくらではなく、ごろごろしている。炊き立てでちゃんと空気を入れる混ぜ方をしていない、とか。
なんか、違うんだよね~。
昨日はオーブンを使って、できあいのチキン・キエフを用意してくれたダンナ。オーブンの調子が悪いので、使い終わったあとで、電源からバッスリとオフする習慣がついているために、食後にどれどれと、ホームベーカリーの中をのぞいてみると・・・。
電源切れてるし・・・途中で。しかもこれ、初めてじゃないんです。
「あんた、また、やったね(怒)!」
「あっ、またやっちゃった(ほのぼの)!」
んがーと思いつつ、あれこれしてもらっている負い目もあって、怒りを押し込め、どうしたものかと、思案。
もう、スイッチを入れてもどうしようもないし・・・たぶん二次発酵までしっかり終わっているよう・・・。
仕方がないので、取り出して、丸めて焼いてみたら、こんなんできました。
お味のほうは、まあ、おいしくはないけれど食べられる。
「えー、すごくおいしいよー(ほのぼの)」
「・・・。」
ということで、本日のパンでした。
22.9.09
はじめてのおでかけ。
なんなんだ、このへんてこな靴は。
・・・と、お思いの皆様。
ロンドンで最近流行のファッションではございません。
先週の木曜日、道でつまづいたのがきっかけで、思いがけず、42にして、生まれて初めての救急病院、そしてギプス&松葉杖生活を送っているのです、私。
今日はどうしてもはずせないミーティングがあり、クライアントさんにお願いして、場所をオフィスではなく、タクシーでアクセスのしやすい大通り沿いの1階のカフェに変更してもらい、はじめての松葉杖でのおでかけとなりました。
ふだん、二本の足で歩いているときには気づかないことですが、世の中、階段が多すぎます。
今月末にパスポートが切れてしまうので、ミーティングのあと、同僚のデザイナーさんにおつきあいいただき、領事館に行ってパスポートの延長の手続きをしたのですが、ここにも大理石の階段。
足のほうは、レントゲンでも骨折は認められず、おそらくじん帯を痛めただけで、痛み止めもきいているので、ギプスで固定してもらっている以上、実は歩けるんじゃないかというイキオイなのですが、ギプスというのは、靴じゃないのでそれで歩いちゃいかんのだそうです(知らなかった!)。
外に出て、うっかりして、ちょっとでも地面に触れて汚れてしまうのはたえられない(それでベッドに入らなければいけないのですからね!)と思い、急遽、ギプスに手ぬぐいをまいてのお出かけとなったわけです。ハー。
いまどきの杖というのは、丸い輪がついていて、そこに腕をつっこんで、ハンドルを手で握って使うため、全体重が手にかかることになり、いまは足よりも手が痛いです・・・。
これからの数日間は病院に行く以外は家仕事なので、ほっ。
なにごとも自分で体験してみないとわからないことが世の中にはいっぱいですね。
皆さまも身体にはご自愛ください。
15.9.09
本日のケーキ
今日、仕事をしていたら、どうしても、どうしても、どーーーしても、ケーキが食べたくなった。
だけど、買いにいくのは億劫・・・うーん~どうしよう・・・
と思って、つくりました。
キャロット・ケーキ
といっても、つくったのは、相変わらずホームベーカリーくんです。
マズくはないんですけど・・・ホームベーカリーくん、ケーキを作るのはあまり得意じゃないのかも・・・手で作るほうが、断然おいしいです。
手間は惜しむべからず・・・って買いに行けばよかったのかな。
だけど、買いにいくのは億劫・・・うーん~どうしよう・・・
と思って、つくりました。
キャロット・ケーキ
といっても、つくったのは、相変わらずホームベーカリーくんです。
マズくはないんですけど・・・ホームベーカリーくん、ケーキを作るのはあまり得意じゃないのかも・・・手で作るほうが、断然おいしいです。
手間は惜しむべからず・・・って買いに行けばよかったのかな。
12.9.09
今週末のパン
今年に入ってから、だいたい週末ごとにパンを焼いています。
といっても、焼いているのは私じゃなく、ホームベーカリーくんです。
レーズンパン、チーズパン、トマトパンなど、いろいろ手を変え品を変え・・・なのですが、このぶんでいくと、いままでどんなパンを作ったことがあるのか、忘れてしまいそうなので、自分記録用に残していくことにしました。
ということで、今週末のパン。
刻んだオリーブを混ぜ込んだオリーブパンです。
といっても、焼いているのは私じゃなく、ホームベーカリーくんです。
レーズンパン、チーズパン、トマトパンなど、いろいろ手を変え品を変え・・・なのですが、このぶんでいくと、いままでどんなパンを作ったことがあるのか、忘れてしまいそうなので、自分記録用に残していくことにしました。
ということで、今週末のパン。
刻んだオリーブを混ぜ込んだオリーブパンです。
9.9.09
運がよいと言われても、やっぱり嬉しくないもの。
昨日、朝起きて水道の蛇口をひねると、水が出ない。
断水のお知らせもないのに、おかしいなぁと思いつつ、
そのまま様子を見ようとほっておいたら、どこからともなく水の音。
水道をひねったら、水が出る! よしっ。
と思って、しばらくしてお茶を入れようとしたら、また水が出ない。
どういうこっちゃと、とりあえず、ダンナに電話して、
水道がなぜか不安定なので、両手で持てる限り、
ミネラルウォーターを買ってくるよう指示を出し、
ふぅ、と思っていたら、しばらくして下の駐車場から、
ダンナが電話してきて、「カーテンを開けて外を見よ」と。
んんん? どひーっ。
(クリックして拡大↓)
水、噴き出してるー!!!
こりゃ、水、出ないはずです。
ものの1分くらいの間にどこからともなく、水道会社の車が来て、
へんな長い棒みたいなハンドルを差して、ぐるぐると回すこと、
わずか10秒ほど・・・。
あっけなく噴出は解消し、水道から水が出るように。
朝から噴いていたのかと思うと、恐ろしいことです。
そして、今度は今日の話。
今日、ロンドンは、再び夏日の暑さでした。
クライアントのオフィスで、新しいプロジェクトの
ミーティングがあり、その前にデザイナーさんとふたりで、
ご飯を食べて、軽く打ち合わせをしておこうということに。
あんまりお天気がいいので、
クライアントのオフィスの近くにある広場で、
ファイルなどを広げて、打ち合わせをしていたら、
私が開いたファイルの上に、上からポトリと・・・。
鳥のフンが・・・。
ギャーなどと言いながら、急いでティッシュで拭きとり、
「よかった、ビニール加工してあって」
などと強がり(?)を言いつつ、クライアントのオフィスへ。
ミーティングのテーブルで、左隣に座ったデザイナーさんが、
「ギャー、肩にもついてますぅー!」
そうなんです。
白いシャツの肩に鳥のうんこをつけて、
エラそうに企画の説明とかしようとしていたんです。
私・・・カッコわるすぎ~(汗)。
クライアントさんが、濡れティッシュで拭いてきたら?
と言うので、デザイナーさんが手伝ってくれて、
なんとか、よくわからないくらいまでに、拭きとって、
再びミーティングへ・・・。
クライアントの担当さんたちは、
「それは運がいいっていうことよ~」
「そうそう、ラッキーサインって言われてる!」
などと、皆、やさしく、口々に慰めてくれたなか、
夜、ダンナに会って、
「やー、今日、鳥にうんこかけられちゃってさー、二度も」
と告白するや否や、
「ヤッキー(訳:汚ねー)」とひと言。
やっぱり身内は容赦ないというか、逆に、
みんな実はそう思ってたんだよね・・・
でもやさしく慰めてくれたのよね・・・と思い、
やっぱり、いくら運がよかろうが、
嬉しくない出来事として、胸に刻まれました。
教訓: お天気のよい日の公園は頭上に注意。
断水のお知らせもないのに、おかしいなぁと思いつつ、
そのまま様子を見ようとほっておいたら、どこからともなく水の音。
水道をひねったら、水が出る! よしっ。
と思って、しばらくしてお茶を入れようとしたら、また水が出ない。
どういうこっちゃと、とりあえず、ダンナに電話して、
水道がなぜか不安定なので、両手で持てる限り、
ミネラルウォーターを買ってくるよう指示を出し、
ふぅ、と思っていたら、しばらくして下の駐車場から、
ダンナが電話してきて、「カーテンを開けて外を見よ」と。
んんん? どひーっ。
(クリックして拡大↓)
水、噴き出してるー!!!
こりゃ、水、出ないはずです。
ものの1分くらいの間にどこからともなく、水道会社の車が来て、
へんな長い棒みたいなハンドルを差して、ぐるぐると回すこと、
わずか10秒ほど・・・。
あっけなく噴出は解消し、水道から水が出るように。
朝から噴いていたのかと思うと、恐ろしいことです。
そして、今度は今日の話。
今日、ロンドンは、再び夏日の暑さでした。
クライアントのオフィスで、新しいプロジェクトの
ミーティングがあり、その前にデザイナーさんとふたりで、
ご飯を食べて、軽く打ち合わせをしておこうということに。
あんまりお天気がいいので、
クライアントのオフィスの近くにある広場で、
ファイルなどを広げて、打ち合わせをしていたら、
私が開いたファイルの上に、上からポトリと・・・。
鳥のフンが・・・。
ギャーなどと言いながら、急いでティッシュで拭きとり、
「よかった、ビニール加工してあって」
などと強がり(?)を言いつつ、クライアントのオフィスへ。
ミーティングのテーブルで、左隣に座ったデザイナーさんが、
「ギャー、肩にもついてますぅー!」
そうなんです。
白いシャツの肩に鳥のうんこをつけて、
エラそうに企画の説明とかしようとしていたんです。
私・・・カッコわるすぎ~(汗)。
クライアントさんが、濡れティッシュで拭いてきたら?
と言うので、デザイナーさんが手伝ってくれて、
なんとか、よくわからないくらいまでに、拭きとって、
再びミーティングへ・・・。
クライアントの担当さんたちは、
「それは運がいいっていうことよ~」
「そうそう、ラッキーサインって言われてる!」
などと、皆、やさしく、口々に慰めてくれたなか、
夜、ダンナに会って、
「やー、今日、鳥にうんこかけられちゃってさー、二度も」
と告白するや否や、
「ヤッキー(訳:汚ねー)」とひと言。
やっぱり身内は容赦ないというか、逆に、
みんな実はそう思ってたんだよね・・・
でもやさしく慰めてくれたのよね・・・と思い、
やっぱり、いくら運がよかろうが、
嬉しくない出来事として、胸に刻まれました。
教訓: お天気のよい日の公園は頭上に注意。
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