9.3.14

畑の春準備。

冬の間はちょっと休眠状態だった畑の作業もいよいよ再開です。

数ヵ月前から、畑の大家さんが連絡を取ろうとやっきになっていたのが、とある乗馬クラブの関係者。畑の肥やしとなる、馬糞を譲ってもらうためです。

先月ようやく連絡を取りつけて、いよいよ今日、馬糞1トンが畑にやってくる馬糞記念日でした。

朝からゲートの前にビニールシートを敷いて準備。
馬糞を載せたトラクターは、こんなに狭いところでも華麗なるターンを決めました。


私にとっては、初めての馬糞体験。1トンといっても、いったいどのくらいの量なのか、想像もつかなかったのですが、このトラクターが引っ張っている小さめの荷台にいっぱいくらいの量。

うしろの板をはずして、荷台をぐぐぐぐっと上げると、
どさどさどさーっと、シートの上に馬糞の山が。

馬糞は、古ければ古いほど発酵が進んで、肥やしとして最適なものになっていくのだそうです。今回もってきていただいたのは、1年もので、まったく臭くないのにもびっくりしました。

この山を手押し車に載せて、次々エッサホイサと畑に運んでいきます。

手押し車2台を使って、3人で、かわるがわる馬糞を載せて運ぶことを繰り返し、3時間で、畑にすべて移動完了しました。

とりあえず、畑の端っこに山にしておいて、順次必要な部分にならしていきます。

作業が終了する頃には、すでに全身筋肉痛。

でも、ワンズワースの詩にあるように「Learn to Labour and Wait」、畑仕事に関しては、やることだけやって、あとは結果を待つ、という姿勢が重要なんだろうなぁと、これまた改めて思った日でした。

全身馬糞まみれになったし、身体は疲れたけれど、しっかり身体を使った仕事をして、ぐっすり眠る生活というのは、実はとても健全なのでしょうね。

春はもうすぐ。また今年も畑の一年が始まります。






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