今日は、生まれて初めての歌舞伎を観てきました。
蜷川幸雄の演出で、演目はシェイクスピアの『十二夜』、
尾上菊之助、尾上菊五郎などの出演でバービカンで公演中です。
ものすごい人気で、数週間前に気付いた時には、
すでに本当に後ろの後ろの方、日本だったら桟敷と呼ばれる
後ろの端っこの席しか空いてなかったのですが、それでも、
かなり楽しめました。
オリヴィエ姫が織笛姫など、シェイクスピアのオリジナルの
脚本を日本風にかなりもじってあり、ほとんどオリジナルの
作品といってもよかったんじゃないかなあと思います。
途中、若干もたついて眠ってしまった部分もありましたが、
全体的にはとても楽しめました。
特に印象的だったのは、チェンバロを音楽に使っていた点です。
対位法を用いたバロック調の曲のチェンバロ演奏に、
日本の鼓という組み合わせが非常に新鮮でありながら、
以外にもしっくりなじんでいました。
(ひょっとしたらチェンバロではなく、
クラヴィコード、またはヴァージナルなのかも・・・)
東京では6月、大阪では7月に公演があるようです。
ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。
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