突然ですが、うちのオーブンの調子が非常に悪いのです。
で、オーブンとホームベーカリーくんは、なんの関係もないように思えますが、それが実は大アリだったりするのです。
いま、ギプス生活なもので、日常生活に多大なる支障をきたしており、うちのダンナがものすごく、かいがいしくがんばってくれているのです。
「刺身が食べたい」といえば、日系魚屋さんに走り、「ケーキが食べたい」といえば、近所のベーカリーに走り、「ビスケットが!」、「中華が!」と、なにげに、いつもよりもいい生活。
しかし、おとめ座A型の悪癖といいますか、ささいなところにこだわる私と、たいていのことはどうでもよい、おおらかなおうし座O型(たぶん、O型。おおらかすぎて自分の血液型すら把握していない)ダンナの溝というのは、こういうときに明らかになっていくものなのです。
たとえば、かいがいしくお茶をいれてくれるダンナ。しかし、水道から汲みたての水を使い、沸騰直前で止めて、しっかりふたをして3分間抽出、という正しい紅茶のいれ方で普段お茶を飲んでいる私にとっては、「ムー」と思うところも。
昨日も、お米をといで、ざるに上げて20分、炊飯器ながら、いつもどおりのご飯を炊いた(ここまでは自分でやった)つもりなのに、出されたご飯が、なんかふっくらではなく、ごろごろしている。炊き立てでちゃんと空気を入れる混ぜ方をしていない、とか。
なんか、違うんだよね~。
昨日はオーブンを使って、できあいのチキン・キエフを用意してくれたダンナ。オーブンの調子が悪いので、使い終わったあとで、電源からバッスリとオフする習慣がついているために、食後にどれどれと、ホームベーカリーの中をのぞいてみると・・・。
電源切れてるし・・・途中で。しかもこれ、初めてじゃないんです。
「あんた、また、やったね(怒)!」
「あっ、またやっちゃった(ほのぼの)!」
んがーと思いつつ、あれこれしてもらっている負い目もあって、怒りを押し込め、どうしたものかと、思案。
もう、スイッチを入れてもどうしようもないし・・・たぶん二次発酵までしっかり終わっているよう・・・。
仕方がないので、取り出して、丸めて焼いてみたら、こんなんできました。
お味のほうは、まあ、おいしくはないけれど食べられる。
「えー、すごくおいしいよー(ほのぼの)」
「・・・。」
ということで、本日のパンでした。