初日こそ、快晴だったものの、翌日からの予報は雨。ところが、なんかの拍子にちょっと晴れ間も見えてきたので、電車で国境を越えて、デンマークの首都、コペンハーゲンに行ってきました。わずか数時間のコペンハーゲンは、まぁちゃんに教えていただいた見どころをすべて回ることもできず、ただざーっと雨の切れ目に移動しての駆け足観光。
ウォーターフロントの「ニューハウン」。新しい港、という意味だそうです。 |
そんなわけで、コペンハーゲンについてなにかを語れるほどのことはなにもない、ただの観光客だったのですが、心に残った場所をひとつだけ。アメリエンボー宮殿のそばにある、丸いドーム型の屋根のついたフレデリクス教会です。この教会、なかもすてきなんですが、一見、私にとってはどこといってとらえどころのない…でも屋根のついている場所というだけでありがたい…と思ったのは、雨がしとしと降っている間だけで、お日さまが雲から顔を出すと、壁にぼぉーっと浮かび上がるものが。
青い十字架が浮かび上がります。 |
このステンドグラスが実にクレバーにつくられていて、窓から差し込む光で、壁に十字架を描き出すのです。この日は雲がいっぱいで、太陽が出たり隠れたりだったので、思わず、長いこと椅子に座って、光のイルージョンを楽しませてもらいました。
入り口付近の窓もすてきでした。 |
そんなわけで、コペンハーゲンについては、まぁちゃんのブログ「まぁちゃんとの秘め事」でお楽しみください。コペンハーゲンの記事にたどりつくまでに、ちょっと時間がかかるかもしれませんが、寄り道も旅の醍醐味。すてきな写真と楽しい文章に溢れた大好きなブログです。ゆっくりひとつひとつ読まれることをおすすめします。
さて、コペンハーゲン在住の日本人の方にこんなことを聞きました。
「デンマークの1クローネ・コインは、『幸せを呼ぶコイン』ということで、日本のオンラインショップでも売られているのよ」と。
確かにとってもかわいいデザインです。 |
うちに帰ってきてから、オンラインショップで検索したら、なんと、本当に1クローネ(日本円で14円くらい?)が300円ほどで売られています。1円玉くらいの大きさですが、真ん中に穴があいていて、ハートのモチーフとマルグレーテ2世女王自らがデザインされたというモノグラムが。外務省のウェブサイトを見ると「フレデリック皇太子とメアリー嬢の御結婚に際してデザインされた、FふたつとMを組み合わせ、その上部に王冠をあしらったモノグラム」とあるので、きっとFも隠されているのだと思いますが、私には「M」と「II」しかわかりませんでした。「M」の縦のストロークを「F」に見立てているのかもしれません。
これ前述のように「日本では」、幸せを呼ぶコイン、ということになっているらしいのですが、実際デンマーク人の間では、どうなんだろう〜と思って、知人のなかで唯一のデンマーク人女性に聞いてみました。
そうしたら。
「えー、そんなこと聞いたことないわよー。But why don't we just decide it is so(でも、そういうことにしてもいいんじゃない?) 笑」
……だそうです。確かにそういうことにしておいても、まぁいいですかね。かわいいし。
とても魅力的な記事でした!!
返信削除また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
コメントを残してくださって、どうもありがとうございます! とても嬉しいです。
削除ぜひぜひ、またお立ち寄りください♡