15.6.11

トールキンの森を走る。

義理の妹が住んでいる関係で、年に3、4回はバーミンガムに行きます。

ちょっと前の話になりますが、前回、バーミンガムに帰ったときに「指輪物語」を書いたトールキンの住んだ家に近い「セイホーミル」のまわりを、朝走ってみました。

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トールキンという人は、かなり数奇な運命をたどった人で、お父さんのお仕事の都合で外国で生まれ、お父さんが亡くなったため、トールキン少年はお母さんと一緒に帰ってきて、バーミンガムの母方の実家に住むことになったわけです。

家のちかくにあったセイホーミルとこの森に通い、トールキン少年はホビットの世界観をふくらませていったのだと言われています。

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やがて母親にも先立たれ、孤児となったトールキン少年は教会の運営する孤児院に入り、そこで出会った別の孤児の少女がやがて、彼の伴侶となったのです。

ところで、この森の途中の広場で、カササギ(Magpie)のグループに出会いました。

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白と黒の燕尾服を着たような鳥、カササギには言い伝えがあり……

One for sorrow
Two for joy
Three for a girl
Four for a boy
Five for silver
Six for gold
Seven for a secret, never to be told

ということで、1羽だけしかいないときには、イギリス人は急いでもう1羽どこかにいないか探したり(1羽だと「悲しみ」を意味することになるので)。

ところで、これ何羽いるんでしょうね。ここに写りきらなかったのもいたので、6羽(ゴールド)くらいかしら。ふふふ。

実は今回、これを確認するためにウィキペディアで調べてみたら、どうも続きがあるみたいです。

Eight for a wish
Nine for a kiss
Ten for a bird you must not miss

うーん、いいですねえ。
トールキンの森で拾ったゴールドでした。


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