今日は、打ち合わせのついでに、ちょっとお買い物してきました。その戦利品がこれです。
週末に、初心者向けのドレスメイキング1日コースに参加することにしたので、オックスフォード・ストリートのデパート「John Lewis」に行って、裁ちバサミとチャコペンを買ってきたのです。
実は今回、裁ちバサミを買うにあたり、どこでどんなハサミを買うのがいいのかなぁ〜などと、いろいろ考えてしまいました。
私はふだん、ネット通販をよく利用するので、今回もamazonで買えばいいかなーと安易に考えていたのですが、裁ちバサミって本当にピンキリで、本格的なものを買おうとするととっても高いし、かといって、今後もお裁縫を続けるかどうかまだわからない身で、あまり高価なものは買えないし、でも安物買いをしてこの先買い直すことになるのもイヤ…という、とてもモヤモヤした気持ちで、とりあえず、実物を見て決めよう、と、John Lewisに向かったのです。
ここから先は、「なーんだ、いままで知らなかったのぉ?」という声も聞こえてきそうなんですが…。
私のiPhone、amazon(UK版)のアプリが入っています。
無料アプリだったので、なにも考えずに入れただけで、いままで、iPhoneから買い物をしたことは、一度もありません。
で、商品をいろいろ見ているうちに、ふと、amazonだったらいくらなんだろう〜と思って、このアプリを開いたんです。そうしたら…。
検索画面にバーコードをスキャン、という項目があり…
その場で、スキャンすると…
その場で、同じ裁ちバサミがいくらだかわかってしまうんです。
一方、John Lewisでは、この商品に値札すらついていなかった!
(イギリスではよくあることなんですが…トホホ)
レジに行って、値段を聞いたところ、このハサミ22ポンドでした。amazonと5ポンド近く違うのです。
これがこの週末に必要じゃなかったら、私もこの場でamazonにオーダーしてしまっていたところだと思うのですが、とりあえず、数日後に必要だったので、 22ポンド払ってJohn Lewisを後にしました…。
でも…。こんなに簡単に価格が比較できて、デパートで下見してその場で携帯からネット通販できてしまうのだったら、しかもこんなに値段が違うのだったら、これからのデパートは、どんどんショールーム化してしまって、消費者はモノを見るためにデパートに行き、そこでお金を使うことをしなくなってしまうのではないか、と、ちょっと危惧しました。
まったく余計なお世話ではありますが、これからのデパートは、まず飲食に力を入れて、そして、ちょっとほかでは売っていないエクスクルーシブで魅力的なものをどんどん取り入れていかないと、ますます厳しくなってしまいそうですね…。
ちなみに、このバーコード検索機能は、もしかしたら、amazonアプリのUK版のみかもしれません。ちょっと調べたところ、日本版には、写真を撮って似たような商品を検索、という機能はついているようでしたが、バーコード検索は見当たりませんでした。
いつの日か、デパートに「バーコードの読み取り、ご遠慮願います」なーんて貼り紙がなされる日がくるかもしれませんね。
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