今年の春にパリに行ったときに、地下鉄のカードをタッチして使えるレンタサイクルが数多くの場所にあり、「わー、パリは進んでるなー」と思ったものです。
しかし、ロンドンの道路、サイクリングできるようには整備されてないと思うのですが……。
始めちゃいましたよ、地下鉄やバスを運営するロンドン・トランスポートの管轄で、公共のレンタサイクルです。ロンドン中心部に設置された400カ所のドックから借りて、どこのドックにでも返却OKというシステム。
今日からサービス開始ということで、朝からニュースはこの話題でもちきり。
列をなして、自転車に乗りたい人たちもテレビに映ってました(もしかしたらテレビに映りたい人だったのかもしれないですが)。
昨日、プロムスに行ったときにロイヤル・アルバート・ホールの脇にもさっそく設置されていたので、ふむふむ、と料金表を見ると
ふぉー、「ちょっとアンタ、30分まで無料だってよォー!」とこめかみにパッチをつけたオババのごとく、ダンナを呼びよせて「FREE」と書かれた部分を指差すと、相方は冷静に、まったく別の場所を指差し、「だけど、ほら……」
ガーーン! なんというトリック!!
で、家に帰ってからちょっと調べてみたところ、オンラインでクレジットカードを登録してキーをもらっていつでも使えて、使った分だけ課金されるメンバー制と、1回ごとにその場のマシンで支払うカジュアル・ユーズの二種類があるようなのですが、いまのところはメンバーのみ。
イギリスに居住権を持つ住民しかメンバーにはなれないので、旅行者がふらりと使うことは、まだできません。
で、メンバーの場合は、自転車をなくしたりしない限りは、この遅延料金が発生するはずもなく、これらは基本的にカジュアル・ユーズの人に向けたメッセージと思われます……。
それにしても、これ、お仕事でロンドン市内を車で走らなければいけない人にとっては、迷惑千番となること間違いなく、また、サイクリングロードが整ってなくて、車と一緒に車道を走らなければならないロンドンのことなので、大丈夫なのかなぁ~という気がします。
とはいえ、私も一度は試してみなければ。
またご報告しますね。
このシステムって、場所によって善し悪しがはっきりすると思いませんか?
返信削除正直言って、もしマンハッタンでこれが普及したとしても、あんまり利用したくないなあ……なんて思っちゃいます。なんせあの運転マナーですから……大阪に輪をかけたような傍若無人っぷり……そこにまた輪をかけたような凄まじい運転をするタクシーの運ちゃん達……まだまだ命が惜しい、そして痛い目に遭いたく無いわたしでございます。轢き逃げされたり当て逃げされたりして、あの鉄のカタマリとぶつかるとどんだけ痛いか、身にしみてるわたしなので。ほんま、この世のもんとは思えないほど痛いよ!
ロンドンの交通事情はどうなの?一応、マンハッタンは自転車道がいきなり作られたので、もしかしたらまだマシなのかしらん?
ふーむ、どこのドックにも返却OKってシステムには惹かれますが・・メンバー料金が結構お高いですよね!?
返信削除まずはカジュアル・ユーズが開放されてからお試しですね~
まうみさん~、こんばんはーー。
返信削除そうですかマンハッタンのドライビングマナーはそうなんですね!
ロンドンはですね~、私は自分が運転しないので、実はあんまりよくわからないんですけど、大阪から来た友だちは、
とってもマナーがよくて運転しやすいって言ってました。でも逆のことも聞きますよー。
ただ、ひとつ感心するのは、クラクションを鳴らさないんですよ、みんな。でね、うちの近所のけっこう大きい交差点の信号機がよく故障してワークしてないんですけど、だーれもクラクションを鳴らすこともなく、じゅんぐりに譲り合いながら、事故もなく穏やかに行き来しているのを見ると、すごいなーと思うんですよね。
ただサイクリングロードはないんですよね、あんまり。これで一気に整備してくれるといいのですけれども~。
どうもね、システムを見る限り、それこそ、500メートルとか1キロとか、短距離をちょこっと借りてっていうのが狙いみたいなんです。ほんと、そのくらいの範囲にドックがあるのですよ。
ぜひ、一度は試してみてご報告します。
あわわ、KGさん、ごめんなさい。私の書き方が悪かったですね。
返信削除この表、ドックのところにあるスタンドにあった料金表なので、カジュアルユーズの料金表です。でも料金自体はメンバーもかわらないですよ。
要は500メートルとか1キロとかの短い距離をこまめにつかってね、っていう意図みたいです。それで、30分までは無料なんですよね~。
試してみてご報告しますね!