...and Nice and Lovely Tiny Things.
ロンドンでの生活、取材裏話、日々思うこと、小さな発見などなど、KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)の代表KYOが綴ります。目指すは「役には立たんが、ちょっとおもしろい」ブログです。
3.7.10
オグリキャップの訃報……。
ニュースを聞いて、自然と涙が出ました。
動物の死の知らせを聞いて、泣いたのは初めてのことです。自分でもビックリです。
80年代の終りから90年代の頭にかけての約10年間、かなりたくさんの競馬場に通いました。
うちから近かったこともあって、一番通ったのは府中。特に土曜日の午後、洗濯とか掃除とかやることをやって、ふぅと一息つく午後、ふらりとひとりで行くのが好きでした。
一番最初に馬券を買ったのは、レジェントテイオーという馬。当時すでにかなり高齢だったのを覚えています。
オグリキャップは、南井騎手とのコンビが好きでした。
オグリキャップの魅力というと、やっぱりそれまで比較的注目度の低かった芦毛の地方出身の馬が、これだけの走りを見せたこと、そして個人的には、逃げ馬よりも差し馬が好きだったので、オグリのレースは本当に私の心をつかんだんですよね……。
上にご紹介した有馬記念ももちろん、中山に行って、結果的には連勝も単勝もとったんですけど、単勝馬券はその後10年くらい、ロンドンで財布を盗まれるまで、お守りとして、いつも持っていました。まさにJRAの思うつぼですね……。
引退後に一度、北海道を訪れたときに牧場に会いに行ったりもしました。
なんとなく私の競馬時代の終り、という気もします。
もう、馬券を買うことはないかなぁ……。
でもグランナショナルだけは買うかなぁ……。
Labels:
社長の日常
登録:
コメントの投稿 (Atom)
オグリはKYOさんの競馬時代を代表する馬だったのですね。
返信削除骨折をして・・という死に方がかわいそうです。
私は詳しくないのでオグリと言えば武豊騎手を連想しますが、南井騎手のレースが見てみたくなりました。
イギリスの競馬は映画でご婦人が帽子をかぶって観戦するシーンをよく見ます。
歴史があるんだろうな~
KYOちゃんに競馬通い時代があった……というのがまず、わたしにはへぇ~~~なのでした。ははは!おもしろいねえ、人生はほんとにひとそれぞれに違っていて、思い出もみんな、違う所でキラキラと輝いているんだね。
返信削除オグリキャップのこと、名前しか知らなかったわたしは、慌てていろいろと調べてみました。そして最後にKYOちゃんのユーチューブの映像を観たら……泣いてしまいました。
馬は本当に、動物の中でも特に、ひととのつながりを強く感じさせられる生き物なんだなあ……としみじみ思ったりしました。
KGさん、コメントありがとうございます!
返信削除そうなんですよ~。私がちょうど頻繁に競馬場に通っていた時期というのが、オグリキャップ全盛期でして。
25歳と言えば、もと競馬馬としては大往生らしいんですが、やっぱり、こう自分のなかのひとつの時代が終わってしまた、みたいな寂寥感があるわけで……。ちょっと感傷的になってしまいました。
英国の競馬は、アスコットのようにKGさんがおっしゃるような、ちょっとハイソな感じの場所もありますけれども、まさにドサンコ競馬? というような泥くさい場所もあって、いろいろです。
でも、日本の競馬場のほうが、中央競馬も地方競馬もまんべんなく洗練されているような気がします……。来ている人達は、まぁ、いろいろですけれども~、日本(笑)。
まうみさん、こんばんはーー。
返信削除コメントどうもありがとうございます!
しかも調べてくれたんですね~。なかなかドラマじゃないですか、オグリキャップの人生……じゃなくて馬生。
馬は、レースに勝ってうれしいっていう感情があるって聞いたことがあります。どこまで本当かわからないけれども……。なんとなく人間の身勝手さで創造してしまったサラブレットに対する言い訳っぽい説でもありますけれども(笑)、(元)競馬ファンとしては信じたい説だったりするわけです。
まうみさん、一緒に泣いてくれてありがとう~!!