チームごとにテーブルを囲んで。 |
「英国人の紅茶好き」ほど、世の中には知られていないかもしれませんが、英国人は「クイズ好き」です。
多くのパブが、クイズナイトを設けていて、週に一度、そこかしこのパブでクイズ大会が行われています。チームで参加することが多く、たいてい、ひとり1ポンドとか2ポンドとかの参加費を払って、チームで1枚解答用紙をもらって、司会者が読み上げる問題の答えをその用紙に書き込んでいき、最後に回収されて採点され、1位のチームにはドリンクとか、賞品とか、はたまた賞金が贈られます。
というわけで、普通のパブクイズとはちょっと違いますが、英国ジャパン・ソサエティが主催する「日英パブ・クイズ」に参加してきました。
ジャパン・ソサエティはこれまでにも何回かパブクイズを開催していて、日本に関する問題、英国に関する問題を日本語と英語で交互に読み上げられるので、チームは日本語が分かる人と英語が分かる人の混合チームでなければいけません。今回は、鹿児島日英協会の方々が来英中ということで、どうやら、鹿児島に関する問題も多く出題されるもよう……。
鹿児島日英協会の方が、ユーモアたっぷりに英語でご挨拶されました。 |
顔写真がずらーっと50並んだ用紙が配られ、その人の名前を書いていく「写真問題」からはじまり、今回も英語と日本語で交互に問題が読み上げられる日英の一般問題もあり、チーム内で、日本語のわからない人がいたら、みんなが一斉に小声で通訳したり、はたまた、日本語と英語だけでなく「とんち」を要する問題も。例えば、いくつか並んだ写真や絵から探検家の名前をあてる、という問題がこちら↓。
● + 湖の写真 シャツのイラスト
で、答えは「マルコ・ポーロ」といった具合。湖の写真を見て、湖の音読みが「こ」であることがわからないと答えられないので、日本語の知識も必要になるというわけです。
この探検家あて問題のなかから、傑作だったものを皆さまにも一問。
「鐘は、鳥ですか?」
さて、これ、探検家の名前なのですが、おわかりになりますか〜?
(答えは最後に)
向こうに見えるのは「写真問題」の問題用紙。見たことあるのに誰だっけ〜?というのが多いのです。 |
3時間ほどの死闘(大げさですが)の結果、我がチームは、14チーム中6位。はぁー、難しかったけど、おもしろかったです。
企画してくださった皆さま、問題を作ってくださった方々、ありがとうございました。次回も楽しみにしています。
配られた「祭」手ぬぐいを額に奮闘する皆さん。 |
<クイズの答え>
鐘は、鳥ですか?
↓
Is a bell a bird?
↓
イザベラ・バード(イギリスの女性旅行家。ウィキペディアはこちらからどうぞ)
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