いま、お仕事で子ども向けのお料理シリーズの企画に携わっています。
そこで、それこそ、お米のとぎ方とか、卵の割り方とか、だしの取り方など、他の雑誌や本でどのように紹介されているのかをリサーチし、自分もその通りにやってみたりしています。
ところで、私の母は、私が知っている限り、ずーっとだしの素を使っていました。
おそらく母の世代の人たちの多くは、現代のお母さんたちと違って、「こんな便利なモノができた!」という喜びとともに、粉末だしを使ってきたんじゃないかと思うのですが、その功罪か、私自身もだしの元に頼りっきりの十何年。
先日も、私のつくった鮭の南蛮漬けを食べた、お料理好きのイタリア人男性が絶賛してくれて、「なにが入ってるの?」と聞かれたときに、お酢とおしょうゆと唐辛子とお砂糖と、私が答えるのを尊敬のまなざしでフムフムと聞いていたのに、
「あっ、そうそう、あと『だしパウダー』」
と言うなり、尊敬のまなざしがガックリと失望に変わりました。
ふむ、やはりこれではいかん、と思い、以来、だしをちゃんと取る決意をし、お味噌汁をつくるときも、昆布とかつお節のダブル技を使っているのですが、やっぱり味がぜんぜん違う!!
ただ、だしを取ったあとの昆布とかつお節を捨ててしまうのが惜しくて、簡単に佃煮を作ることにしています。
こんな感じ。
お味噌汁のために使った1回分の昆布とかつお節に、お醤油とみりん、少量のお酢で簡単に作ったものですが、七味とシソとゴマをからめると、なかなかイケます。
これなら無駄もないし、お味噌汁もおいしいし、一石二鳥ですね。
今後ともつづけていきたい習慣です。
ええっ!「だしパウダー」ってそんなにガックリなアイテムなんですか~
返信削除少し前にほんだしの工場をテレビで見ましたが、ものすごい鰹の量で、しかも燻製の段階を変えて削ったり、研究を重ねて味を追求していて感心しました。
でも、お料理教室に通っている身なので、お水に昆布とかつお節を浸けて冷蔵でねかせておくだけの簡単出汁を使う日もあります。
佃煮、美味しそう♪
お出汁を取った日のお楽しみですよね。
ところで、ロンドンにも大葉があるんですね!?
KGさん、こんにちはーー!
返信削除このときに話していたイタリア人男性は、本当にプロ並みにお料理をちゃんとする方なんですよ~。ストックは必ず自分でとったモノを冷凍しておいて、それを使うみたいです。
お水に昆布とかつお節を浸けて冷蔵でなkしておくだけの簡単出汁。ものすごーく興味あります。ネットで検索してみます~。
佃煮、おいしいですよ。おすすめですー。シソは、知り合いの日本人の方が家庭菜園で育てているのをいただいたんですよ~。さすがにスーパーとかでは売ってないので……。来年は私も育てようかと。
やはり貴重な大葉だったのですね!
返信削除簡単に買えないと余計に美味しいような気がしますww
そのイタリア人男性はイタリアの北の方(ミラノとか)のご出身でしょうか?
私が見ているイタリア料理の番組(南の方の料理ばかり)でスープのストックは全く登場しませんww
その時に料理する素材から旨みを出すのみです。
だからイタリアンって簡単で良いなと思ってましたよ~
簡単お出汁はこちらに載ってます♪
http://www.mbs.jp/puipui/kitchen/recipe/oota_dashi.html
KGさん~、コメントありがとうございます!!
返信削除そうなんですよーー。宝物の大葉です(笑)。
さすが、KGさん! 彼は北イタリア、ヴェローナの出身ですよ。でも、お料理はイタリア料理だけじゃなくて、なんでも作れる人です。
簡単お出汁の情報、ありがとうございます! いりこがないけど、かつお節と昆布でやってみます。これは常備しておくとよさそうですね~!!
おお、ヴェローナは去年行きましたよ~!
返信削除すごく可愛い素敵な町でした♪
すっかり気に入ってオリーブオイルもヴェローナ産の「サルバーニョ」を使っていますww
簡単お出汁はTVや雑誌でも色んな和食の先生が紹介していて、私の料理教室の先生の冷蔵庫にもありました。
どうも、和食の世界の常識のようです。
KGさん、こちらにもコメントありがとうございます!!
返信削除ヴェローナは、私も彼らの結婚式のために行ったきりなのですが、今度はぜひオペラを観に行きたいです。
とってもかわいい町ですよね。品があって。
簡単お出汁情報、どうもありがとうございます。まずは無印良品で、麦茶入れのような容器を買ってこようかなーと思っています。常備しておくと、ほんと便利そうですよね!
教えてくださって、ありがとうございます!!