21.6.12

トルコのパンとシュミット

もっとも一般的なトルコのパンはこんな感じです。

引き続きトルコ編です。あともう一回くらいでまとまると思いますので、あとちょっとだけおつきあいください。

さて、トルコのパンというと、ロンドンのトルコ料理のお店などで出される、うすーいピタパンとか、ちょっと平べったいギリシャ系のパンを想像される方が多いかもしれませんが、トルコで一番一般的に食べられているのは、外側カリッと中ふんわりな、こんなパンです。

こんなガラスケースに入れて売っているところも多いです。

このパンが実においしいのですが、トルコ以外の国で見たことがありません。なんでなのでしょうか。ロンドンでも食べられたらいいのになーと思うのですが…。 ピタパンやフラットパンもおいしいとは思うのですが、やはりトルコ料理には、このパンが合うと思うんですけども…。

トルコで有名なもうひとつのパンといえば、シュミットです。

これはゴマなしですが、ゴマがかかっているものが多いです。

こんな感じのねじられた輪っか型のパンで、トルコ人はおやつに食べることも多いようです。町を歩いていると、このシュミットを売り歩く人をよく見かけます。

こんな感じで、頭に載せてます。お金を受け取っているところ。

このシュミット売りさん、写真を撮らせてくださいとお願いしたら、さっきまで手で支えていたのに、サービスで手を離してくれたのはいいのですが、かなり重いらしく、「早く早く」とせき立てられ、こちらの準備が追いつかず、あわあわと撮ったら足が切れちゃいました。ゴメンなさい。

お釣りを返すときは、さすがに手で支えてました。

このほかに、こんな車輪のついたシュミット売りの車もあります。

なんだか、自分の意思を持った生き物のようでかわいいです。

お味は、というと、固くない乾パンのような? ちょっと塩気が強くて、ゴマのかかっているものは、ゴマの味のするという(当たり前ですが)。これといって、可もなく不可もなくというふうに私は思うのですが、トルコの人たちは、このシュミット、大好きなようです。

パン屋さんでは、チャイをいただきながら、その場でシュミットを食べられるところも多いので、トルコを訪れた際には、土地の味として一度試してみることをおすすめします。

パン屋のおじさんが青い籠にシュミットを入れて、自転車で配達に出かけたところです。

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