27.6.12

フェティエの海で遊ぶ。


ホテルの窓から見た夜明け。空と海のグラデーションがキレイでした。

さて、トルコの「海辺の町」フェティエに行きました。と言い続けたわりには、海に関する内容が、いままでひとつもなかったので、長々おつきあいいただいた今回のトルコ・シリーズ最終回は、海について。

またちょこちょこ思い出したことがあったら、小ネタはアップしたいと思っていますが、とりあえず、大きなネタとしては、今回が最終回です。

私たちが滞在したホテルは、波止場の近く(ホテル自体も、小さな波止場付きでした)なのですが、ビーチというのは、歩いて行ける範囲になく、最初の2〜3日は、もっぱらプールサイドで、だらだら。でも一念奮起して、ホテルの方に教えていただいたおすすめビーチ、クレリ(Kuleli)に行ってみることにしました。

下に水着を仕込んで、着替えをもって、いざ出発。ドルモシュと呼ばれるミニバスに乗って行きます。

左側のオレンジの小さなバスがドルモシュです。

ピーマンの肉詰め、またはブドウの葉でライスを包んだ、「ドルマ」というトルコ料理をご存知でしょうか。トルコ語でドルマは、「Stuffed(つめこんだもの)」という意味。さて、このミニバスのドルモシュ、やっぱり「詰め込む」というところから、「ドルモシュ」ということみたいです。幸いフェティエでは、詰め込まれたことはありませんが、イスタンブールでは、何度か詰め込まれた経験があります。

さて、こんなのどかな見かけの小さなミニバスですが、ドルモシュの運転手さんの多くが(というか、いままでの経験では100%の確率で)、「ものすごく」運転が荒いです。

ということで、この日も例外ではありませんでした。

海沿いの美しい道を行くので、カメラを片手に構えていたのですが(片手はどこかにつかまらないと、大変なことになるので)、ぐわー、ぎょえーっ、ふぉーっ、という悲鳴の連続(私だけ)。写真を撮るには撮ったので、傾きをあえて直さず、臨場感ある風景をお届けします(光の感じが違うのは、往きと帰りの写真が混在しているからです)。

まがってる。

おちるーっ。

キレイなんだけど、うまく撮れません!!

と、美しい光景に目を奪われつつも、なんだかぐったりと、たどり着いたクレリ。こんなところです。

松林の向こう側が海。

ビーチを利用するには入場料がいりますが、わずか数百円です。

キャンプ場にもなっているようです。

キャンプ場があるせいか、木々の間に「1本の木から100万本のマッチが作れますが、1本のマッチは100万本の木を焼き尽くします」という、気の利いた「火の用心」標語がありました。

そして、どんどん歩いて行くと海。
日射しが強すぎて、iPhoneの画面がまったく見えません。

このビーチ、見事に外国人がいなくて、トルコ人の家族連れがほとんど。下の写真のような、屋根のついたお座敷風休憩場所を借りるのも、ビーチでチェアをふたつ借りるのもほぼ同じ金額だったので(1000円弱)、屋根のついたお座敷にしました。

靴を脱いで上がるのも、日本人的にはうれしいです。

ここで、のんびりと本を読んだり、ときにはシュノーケルをつけて海に入って、お魚を見ながらぷかぷかと泳いだり、また戻ってきて、Kindle(私の持っている何世代か古いKindleは、ここでも無料で3Gでネット通信できました)で遊んだり、だらだらと平和な一日を過ごしました。

そして! 次の日はさらにアクティブに、ボートトリップに行ってきました。フェティエの港から、小さめのボートを選んでゴー!

ボートの下の階はこんな感じです。

上の写真中央奥にあるのが、バーカウンターで、ここで飲み物などを買うことができます。ランチは、乗船料(2000円弱)に含まれていましたが、飲み物は別料金です。

上の階はこんな感じ。

このボートで1日かけて、泳ぐのに適した湾を4つほどめぐります。

お茶を飲みながらのんびり。

こんな感じの水のきれいな水泳スポットへ。

底は岩だらけなので、海用の靴は必須!
シュノーケルで泳いでいると、イカとか、ウニも見えました。

それぞれの自由時間は40分ほど。これって、ちょっと泳ぐには十分な時間です。再びボートに戻って、お茶を飲みながらだらり。

だらりとしているのはこちらばかりで、スタッフの方はシャキシャキ働いています。

操縦席はこんなようす。

置いてあるグッズが、船だなーって感じです(当たり前なんですけど)。

船の舳先のほうにぼーっと座っていたら、小さな島の灯台が見えました。

すごくシンプルで小さいですが、ちゃんと着替える場所もありました。もう海に入らなくてもいいや、と思ったら、乾いた洋服に着替えて、まただらだら。


むりやり干す。

こんな感じで、泳いだり、本を読んだり(船の上でもKindleの3Gは使えました)、お茶を飲んだり、ひたすらだらだらと、よい1日を過ごすことができました。

トルコの地中海沿いのリゾートは、7月8月は灼熱の日々。私のように暑すぎるのが苦手な方は、6月の中旬までか、9月の中旬以降に訪れるのをおすすめします。

長々とおつきあいいただきまして、ありがとうございました。



2 件のコメント:

  1. 素晴らしい旅行記&写真でした。
    トルコ、行ってみたいです。

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    1. aruさん、嬉しいコメントを残していただき、どうもありがとうございました。トルコ、おもしろいところなので、ぜひぜひ。でもaruさんもかなりおもしろいところに行ってらっしゃいますよね? 私もギリシャの方にも行ってみたいです。

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