13.8.12

近代オリンピック発祥の地
マッチ・ウェンロックのお話。その3

とうとう、昨日、ロンドン・オリンピックは、閉会式を迎え、2週間ちょっとの開催期間に幕を下ろされました。

ロンドンでオリンピックが開催される、と発表されたその日から、ずーっと抱えてきた「本当にロンドンがオリンピックを主催できるのか」という不安をよそに、7万人のボランティアの方々を含め、多くの人々の力によって、立派にホストを務めたなぁと思います。この成功に関わったすべての方に、本当に感謝の気持ちと、お疲れさまの言葉を捧げたいです。私にとってもとても思い出深い2012年の夏となりました。

さて、こちらのブログのほうは、もうちょっとだけ、マッチ・ウェンロックのお話を続けたいと思います。

私がマッチ・ウェンロックを訪れたのは、日曜日、月曜日の1泊2日だったのですが、そのときにお世話になったホテルと、ティールームをご紹介します。

まずは、ホテル。こちら、「The Raven」は、近代オリンピックの父、ウィリアム・ペニー・ブルックスとフランスから「ウェンロック・オリンピアン・ゲームズ」の視察に訪れたクーベルタン男爵(詳しくはこちらからCREA Webをどうぞ)が会談を交わした場所でもあります。

The Raven Hotel

もともとは17世紀の宿場だったホテルなので、その歴史は長いのですが、内装はシンプルにしてモダン。レストランはアワードも受賞しているそうです。

町がかわいらしいので、窓のある風景がすてきでした。

デコレーションはシンプル。

こちらで、到着した日のランチ、ディナー、そして翌朝の朝食をいただきましたが、クオリティの高いお料理と、気持ちのいいサービスに感動しました。

メインでオーダーしたフィッシュケーキ。

デザートのメレンゲ。

客室も素朴ながら、清潔でひろびろ。

シンプルな内装です。

バスルームのアメニティもたっぷり。

また、中庭があって、ここでお茶をいただくこともできます。

鉢植えのお花が並ぶ中庭です。

さて、写真ばっかり並んでしまって、心苦しいのですが、お次はマッチ・ウェンロックの町にあるティールーム「Copper Kettle Tearooms」についてです。

前を通りかかって、あまりにかわいらしい外観に心奪われ、ひと休みするなら、ここにしようね、って決めた、その矢先に雨が降ってきたので、そのままドアに直行です。

外観がまたかわいいのです。

中に入ると意外にも奥行きがあって、小さなお部屋を3つ通り過ぎて、一番奥のサンルーム風のテーブルにつきました。お店の名前が「Tearooms」と複数形なのも、納得です。

ここに高齢の方が集まっておしゃべりに花を咲かせていました。

月曜日の朝だったのですが、なにかの会合が行われていたのか、お年寄りが30人(!)くらい集まって、おしゃべりに花を咲かせていました。

外に見える石の壁の色まですてきなんです。

内装がかわいらしくて、しつこいくらいに写真を撮ってしまいました。

窓際に置かれたカップとか。

もう一種類。

また、壁に描かれたカラフルなステンシルも目を引きました。

こんな感じだったり。

こんな感じだったりします。

お茶とケーキをオーダーしましたが、これまた素朴なやさしい味わいで、イギリスの田舎風。

ほっこりできる時間でした。

なかなか雨がやまず、かなり長いことこのティールームにいさせていただきましたが、のんびりと携帯電話をチャージしつつ、飽きることなくまわりをきょろきょろ見回したり、写真を撮ったり、おしゃべりしたりで、快適な時間を過ごすことができました。

雨の日も、こんなふうに過ごせるなら悪くないかな、と思える月曜日の午前中でした。

<データ>
The Raven
Barrow Street, Much Wenlock TF13 6EN
01952 727251
www.ravenhotel.com

Copper Kettle Tearooms
61 High Street, Much Wenlock TF13 6AE
01952 728419

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