ロンドンでオリンピックが開催される、と発表されたその日から、ずーっと抱えてきた「本当にロンドンがオリンピックを主催できるのか」という不安をよそに、7万人のボランティアの方々を含め、多くの人々の力によって、立派にホストを務めたなぁと思います。この成功に関わったすべての方に、本当に感謝の気持ちと、お疲れさまの言葉を捧げたいです。私にとってもとても思い出深い2012年の夏となりました。
さて、こちらのブログのほうは、もうちょっとだけ、マッチ・ウェンロックのお話を続けたいと思います。
私がマッチ・ウェンロックを訪れたのは、日曜日、月曜日の1泊2日だったのですが、そのときにお世話になったホテルと、ティールームをご紹介します。
まずは、ホテル。こちら、「The Raven」は、近代オリンピックの父、ウィリアム・ペニー・ブルックスとフランスから「ウェンロック・オリンピアン・ゲームズ」の視察に訪れたクーベルタン男爵(詳しくはこちらからCREA Webをどうぞ)が会談を交わした場所でもあります。
The Raven Hotel |
もともとは17世紀の宿場だったホテルなので、その歴史は長いのですが、内装はシンプルにしてモダン。レストランはアワードも受賞しているそうです。
町がかわいらしいので、窓のある風景がすてきでした。 |
デコレーションはシンプル。 |
こちらで、到着した日のランチ、ディナー、そして翌朝の朝食をいただきましたが、クオリティの高いお料理と、気持ちのいいサービスに感動しました。
メインでオーダーしたフィッシュケーキ。 |
デザートのメレンゲ。 |
客室も素朴ながら、清潔でひろびろ。
シンプルな内装です。 |
バスルームのアメニティもたっぷり。 |
また、中庭があって、ここでお茶をいただくこともできます。
鉢植えのお花が並ぶ中庭です。 |
さて、写真ばっかり並んでしまって、心苦しいのですが、お次はマッチ・ウェンロックの町にあるティールーム「Copper Kettle Tearooms」についてです。
前を通りかかって、あまりにかわいらしい外観に心奪われ、ひと休みするなら、ここにしようね、って決めた、その矢先に雨が降ってきたので、そのままドアに直行です。
外観がまたかわいいのです。 |
中に入ると意外にも奥行きがあって、小さなお部屋を3つ通り過ぎて、一番奥のサンルーム風のテーブルにつきました。お店の名前が「Tearooms」と複数形なのも、納得です。
ここに高齢の方が集まっておしゃべりに花を咲かせていました。 |
月曜日の朝だったのですが、なにかの会合が行われていたのか、お年寄りが30人(!)くらい集まって、おしゃべりに花を咲かせていました。
外に見える石の壁の色まですてきなんです。 |
内装がかわいらしくて、しつこいくらいに写真を撮ってしまいました。
窓際に置かれたカップとか。 |
もう一種類。 |
また、壁に描かれたカラフルなステンシルも目を引きました。
こんな感じだったり。 |
こんな感じだったりします。 |
お茶とケーキをオーダーしましたが、これまた素朴なやさしい味わいで、イギリスの田舎風。
ほっこりできる時間でした。 |
なかなか雨がやまず、かなり長いことこのティールームにいさせていただきましたが、のんびりと携帯電話をチャージしつつ、飽きることなくまわりをきょろきょろ見回したり、写真を撮ったり、おしゃべりしたりで、快適な時間を過ごすことができました。
雨の日も、こんなふうに過ごせるなら悪くないかな、と思える月曜日の午前中でした。
<データ>
The Raven
Barrow Street, Much Wenlock TF13 6EN
01952 727251
www.ravenhotel.com
Copper Kettle Tearooms
61 High Street, Much Wenlock TF13 6AE
01952 728419
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