テロを企てるムスリム男性のグループの、ドタバタ騒動を描いた映画「Four Lions」を観てきました。
トレーラーを観て、「英国人監督の撮った、ムスリムを皮肉ったコメディ映画」だと思っていたら、とんでもない。げらげら笑いながらも、最後には、すっかり黙って考え込んでしまうような作品でした。
映画のなかには、なにが悪で、なにが善なのか、そういったジャッジメンタルなメッセージはありません。テログループの動向をかなり淡々と、まさにビデオテープで記録するように映しているだけです。それでも、観ていて、ムスリムからも、白人社会からも抗議されそうな要素はあるなぁと思いました。実際のところ、ムスリムからの抗議はもちろん、ロンドンの同時多発テロで亡くなった方の遺族からの抗議もあったそうです。
日本で公開されるかどうか、わかりませんが、もしもチャンスがあったら、観て損はないかと思います。
ふむ~、動画を見ただけでも笑いがありつつ深い作品だと分かりますね。
返信削除日本で公開されたら観に行きます。
最近は大きい映画館ばかり行っているので、ミニシアター系の映画は意識してチェックしておかないと観そびれてしまうんですよね~
KGさん、こんばんはーー。コメントどうもありがとうございます!
返信削除ぜひぜひ、日本でも公開されたらご覧になってみてください。なんだかとても考えさせられてしまう作品でした。
小さな独立系の映画館は、確かにマメにチェックしないと、見逃してしまいますよね!
うちの近所にはロンドンで一番古い独立系の映画館があって、そこで、けっこうおもしろい作品を上映しているんですよね。このFour Lionsもそこに観に行きました。ほかにもこの時期、観たい映画がいくつかあるので、ちょっと映画館通いしたいと思います……。
> 最近は大きい映画館ばかり行っているので、ミニシアター系の映画は意識してチェックしておかないと観そびれてしまうんですよね~