いま、仕事の関係で、数秘術について調べています。
生年月日の数字をバラバラにして、一ケタになるまで足していき、運命数(誕生数)を出す、というアレです。
それでちょっと思い出したことがあります。
昔から、自分のなにが惹きつけるのか(ニオイ?)わかりませんが、いろいろへんな人(失礼!)に声をかけられることが多く、いまから10年以上前のある日、喫茶店でお隣に座った品のよいイタリア人熟年カップルに声をかけられました。その前からこちらをちらちら見ては、イタリア語で話しているので、なにか私の顔に問題でも? と思いつつ振り返ると、
「あなた、春生まれじゃないですか?」
と言う。
ビェー、ハズレー!! とばかりに、
「イイエ!!」
と力強く答えると、次は
「じゃあ、ご両親が春生まれじゃないですか?」
とくる。
「両親ともに5月生まれですが、それがなにか?」
うーん、やっぱり、という顔でうなずき合う二人。
そこから、ちょっとした占いセッションが始まったのですが、この老男性、イタリアのコミュニティカレッジで、数秘術を勉強しているとかで、私の両親の生年月日、そして両親の生年月日をたずねられ、運命数を出し始め、さらにその当時まだ婚約中だったダンナの生年月日からも運命数を出し、
「これはスゴイ!」
と言う。
で、その場であれやこれや説明してもらって、そのときは「ほぇー」と思ったのですが、家に帰ってダンナに説明しようとしたら、具体的な数字の出し方とかなにがどうすごいとか、すっかり忘れてしまって
「へんな人に話しかけられても、ついていくんじゃないよ」
という極めて常識的なアドバイスをもらっただけで終わってしまいました。
そうです、うちのダンナは占いなんて信じない典型的なおうし座です。
それで、この数秘術のことはすっかり忘却の彼方に行ってしまっていたのですが、さっきちょこっと計算の仕方を見ていて、「これかなぁ」と思うことがありました。
私の運命数(誕生数)は、11なので、いままで1と1を足して「2」として、あらゆる占いをみてきたのですが、「11」「22」「33」などゾロ目の数字はマスターナンバーというらしく、特別な意味をもつ神聖な数字として扱われ、霊的な意味合いが強く、スピリチュアルな波動を持つ数字、なのだそうです。
ふーん、と思って、ダンナの運命数を計算してみたら、これまた「11」(おうし座のくせに!!)。
あのとき親の生年月日を聞かれたなぁと思って、ふと計算してみると母が「33」でやはりマスターナンバー。
父は「24」なので、「6」なんですけど、これ、一ケタにした母の数字と一緒です。そういえば、うちの両親と、私とダンナの相性はとても似ているようなことを言っていたのでした。同じ運命数の組み合わせってことですかね。
ちなみにうちの弟も「22」。
いま、一番一緒にお仕事しているデザイナーさんも「33」!!
(ちなみにこのデザイナーさんは、昔の職場に同じ日に転職したことで出会い、年こそ違えど、誕生日も一緒といういわくつき)
と、父以外全員みごとにゾロ目で、ゾロ目率なんと80%以上なわけです。
ここまでみんなゾロ目だと、実は世間の人はほとんどがゾロ目なんじゃないかという気がしてきました。
あなたも、ひょっとしてゾロ目ですか?