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3.3.14

水兵リーベ僕の船、Yes, I have a number

数字も元素記号も年号も、覚えるのは一苦労。
記憶が穴ぼこだらけなのは、いまに始まったことではないのです、私の場合。


先日、夫とご飯を食べながら、最近塩分を控えている彼に「塩分を控えるのも大切だけど、塩分を身体の外に出す働きをする『カリウム』を摂取することも大切なんだって」とにわか知識をひけらかしたら、「へっ? 『カリウム』ってなに?」とすっとぼけた返事。

「えっ、『Kalium』知らないの? 元素記号の『K』だよ。『水兵リーベ僕の船』って知らんのか、君はァー?」と問うと、「んんん? (iphoneで急いで調べる)あ、あぁ、なーんだ、『ポタシウム』のことかぁ」ときたもんです。

「ポタシウム」と呼びながら、元素記号は「K」。ほかにもこういうのはたまにあって、「ナトリウム」も英語では「ソディウム」。なんでも「ソーダ」からきた言葉なのだそうです。「ソディウム」と言いながら元素記号は「Na」。ややこしいったらないです。

ほかにも「マーキュリー」が水銀。水星=マーキュリーでわからなくはないですが、元素記号「Hg」にしてマーキュリー。「日本語ではマーキュリーってなんなの?」と聞かれ、「そのまんまよ、『Hg』そのまんま。『ハイドロ(H)』で『銀(g)』だから水銀」(銀は嘘です、念のため)などと。

「水兵リーベ僕の船」は、同年代の方ならきっと似たような覚え方をされたと思いますが、元素記号表を丸暗記するための語呂合わせです。いま思えば「シップスクラークか」ってなんだよっ、という感じの、まったくもってひどい終わり方のこの語呂合わせ、覚え方の文言を覚えていても、実際紙に正しく書くことができません。

同様に、つづいて円周率の話になり、「いやー、円周率っていったら、3で小数点以下は、『一夜一夜にひとみごろ』だわよ」と自信満々に言い放ったら、夫から、「それは違う」ときっぱりと否定され、ショックを受けながら調べたら、「一夜一夜にひとみごろ」は、「√2」でした。同じく「富士山麓にオウム鳴く」がなんだったのか、忘れてましたが、これは「√5」。

覚え方を覚えていても、それがなにするのかをすっかり忘れてしまっては、意味がないですよね。

英語にはそういう語呂合わせがないのか、と思ってネットで調べてみたら、円周率は「Yes, I have a number」なのだそうです。なんじゃそりゃ、と読み進めると、キーとなるのはそれぞれの単語の文字数。「Yes(3), I(1) have(4) a(1) number(6)」で、3.1416となるらしいです。

といっても、夫(現在50歳)の年代では、そういう覚え方はなかったとのこと。最近はそういうふうに教えるのでしょうか。

それにしても「りかちゃんはさみしいの」って、なんだったかなぁ……。


28.2.14

Domestic Goddess(の見習い)

英語で「Domestic Goddess」という表現があります。直訳すると「家事の女神さま」。

ケーキ作りとか、お裁縫とか、お掃除とか、そういった家事にすぐれた女性、言ってしまえば「主婦の鑑」みたいなところでしょうか。

昨年の12月、今年の1月、2月と、いつになくシリアスにお料理に向き合ったり、クラフト熱が再燃したりしていました。

ビミョーに模様編みが間違っているうえ、私の頭には小さすぎて、
さらにまったく似合わないため、ティーコゼーになってしまった元ぼうし(涙)。

まず、ちょっとハマっているのが、お豆腐作りです。
日本から遊びに来た友だちが持ってきてくれた木枠のキットをつかって、説明書どおりにつくってみたら、はじめてでもかなり上手にできたのに気をよくして、週に一度の頻度で手作りするようになりました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、以下がざっくりとした作り方。
1)大豆を水につける(冬場は18時間くらい)
2)フードプロセッサーで1)をピューレ状にする
3)ピューレ状にした2)をなべに入れて火にかける
4)沸騰したら一度火をとめ、泡がおさまったら弱火に10分ほどかける
5)布袋に4)をあけ、絞る(袋のなかに残る「濾しかす」がおから)
6)絞った豆乳を火にかけ80度にあたためる(表面にできるのが湯葉)
7)ボウルに6)をあけ、にがりをまぜる
8)全体が少し固まってきたら、布を敷いた木枠に7)を入れ、重石をのせて15分
9)水をはったボウルに8)を入れて、そっと木枠と布をとってできあがり

手作りのお豆腐は、お豆腐自体、こってりとあまくておいしいのですが、それと同じくらい嬉しいのが、おからがたっぷりとできること。

おから、自家製つぶあん、タマゴ、きなこ、抹茶、ベーキングパウダーのみで
つくったパウンドケーキ(もどき)。バターなしでおいしくできました。

最初はおから入りハンバーグとか、肉団子くらしか思いつかなかったのですが、おからのケーキやビスケットが意外においしいことを知り、最近ではインターネットでおからスイーツのレシピを検索しては、あれこれと試しています。

もうひとつ、豆つながりで、最近楽しんでいるのが、もやしづくりです。

ちょっと気持ち悪いかも、ですが、大豆のもやし栽培4日目くらいでこんな感じです。

もやしというと、まず思いつくのが大豆ですが、辞書を引くと「穀類などを水に浸し、日光を遮って目を出させたもの」とあります。畑の大家さんに教えていただいた、もやし栽培容器をamazonで購入し、緑豆、レンズ豆、そばの実など、いろいろ試しています。

レンズ豆のもやし。サラダにしたらぴりっとスパイシー。
カレーに入れてもおいしかったです。

栽培キットといっても、非常に簡単なしくみで、細い穴のあいたトレーが3段、穴の空いていないトレーの上に重なっているだけのものです。このトレーにそれぞれ豆を入れて、毎日上からコップ1杯の水をかけるだけ、という単純さ。でも、このキットがなくても、ザルを使えば、簡単に作れるように思いますので、ご興味のある方はぜひお試しを。

小さい豆のほうが発芽も早く、上手にできるような気がします。ネットなどで調べてみると、豆や穀類は発芽すると種子のときにはなかったビタミンなどが生成され、栄養素が増えるらしく、ローフード・ダイエットをされている方々にも人気があるようです。私は特にローフードにこだわっているわけではないので、火を通したり、通さなかったり、いろいろですが、もやしが気軽にたっぷり食べられるのは嬉しいです。

最後に、日本の知人にツイッターで教えていただいて、日本から買ってきた「吉田晒(よしださらし)」。

久々にミシンがけしました。

10メートルたっぷりと巻かれている晒を、40センチくらいずつ、ビリー、ビリーッと裂いては、布巾として使っていたのですが、さすがに裂いたあとがぼろぼろとほつれてきたので、重い腰を上げて、両端をミシンがけしました(というか、最初からしたらよかったんですけど。トホホ)。

さらしは、とにかく乾くのも早く、また前述のお豆腐用の袋や布にも使えるし、また、いつもは使い捨ての出汁袋を使っていましたが、晒で小袋を作って出汁袋にすれば、何度でも使える、とのこと。

まだまだ、「Domestic Goddess」への道は遠いですが、去年より、30センチくらいは近づいたかしら、という感じです。






23.9.13

If I rule the world...

なかなかかわいい花ではありますが。

これ、なんの花だかおわかりになりますでしょうか。花よりも葉っぱに注目されるほうが、わかってしまうかもしれませんね。

これ、春菊の花なのです。バジリコやシソなどもそうですが、ハーブや野菜で葉を食用するものは、花を咲かせると種を残すことにすべての栄養が集中してしまい、葉の味が落ちるので、春菊もきっとそうなのでは、と思い、つぼみを見つけたらすかさず取り除いていたのですが、どうもその目をすり抜けて、みごとに花を咲かせてしまったようです。

さて、最近は畑のお話ばかりで、このブログもなんとなく「畑ブログ」と化していますが、今回はちょっとだけ違うお話です。

といっても導入は、またまた畑のお話なんですけど…すみません(となぜか謝ってみる)。

今年のロンドンは6月までフリースを着ていたくらい寒く、お天気が悪くて、農作物の生長が非常に遅かったのですが、7月に急に盛り返し、私がロンドンに住んで18年、こんな夏は初めて、というくらいの、激しい夏日が続きました。

今日は、キュウリ、インゲン、ズッキーニ、水菜、春菊を収穫しました。

そのため、ここ数週間の収穫は激しいものがあり、本当に小さな私の畑からも、キュウリが毎週1キロ、インゲンが毎週500グラム、春菊はぼうぼう、ズッキーニも毎週2〜3本という状態がすでに数週間続いていて、また、かぼちゃもいままでに13個収穫しました。畑の大家さんも、「今年の収穫は、いつになくすごい」と言っていて、私自身の農作物に加えて、畑の大家さんからのお裾分け、隣近所の畑からのお裾分けで、今日はまた、全部で10キロ近い収穫物を抱えてうちに帰ることに。

ということで、最近の私はこの収穫物を無駄にしないために、保存食の作り方のリサーチに余念がありません。

で、ここからが本日の本題です。

日本のレシピを検索しているぶんには問題ないのですが、英国のレシピで、私がいまだにイラッとくることがひとつ。

21世紀のきょうび、なにが嬉しくて、
いまだにメートル法で表示してくれないのか。

ということです(ふー)。

例えば、リンゴのチャツネを作ろうと思って、見つけたレシピ。

3lbs apples chopped
1 1/2lbs onions chopped
1/2lb sultanas
1pt vinegar
1oz salt ………といった具合。

3lbsっていうのは、3ポンド(1ポンドは、453.59グラム)、1ptっていうのは1パイントのことで、英国のパブでお馴染みのパイントグラス1杯分の0.568リットルのことです。1ozは、えーと……28.3495231 グラムだそうですよ(怒)。オンスに至っては、ozというより、orzという気分です。

しかも、なにが気にくわないかって、「ポンド(pound)」って言いながら、単位を表すアルファベットは「lb(複数形はlbs)」って、なんなんでしょうか。

それで、手っ取り早く、手近にいたうちの夫(英国人)に自国を代表して、納得いく説明をしてもらおうと、「lbs」ってどういうことよ?と絡んでみました。

すると「それはね、『リラ』と同じコトなんだよ。ほら、イタリアの通貨だった『リラ』」。

………。

ハァァ〜ア(怒×2)???

以下、彼の言い分をwikiで仕入れた情報を加えながら、(少しは)わかりやすくまとめてみると……。

「lb」は、もともと古代ローマで使われていた単位「Libra(リブラ)」から来ていて、天秤を表す言葉だそうです(天秤座のことをリブラって言いますものね)。それじゃあ、「ポンド」っつうのは、どこから来たのさ、っていうことなんですが、wikiによると「×× libra pondus(××リブラの重さ)」の「pondus」からきているそうなんです。つまり本来の単位はリブラなのに、「重さ」を表す言葉を使っちゃったってことのようです。もう、分かりづらいったらないですね。

ついでに、通貨のポンドのお話になりますが、昔の銀製のポンド硬貨は、1ポンド(453.59グラム)の重量だったらしいです。ずいぶん重いですが、まぁ、もちろんお金の価値も全然ちがったのでしょうし、よって、ポケットが「ジャラジャラ、ビリッ、ゴロンゴロン」てな惨劇に見舞われることもなかったのでは、と想像しますが……。

ちなみに、うちの夫が言うように、イタリアの旧通貨のリラも語源を同じくしているとのこと。英国ポンドを表す「£」もリブラの「L」からきていて、それゆえにリラと同じ記号なんだそうです。これはちょっと目からウロコでした。

それにしても、この単位をいちいち換算しないとやはり感覚がつかめない私(うちの料理用の量りもグラム表示ですし)。やはりちょっとイラッときます。

先日、知り合いの方のお家でいただいたキュウリのピクルスがすごくおいしかったので、ぜひぜひ、レシピを教えて、とお願いしたら、メールで届いたレシピのはじまりがこれ。

Here is the recipe for pickled cucumbers:
• 4 quarts cucumbers, medium-size, sliced (about 6 pounds)

ク、クオーツってぇぇ?? ああ、もう、please shoot me now.

If I rule the world, I will ban the use of any other units apart from the metric system in recipes.

と声を大にして言いたいです。メートル法ばんざい。



15.8.13

マロウの花




畑になにかハーブがあったらいいなぁ、ハチを呼び寄せてくれて、ハーブティーにもなって、できれば葉っぱも食べられるもの……とハーブの本を読みながら探していて、種を購入したのがマロウでした。

直に種を蒔いて、数週間、忘れた頃に、「あっ、芽がでてきた」と思いきや、あとはぐんぐん育つこと育つこと。気づいたら、周りの野菜や、畑と畑の間の通路にまで覆い被さってしまうほどの勢いに。ちょいちょい刈り取って、花瓶に活けたりしていたのですが、マロウのハーブティーは気管支や喉によいとのことだったので、ちょうど風邪も治りかけというところで、花を摘み取ってドライハーブにでもしてハーブティーにしてみようかと思い立ちました。

なかなかかわいい花なのです。

マロウのハーブティーは、花の色がすぐにお湯に溶け出し、美しいブルーのお茶ができることで知られているそうです。そして、そこにレモンをたらすと、すぐにピンクに色が変わるマジックティーだとか。

本で読んだところによると、花が咲いたら次々摘み取るのがさらに花を増やすコツらしいです。

そんなことを読んでいたら、ドライになるまで待ちきれず、フレッシュで作ってみることにしました。最初はケチケチ3つくらいお湯に入れてみましたが……ぜんぜん色が変わらず。さらに3つ、だめなのでさらに5つ、と入れているうちに、じれったくなって「これでどうだっ」とばかりに全部入れちゃいました。

するとまぁ、うっすらとブルーに。そしてレモンをたらすと、こんな私でもピンクのティーができました。感激。ハチミツを入れたら、今度は黄色く変色してしまったので、ピンクの命は短かったですが…。

横顔もなかなかです。

次に畑に行ったら、花を全部摘み取って来ようと思います。

ところで、畑の大家さんに「これ、マロウがこんなに育ちました」って言ったら、「えっ、これマロウじゃないでしょ?」って。「えっ、マロウですよ、ハーブのマロウ!」「えっ……あ、ああ、マロウね(笑)」……(汗)。

このハーブのマロウはMallow、ウリはMarrowです。何年住んでも「L」と「R」には悩まされている私です。トホホ。

26.5.13

フィオナさんのお花レッスン

以前にフラワーアレンジメントに関する雑誌のお仕事をしていたときに、取材させていただいたフラワーデザイナーのフィオナ・デ=リスさんから、何年かぶりにお電話をいただきました。

フィオナさんのことを最初に取材させていただいたのは、かれこれ10年近く前のことで、当時彼女は私の住んでいる町に小さなお花屋さんを持っていたのでした。その後、華麗なるキャリアチェンジをされて英語教師の資格をとり、留学生に英語を教えるかたわら、やはりお花への情熱を捨てきれず、英語学校のオプショナルの授業として、ちょっと前からお花のレッスンを行っている、とのこと。一度見に来ませんか、と誘っていただいたので、さっそく見に行ってきました。

フィオナさんのお花は、自然の持つ風合いを大切にしたナチュラルでどこかワイルドかつオーガニックなスタイルが特徴です。今回もそんなフィオナ流の花づくりをみせていただけるに違いない、と、いざ、北ロンドン、マズエル・ヒルにある「エクセル英語学校」へ。

まずは、バケツに入った花材を前に花の名前を英語で学んでいきます。

本日の生徒さんは、ひとり。日本人女性の学生さんです。英語留学として、3週間の予定でロンドンにやってきて、最終週にフラワーのコースを1週間オプショナルでとることにしたのだそうです。

それでは、フラワー・アレンジメントができていく様子を時系列で、写真で追っていきましょう。

花瓶に活けるアレンジメントにもかかわらず、フィオナさんの手にはオアシスが…。

フィオナさんの指示にしたがって、プスプスとオアシスにナイフをさしていく生徒さん。

オアシスをナイフで刺すのは、次のステップで水を吸い込ませやすくするため。 水を「吸い上げる」=「Soak up」など、使える英語表現もあわせて学んでいきます。

まずは、花を縁取るコケやシダなどのグリーナリーをテーブルの上に広げてみます。

花を後回しにして、まずは、グリーンを使って、花を飾るためのベースをつくっていきます。

まずは「パープルリーフ」を丸めて、花瓶に沿うように入れていきます。
こうすることで、花瓶の表面にパターンを作ると同時に、
あまり美しくない茎の部分をカバーすることもできるのです。

次に、この花瓶の上部に水をたっぷりとしませたオアシスを入れて、グリーナリーを挿していくためのベースを整えます。

三角形をつくるために、中央を高く、そこから角度をつけて
挿していく方法を説明するフィオナさん。

グリーナリーのベースができあがったら、いよいよ花を活けていきます。葉っぱや花が、地面からどのような方向に生えてきたのか、それをまず見極めることが重要、とフィオナさんは言います。植物は自然のものなので、その流れをいかす、というのが大切なのだそうです。そこで、ひとつひとつのグリーナリーを見て、その植物が成長してきた方向に向かうように活けていきます。

花の大きさのバランスをみつつ、活けていきます。

ここでも、それぞれの花の数は、「Odd Number(奇数)」か、「Even Number(偶数)」か、など、英単語の勉強を交えた質問が飛びます。動きのあるアレンジメントをつくるために、偶数ではなく、奇数の花を使うことが、ひとつのポイントになるそうです。

いよいよ本日の主役であるアジサイが登場。

この日、用意されたお花を全体的に見て、フィオナさんと生徒さんとで話し合って決めた、「本日の主役」となる花がアジサイ。これを最も生かせる場所に配置します。

いよいよ配置を決定。オアシスに挿します。

袋からごろごろと木の枝とコケがでてきます。

フィオナさんのスタイルは、常に自然を意識して、ただ色や形が美しい花を使うだけでなく、ハーブやコケ、木の枝や葉など、自然の素材をふんだんに使うこと。この日も脇に置かれていたビニールの中身が気になっていたら、そこからごろごろと木の枝とコケが出てきました。

枝をポイントとして、正面にとりつけます。

さらに、美しく垂れ下がるコケを、花瓶の縁取りのように挟み込んでいきます。

フィオナさんらしい、美しいコケづかい。

たれさがるコケのテクスチャが美しいです。

最後に、足りない部分を補うように、グリーンや脇役の花を入れて、整えていきます。

最後の仕上げです。

ということで、スタートから約1時間半、ナチュラルなテイストを保ちながらもとっても華やかな、大きなアレンジメントができあがりました。

生徒さんも大満足のできあがりです。

この日のレッスンではこのほかに、さらに小さなアレンジメントをひとつ作成。今回の生徒さんの場合は、午前中の一般英語のコースをとりながら、午後のお花のオプショナルコース1週間3回のレッスンで、フラワーマーケットの見学、ブーケ2つの制作、そしてこの日アレンジメント2種の制作と、盛りだくさんの内容だったそうです。

エクセル英語学校では、このように、英語を学びながら個人のニーズに合わせて、オプショナルのお花のコースも1週間からアレンジ可能なので、短い留学期間でもちょっと違うことも挑戦してみたい、という方には最適かもしれません。

特にフィオナさんのお花のセンスは、私も大好きで、また彼女のレッスンでは、生徒さんの自主性を大切にしながら的確なアドバイスをしてくれるのを拝見して、私までとってもすてきな見学時間をすごさせていただきました。

エクセル英語学校のウェブサイト
http://www.excelenglish.co.uk

5.6.07

英語での会議



社長日記 - livedoor Blog 共通テーマ

今でこそ、普通に英語での会議や
英語でのインタビューをこなしていますが、
5年前の自分は、なかなか思うようにいかず、
いらいらすることも多かったです。

あの頃と今との大きな違いは「厚かましさ」に限ります。
相手が「わからない」という表情をしても、臆すことなく、
わからないなら、もう一度説明する。
でも「わからない」という感じなら、また別の方法で説明する、
「ダメなんだ」と思わないことが大切なのかもしれません。

どっちにしても、自分は外国人なので、英国人と同じように、
英語を操ることは最初からできないのです。
そのスタート地点の違いを受け入れて、厚かましくなることで、
たいていの問題はクリアされるように思います。

それと、英語での会議で、反論する時には、
相手のいわんとしているところを「わかるわー、でも」ではなく、
「違う、わかる、違う」というロジックで説明するほうが、
効率がよいことが多いです。

例えば
「AよりBのほうがいいと思う。なぜかというと××。
Aも、○○な点がいいのはわかるけど、
△△な点においてBが優っていると思う」
という感じです。

これを日本式に「わかるわー、でも××」というふうに
外国人である私が言うと、「わかるわー」だけ耳に入るのか、
かん違いされることが多いのです。
なので、核心はかならず、きっちり最初に言う。

小さなことのようですが、これはけっこう大切です。

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24.3.07

マダーとファーダー

夫の家系がアイルランド系ということもありますが、
もともと、私はアイルランド訛りが好きでした。

例えば、クランベリーズの歌のなかのアイルランド訛り。
とってもとってもキュートだと思います。

夫いわく、アイルランドでは「th」の発音で、
舌を歯の間にはさむことを禁止されています。

クランベリーズのボーカル、ドロレスが、
「Ode to my family」のなかで、

♪マイ・マダー、マイ・マダー♪
♪マイ・ファーダー、マイ・ファーダー♪

と歌っているのは、そういうわけです。

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19.2.07

英語の吃音

今年から日英の租税条約が変わって、税金の二重払いを防ぐために、
今まで、届出書を出して、なお、日本で行われていた1割の源泉を、
届出書を提出することで、日本側ではまったく完全免税とする、
ことになった、らしい。

で、この届出書には、居住者証明というのをつけないといけないらしく、
クライアントさん数社から問い合せをもらいました。

はて、居住者証明とは?
私たちの場合は法人なので、まず居住「者」というところにひっかかる。
クライアントさんの一社が、ごていねいに、
「HMCR」で発行してくれるらしいですよ
と、教えてくれたので、HMCR(税務署)に問い合せをしました。

会社の管轄の税務署に電話をして、事情を話すと、
担当者に替わってくれたのだが、この担当の彼女、激しい吃音。
私の全神経は、すべて受話器の耳にあてるほうに集中し、
とにかく聞きもらすまい、とがんばりました。
結果的にその彼女から、
ブリストルの別の税務署→ブリストルの別の部署
→そしてなぜか、やっぱり彼女が処理するべき問題、ということに。
一旦は、たらい回しにされて、どうなることかと心配しましたが、
彼女が割と早く処理してくれたので、よかったです。

さて、この吃音のイングリッシュ・スピーカーと出会ったとき、
話を聞く側は、絶対に焦っちゃいけない、と思います。
私が英語を勉強し始めたばかりのとき、
人から注意されたポイントに、
「話の途中で、先を読んで理解した気になるな」
ということがありました。
これ、たぶん、日本人には多いと思うのですが、
最後まで聞かなくても
「あーなるほど、そういうことね」と分かった気になってしまう。
逆に言うと、話の途中で、意味がつかめないと、
聞き手のほうが焦り始める、ということになります。

吃音の人の場合は、その焦りが伝わると、
さらに事態は悪化すると思うので、
とにかく落ち着いて最後まで聞くことが大切かな、
と個人的には思っています。

日本語もそうなんですが、相手の話を最後まで聞いて、
その上で意味をつかみとることは、絶対に必要ですよね。
でも、これができない大人って、意外と多いと思います。
いませんか、会議中に相手の言葉にかぶせて質問してくる人。
それが政治的な作戦である場合もありますが、
私はあんまり、好きじゃないなーと思います。

今、英語を勉強している方、英語を勉強すると同時に、
最後まで聞いて考える習慣を身につけるのは、
なかなかよいアイデアだと、経験者は思います。

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6.1.07

英語はコミュニケーション

一昨日に引き続き、英語とコミュニケーションの
お話をもう少しだけ。

同じ時期に英語留学を果たしたふたりなのに、
帰国時には英語能力に差がグーンとついてしまった、
というのはよく聞く話です。

なにが違うか、ということになるのですが、
1年くらいの留学の場合に限っていうなら、
この差が生まれる一番の違いは、
「コミュニケーションに対する貪欲さ」
にあると思います。

相手に自分の言いたいことを分からせる、
相手の言っていることを分かりたい、
このふたつの気持ちが強い人が「勝ち」です。
この貪欲さは「英語がうまくなりたい」
という気持ちよりも実は大切なんじゃないか
という気がします。

「英語」はあくまで手段であって、目的ではない。
相手に自分の言いたいことを分からせる、
相手の言っていることを分かりたい、
という目的を果たすための手段に過ぎないのです。
この目的を果たすことを第一に掲げている人なら、
ヘタだろうが、間違ってようが、話そうとします。
宝くじは買わなければ当たらない、
意志の疎通は、話さなければ始まらないのです。
そして、話しているうちに、習うより慣れろ、
の法則で、言葉は次第に上達していくのだと思います。

しかし、「英語がうまくなる」ことが目的の人は、
自分が「うまく話せること」だけしか、話さない。
でも、それでは、当然のことながら、
会話は発展していきません。

周りの留学例を見てきた限り、多くの成功組は、
どこかのポイントで「英語をうまく話す」ことを諦めて、
かっこ悪くてもなんでもコミュニケーションを
はかることに注力した結果として、
英語の上達を果たしている気がします。

逆に「上手な英語」にこだわりすぎている人は、
何年住んでいても、「英語がうまい」とはいえない人が多い。
なんとも皮肉ではありませんか。

これから英語留学する方、
今英語留学していて伸び悩みを感じている方に、
僭越ではありますが、私からのアドバイスは、

「上手な英語」を諦め、コミュニケーションに貪欲になれ、

ということです。
きっと気づいたら、今までよりも英語が話せるように
なっていると思います。

★今日の一枚★
princessarcade












クリスマスの飾りつけとも
もう少しでサヨナラです。
ということで、去りゆく
デコレーションをお届けします。


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4.1.07

英語はぺらぺら、でも。

ロンドンに住んで早くも12年目。
それだけ長く住んでいたら、

「英語もぺらぺらでしょう?」

というイヤなお言葉を日本にお住まいの方からは、
しょっちゅう頂戴します。
だいたい、「ぺらぺら」ってなに?
というところから考えないといけないのですが、
「ぺらぺら」が、英語でいうところの
「fluency(流暢さ)」のみを指しているのであれば、
きっと私は「ぺらぺら」に属していると思います。

英語がうまいかうまくないか、は、
およそふたつの要素によって判断されるところです。
ひとつは、先ほどの「Fluency」、
そしてもうひとつのほうがさらに難しい「正確さ」です。

語学学校に通っているときに、
ドイツ在住のフランス人とドイツ人のハーフの男の子と
同じクラスになったことがありました。
彼が育ったのは、スイス・フレンチの地域です。
したがって、学校などで習ってきたのはフランス語。
とはいえ、片親がドイツ人とあって、
話せないわけがありません。
実際に今はドイツ在住でドイツ語圏のなかで生活しています。

しかし、彼いわく
「I can speak German fluently but I do make mistakes」
(ドイツ語を流暢に話すことはできるが、間違いはおかす)

よく来たばかりの日本人留学生が、
語学学校で同じクラスのヨーロピアンが、
同じレベルのはずなのに「ぺらぺら」で・・・
と、落ち込む話を聞きますが、
彼らにあるのは、「Fluency」であって、
「正確さ」ではありません。
彼らの英語を聞いていると、日本人以上に、
恐ろしいくらいに間違いだらけです。
ときどき、英語じゃない言葉まで入っているくらいですから。

「正確さ」は厳密に言うと、文法が合っているかどうか、
ということだけにとどまりません。
その表現が、自然かどうか、
ネイティブと同じように使えているかどうか、
ということなんですね。

私たち外国人は、何年勉強しても、
ネイティブと同じにはなれない、というのが私の持論です。
というか、なれてたまるか、という気持ちもあります。
日本語を何年勉強しても、外国人の日本語はどこまでも
「外国人の日本語」であって、
我々の文化と生活に裏打ちされた日本語ではない。
それと同じことだと思うのです。
そして、それはそれでいいじゃないか、と思うのです。

もちろん、それに甘えて努力しないのはマズイですが、
大切なのは、「うまい英語が話せるか」ではなくて、
言いたいことが伝えられる「コミュニケーション能力」があるかどうか、
だと、私は信じています。

「英語」と「コミュニケーション能力」ついては、
また、改めて詳しく書きたいと思います。

★今日の一枚★
hane









なにげなく見つけた羽。
こういう風景を切り取るのが好きです。

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