15.8.13

マロウの花




畑になにかハーブがあったらいいなぁ、ハチを呼び寄せてくれて、ハーブティーにもなって、できれば葉っぱも食べられるもの……とハーブの本を読みながら探していて、種を購入したのがマロウでした。

直に種を蒔いて、数週間、忘れた頃に、「あっ、芽がでてきた」と思いきや、あとはぐんぐん育つこと育つこと。気づいたら、周りの野菜や、畑と畑の間の通路にまで覆い被さってしまうほどの勢いに。ちょいちょい刈り取って、花瓶に活けたりしていたのですが、マロウのハーブティーは気管支や喉によいとのことだったので、ちょうど風邪も治りかけというところで、花を摘み取ってドライハーブにでもしてハーブティーにしてみようかと思い立ちました。

なかなかかわいい花なのです。

マロウのハーブティーは、花の色がすぐにお湯に溶け出し、美しいブルーのお茶ができることで知られているそうです。そして、そこにレモンをたらすと、すぐにピンクに色が変わるマジックティーだとか。

本で読んだところによると、花が咲いたら次々摘み取るのがさらに花を増やすコツらしいです。

そんなことを読んでいたら、ドライになるまで待ちきれず、フレッシュで作ってみることにしました。最初はケチケチ3つくらいお湯に入れてみましたが……ぜんぜん色が変わらず。さらに3つ、だめなのでさらに5つ、と入れているうちに、じれったくなって「これでどうだっ」とばかりに全部入れちゃいました。

するとまぁ、うっすらとブルーに。そしてレモンをたらすと、こんな私でもピンクのティーができました。感激。ハチミツを入れたら、今度は黄色く変色してしまったので、ピンクの命は短かったですが…。

横顔もなかなかです。

次に畑に行ったら、花を全部摘み取って来ようと思います。

ところで、畑の大家さんに「これ、マロウがこんなに育ちました」って言ったら、「えっ、これマロウじゃないでしょ?」って。「えっ、マロウですよ、ハーブのマロウ!」「えっ……あ、ああ、マロウね(笑)」……(汗)。

このハーブのマロウはMallow、ウリはMarrowです。何年住んでも「L」と「R」には悩まされている私です。トホホ。

14.8.13

映画「ハーフ」のお知らせ。


以前にブリックレーンのギャラリーで開催された、エキシビションイベント「Hafu」について、このブログに書いたことがありました。早いもので、すでに5年近く前のことなんですね。

今回、この「Hafu」プロジェクトの発起人のひとりであるリゼ・マーシャ・弓美さんがテーマ顧問とリサーチャーを務められた、映画「ハーフ」が10月5日(土)から、渋谷アップリンクで上映されるそうです。

予告編だけ拝見しましたが、私も日本にいたらぜひ観に行きたかった作品なので、ご興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。早くロンドンでも上映されるといいなぁと思っています。

映画「ハーフ」公式サイト http://hafufilm.com/
渋谷アップリンク http://www.uplink.co.jp/
マーシャさんとナタリーさんの「Hafu」プロジェクトサイト http://www.hafujapanese.org/

※一般公開に先駆けて、プレス向けの試写会は8月下旬〜9月中旬に複数回予定されているそうです。関係者の方で、ご興味のある方は、上記公式サイトの「お問い合わせ」にありますメールアドレスまで、ご連絡なさってみてください。