30.9.10

今年も、どうもありがとう。

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昨日、会計士さんの事務所に行って、2009年度の決算にサインをし、税金を納めました。

KRess Europe、4年目も無事に生かせていただくことができましたー! パチパチ。

2009年度は、予想外にさまざまなプロジェクトのお仕事をいただき、年商は前年度比50%アップ、純利益は140%アップという大飛躍の年となりました。この数字には、私自身がいちばんビックリしています。今年はすでに、昨年ほどの数字に達しないことは明らかなので、そうそう浮かれてもいられないのですが……。

でもね、数字がよくてもよくなくても、会社が存続しつづける、っていうのは、それだけでもう十分、ありがたいことだと思うのですよ。

弊社の場合、お仕事をくださるクライアントさんがいて、右から左から支えてくださるフリーランスの方がいて、力づよーい会計士さんがいてくれて、はじめて成り立っているもので、どれが欠けてもダメ。ある種の奇跡の結果だとすら、思えてしまうのです。

やっぱりね、生かされているんですよ、人も、会社も。

逆に言えば、こうして生かしてもらっているということは、きっと社会的に少しは役に立つ余地があると、「見えざる力」が存在意義を認めてくれているのかな、思ったりして。

生かされている限り、せいいっぱい、生きなければいけないのは、これまた人も会社も同じ。

まわりのすべての人たちと、この素晴らしき奇跡に感謝しつつ、社会へ恩返ししていけるような、そんな会社に成長していきますように。

28.9.10

ビッグ・コーヒーモーニング

英国のがん患者をサポートするチャリティ団体「マクミラン」が、毎年この時期になると開催するのが、「ビッグ・コーヒーモーニング」です。

有志の参加者が、自宅に友人を招き、コーヒーと手づくりのお菓子などを有料でふるまったり、それぞれが持ち寄った品物を売って寄付金を募るというものです。

私のピアノの先生が毎年参加されているので、私も去年からお手伝いするようになりました。

まず、ゲストはドアのところで、ひとり2ポンドの参加費を払い、コーヒーと小さめのお菓子をもらいます。家にあるもらいものの食器とか、使っていないキャンドルとか、ジュエリーとか、本、CD、その他もろもろのものを持ち寄り、値段をつけて、台にディスプレーし、気に入った人がいたらお金を払ってそれを買うのです。

そのほか、希望者はラッフルチケット(くじ引き券)を1枚1ポンドで買い、当たった人は、持ち寄った品物の中から、よさそうなものをもらえるというのもあります。

先生が作ったお菓子も売られるのですが、この値段のつけ方が、非常に控えめなのが、私、ちょっとだけ不満です。

だって、大ぶりのクッキーやフラップジャックをひとつ10ペンスで売ってしまうんですもの。

10ペンスといったら、13円とか14円とかですよ~。みんな寄付する気まんまんで来ているわけですから、50円くらいつけてもバチは当たらないと思うのですが。

それに先生のつくるフラップジャック、絶品なんです。フラップジャックというと、オート麦をバターとはちみつとお砂糖で固めて焼いたイギリスのお菓子なのですが、たいていは、じわっとやわらかくて歯にくっつくものが多く、私はあんまり好きではありません。

でも、先生のつくるフラップジャックは、カリッと香ばしくて、とってもおいしいんです。

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そんなわけで、私も最後に10個買って、むりやり2ポンド置いてきました。

二日で食べちゃいましたけど。ふふ。

この日の収益金は2時間で300ポンド近くになりました。
ちょっと嬉しい♪

27.9.10

だし、とってますか?

いま、お仕事で子ども向けのお料理シリーズの企画に携わっています。

そこで、それこそ、お米のとぎ方とか、卵の割り方とか、だしの取り方など、他の雑誌や本でどのように紹介されているのかをリサーチし、自分もその通りにやってみたりしています。

ところで、私の母は、私が知っている限り、ずーっとだしの素を使っていました。

おそらく母の世代の人たちの多くは、現代のお母さんたちと違って、「こんな便利なモノができた!」という喜びとともに、粉末だしを使ってきたんじゃないかと思うのですが、その功罪か、私自身もだしの元に頼りっきりの十何年。

先日も、私のつくった鮭の南蛮漬けを食べた、お料理好きのイタリア人男性が絶賛してくれて、「なにが入ってるの?」と聞かれたときに、お酢とおしょうゆと唐辛子とお砂糖と、私が答えるのを尊敬のまなざしでフムフムと聞いていたのに、

「あっ、そうそう、あと『だしパウダー』」

と言うなり、尊敬のまなざしがガックリと失望に変わりました。

ふむ、やはりこれではいかん、と思い、以来、だしをちゃんと取る決意をし、お味噌汁をつくるときも、昆布とかつお節のダブル技を使っているのですが、やっぱり味がぜんぜん違う!!

ただ、だしを取ったあとの昆布とかつお節を捨ててしまうのが惜しくて、簡単に佃煮を作ることにしています。

こんな感じ。

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お味噌汁のために使った1回分の昆布とかつお節に、お醤油とみりん、少量のお酢で簡単に作ったものですが、七味とシソとゴマをからめると、なかなかイケます。

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これなら無駄もないし、お味噌汁もおいしいし、一石二鳥ですね。
今後ともつづけていきたい習慣です。

あなたも幸せになる権利がある。

この国に、移住することになった時に、日本から抱えてきた宝石箱です。

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最近は実につけるアクセサリーが決まってしまって、何年も使っていないものばかりなので、近所のチャリティショップに持っていくことにしました。

一応、10代の後半から、ひとつずつ増えていったものなので、持っていく前に、写真だけでも残しておこうかと。

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一時期は動物モチーフの指輪を集めるのに凝っていたので、動物シルバーがいっぱいです。

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10年くらい前から金属アレルギーになったのか、ピアスもぜーんぜんつけないのに、こんなに……。

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ネックレスも決まったものしか身につけないのに、こんなに箱に閉じ込められっぱなしのものばかり。

もしもちゃんと身につけてくれる人のところに行けたなら、きっと輝きを取り戻すはずの、かわいそうなジュエリーたち。私の手元でずいぶん、無駄な時間を過ごさせてしまいました。

よい持ち主さんに恵まれて、またその人のハッピーな日々をシェアしてくれますように。

宝石箱ごと持っていったので、チャリティショップの方にはずいぶん、喜ばれました。

みんな達者でな~!

14.9.10

やっぱり米が好き。

食べ物のなかで、なにが一番好きか、と聞かれたら、なによりもまず最初に「ご飯」が好きだと答えます。

海外生活者のなかには、お米を食べなくてもだいじょーぶ! という人もいっぱいいますが、私はムリ。

三度の飯より、ご飯が好きです。キッパリ。

で、今日ベッドの端っこに座って、靴下をはいているときに、ふと目にとまったんです。

ごみ箱のなかの「コメ」が。

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なんなの、なんなの? と思い、広げてみると

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ガー、だまされたーぁ。

13.9.10

第二の人生。

我が家で最も古い食器です。

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ロンドンに住み始めた1995年。フラットメイトのK子ちゃんと、ラーメンを鍋から食べるのはイヤだねえ、という話になり、お揃いで買ったのです。

シリアルボウルにもなる、どんぶりにもなる、ということで、K子ちゃんが96年に帰ってしまったあとも、ふたつ愛用していたのですが、ひとつがダメになり、そして今日、いよいよこの子も引退だなぁ~と洗っていて思いました。

カケはもちろん

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ひび割れも……

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それも何カ所も……

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ちょっと力を入れて開いたら、ふたつにパカッと割れそうな感じです。

よくぞここまで働いてくれました、と思いつつ、捨てるしかないと脇に置いておきました。

そういえば、パリ旅行4日間中、シソに水をやれないので、たっぷりと下から水を吸えるような容器が必要だなぁと…と考えているときに、再び目に留まったのが、この長老です。

おお、ぴったり!!

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こうして長老の第二の人生は始まったのでした。

12.9.10

クラフト親子。

今日は、今日でうちの母からかわいいきんちゃく袋が届きました。

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私は縫い物はからきしダメなのですが、うちの母は洋裁も編み物もなんでもこなすクラフト系の人です。私が子どものころは、母が作ってくれた洋服ばかり喜んで着てました。

そんな母に負けじと。

今日もアクリルたわしを。

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これはさすがにうちのダンナも「葉っぱでしょ」と。
正解です!

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こちらに関しては、ヨタった雪だるまという声も上がっていましたが……。

「うーん、あっ、わかった、ウサギ?」

雪だるまよりひどいですよ。
洋ナシですよ、洋ナシ~!!

「あ、そうか、ふたつだから洋ナシ(ペア)なんだ」
「…………。」

母は、目にくるからといって、最近は編み物をしていないようなので、今度アクリルたわしを送ってあげようかな。

11.9.10

ジーニーさんがくれた魔法。

ジーニーさんの本を読んで、あ、そうだ、洗面台付近のガラクタを退治しよう、と急に思いつきました。

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ここ数カ月で、髪の手入れも石けんとお酢だし、身体を洗うのも天然素材の石けんのみだし、お風呂上がりも、自分で配合したオイルしか使っていないので、お客さん用の若干のシャンプーやボディシャンプーなどをのぞいて、使いかけだったシャンプーやローション、リップバームなども一掃しました。

うーん、すっきり。

そして、この日の午後のこと。
知り合いのカメラマンさんから、こんなすてきなものをいただいちゃいました。

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手づくり石けんとリップバームです。うれしー♪ パッケージもかわいいです。

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クレーをたっぷり含んでいる石けんは、洗顔用にもぴったりなのですって。

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まるで食べたくなるような、なめらかな表面。

なんと、このカメラマンさん、ジーニーさんの撮影を担当した方でもあります。なんだかご縁ですね~。

ジーニーさんからいただいた小さな魔法、ちゃんとワークしました。

ちーさま、ジーニーさん、ありがとう~。

10.9.10

新月の贈りもの。

先日の新月の日に、とっても素敵なものが届きました。

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ジーニーさんの新刊です。

装丁がとってもかわいくて、太めの帯としっかりマッチしてますよね~。

中身も、キュートなイラストがいっぱいで、とってもかわいいのです。
ちょっとだけチラ見しますか?

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おかたづけのできない、怠家モノ子さんのサクセスストーリーもコミックになっているのですよ。ジーニーさんも月からやってきた魔法使いとして、登場します。

でも本当に、ガラクタを処分するのって、身体の脂肪をそぎ落とすのと同じことですよね。
人間、気づかないうちに不要な脂肪を体につけてしまって、いざというときの動きが悪くなってしまう傾向があると思います。

と、はっと気づいたのですが、私、以前にずいぶんこの片付けの重要性について、エラソーにこのブログにも書いていたことがありました。

探してみると、2007年の1月のことですね。

この日も、この日も、この日も書いてます。
読み返してみると、ちょっとエラソーですね~。まあ、それだけきっと不要品をため込んでいたのでしょうね(笑)。

ジーニーさんの本を読みながら、いろんな場所をもっとすっきりさせよう、って思いました。

ツキを呼び込みたい方にはおすすめの一冊です。

7.9.10

ちくちくちく。

さっそくですが……。

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ネットでアクリルたわしの編み図を検索してみると、いろいろあって、もうより取りみどりですね。

こういうちまちましたものを作るのが好きな身としては、至福のときです。

こんな感じで。

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次々と。

ダンナに「みてみて~」と見せると

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「かわいいさかなだねえ」と……。

これ、さかなに見えますか。

一応、あの、「ハリネズミ」ということになってるんですが……汗。

英語では、食器を洗うためのふきんのことを「Dish Clothes」といいます。日本のようにスポンジ主流ではなくて、いまだにこのふきんをスポンジ代わりに使っている家庭も多いです。

ということで、ハリネズミをみごとさかなと言ってのけた、ダンナが考えた苦しいキャッチフレーズ。

「Fish Cloth is not only for dish!」
(一応、フィッシュとディッシュをかけてます)

気を取り直して。

こんなのも。

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あの、言っときますけど、この左側の、こう見えても洋ナシのつもりです。
ダンナがなんというか、いまから楽しみです(自虐)。

毛糸玉に我を忘れる。

お世話になっているクライアントさんが、「ビュッフェ形式のランチとチャリティセールをやるので、よかったらどうぞ」と声をかけてくださったので、ロンドンから電車で30分の郊外の町に行ってきました。

イギリスでは、こうしたチャリティのセールを日常的にふつうの人たちが開催しています。

一番大きなものとしては、マクミランというガン患者をサポートするチャリティ機関が開催する「ビッグ・コーヒーモーニング」。
こちらは、年に一度9月に、有志の人たちが自宅に人を呼んでコーヒーとお菓子を有料でふるまい、また人々は家の不要品などを持ち寄って、それをお互いに売買したり、ラッフルチケット(くじ引きの券)を用意したりして、寄付金を募ります。

この日のクライアントさんのところでのチャリティセールは、消防員のためのチャリティに向けたものだったようです。

たぶん、レンジでチンしたランチビュッフェだろう、まぁ、チャリティだからお金をかけないのが、王道よね、と自分を納得させつつ足を運んだのですが、これがなかなかどうして! 立派なケータリング会社から取り寄せた、実に立派なお料理で、逆にびっくりしてしまいました。

さてさて、チャリティセールのほうですが、過去に編み物関連本を多く編集している編集プロダクションだけに、毛糸玉がたくさん、しかもひとつ50ペンス(ウール100%)とか、10ペンス(アクリル100%)という投げ売り状態で出されていて、つい、私、我を失って、15玉も買ってしまいました。

戦利品の一部。

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毛糸玉って、本当に見ているだけで癒される~。

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ふかふか~、とか。

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ベロベロ~、とか。

この色とりどりなものたちは、アクリル100%なので、アクリルたわしをいろいろ作ってみようかと思っています。

2.9.10

リベンジのうどん。

前回は、成功とはいえなかったうどんに再び挑戦。

今回は、我が家のパン焼き器くんが、頼もしい助っ人として参戦しています。

今回は、強力粉140グラム、薄力粉110グラム、水110ccの配分です。

パン焼き器くんが、わっせわっせとこねること30分。

パン焼き器くんから、「水が少なくて、うまくこねられません~!!」という泣きが入ったので、続いて袋に入れて私が手でこねこね。

30分寝かして、伸ばしてたたんで切りました。
こんな感じ。

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前回よりかは、細く切ることに成功しました。これだけでも進歩。

前回はゆで時間がちょっと足りないような気がしたので、2分ほど追加し、17分茹でてみました。そしてしっかり水洗い。

こんな感じ。

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なんでしょうね、このつぶつぶ。私の手あかじゃないですよ(たぶん)。
うどんには、ばっちり漂白された粉を使うほうがいいんでしょうか……。

温泉卵とネギとワサビをのせて、冷やしうどんで食べました。

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まぁ、前回に比べたら格段進歩してますが……。やっぱり粉の配分が違う気がするんですよね……。

ほかの本をみると、薄力粉と強力粉半々、と書いてあるものもありますが、私のカンでは、薄力粉がもっと少なくてもよいような気がします。

次は強力粉150グラム、薄力粉100グラムで試してみようかしら。

うどん探究の旅はまだまだ続きます。

1.9.10

お花のトランスフォメーション

誕生日に義理の妹からとってもすてきなブーケをもらいました。

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生花を飾るのは大好きなのですが、私は一度に買うお花は3ポンドまでという、貧乏臭い制限を定めているので、こんなに立派なお花が家に飾られることは、めったにないことです。

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ユリの大輪も。

毎日ちゃんと水を変えて、ダメな部分を取ったり、切り戻しをしたりしていても、やっぱり生きているものなので、変化していくのは仕方がないことですよね。

10日後には、このようにこぢんまりと。

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大きめのマグカップに飾ってみました。マグカップについたクマのイラストと、偶然、お花の色がマッチしています。

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これから4日後には、とうとう、白い小花の枝だけになってしまいましたが、まだ、台の上を飾っています。

ちょっと贅沢な数週間を過ごさせてもらいました~。