...and Nice and Lovely Tiny Things.
ロンドンでの生活、取材裏話、日々思うこと、小さな発見などなど、KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)の代表KYOが綴ります。目指すは「役には立たんが、ちょっとおもしろい」ブログです。
31.1.11
ブラック・スワン
あのぉー、一応観てきたので書いてますけど。
こんなこと言ったらなんですが、このトレーラーが一番おもしろいですから。
話題作なので、観たい方は多いとは思うのですが、DVDでも遅くないんじゃないかと……。
過大評価とはこのことで、なんでこんなに名作にされちゃったのでしょうかね、この作品。マーケティングの勝利かしら。
映画館も満員御礼だったんですが、途中から観客はヒキ気味で、あちこちから笑い声が。いや、コメディじゃないですよ。でもちょっとね、ヒキ笑いっていうんでしょうか。ちょっとバカらしくなってくるというか。
映画が終わってクレジットロールが流れ出したときも、どこからともなく「フフフ」という笑いがもれてきて、私と同じように思っていた人、多かったんだろうなって。
まぁ、そんなところで、美しい音楽と踊りをみたい人、シニカルな笑いに飢えている方にはいいかもしれません。
ナタリー・ポートマンって、若き日のオードリー・ヘプバーンに似てますね~。なかなか好みです。
21.1.11
英国王のスピーチ
ゴールデン・グローブの主演男優賞に
コリン・ファースが決まる、その前夜に、
たまたま近所の映画館で観てきました。
話題になっているので、きっとストーリーをご存じの方は多いと思いますが、離婚歴のあるシンプソン夫人と恋に落ちたエドワード王が彼女との恋愛のために王位を捨てた後、突然「王にさせられてしまった」ジョージ6世(現エリザベス女王のお父さま)のお話です。
もともとできのよい兄と比較されながら、育ってきた心の傷をもつジョージ6世は吃音症を持っていました。
時は時、戦争が始まろうとしているそんなとき、王様のスピーチというのは非常に大切。
そんなジョージ6世と彼のスピーチセラピストの物語です。
兄の恋物語のほうにスポットが当たりがちで、突然王にさせられてしまったジョージ6世の物語って、ふだんあまり語られることがないですが、これを観ると、クイーン・マザーっていうのは大変な苦労をしたのだろうなぁと思ってしまいます。
次期王様と結婚したつもりなんてなかったでしょうに、突然、そんなことになってしまい、苦労を一緒に乗り越えたのですから。戦争中の王様というのは、大変な仕事ですよね。
ちょっとネタバレですが、この戦争前夜のスピーチを
無事に乗り切った国王のバックに流れるのが、
ベートーベンのピアノ協奏曲5番の第二楽章。
「皇帝」の名前で知られているコンチェルトです。
これがまぁ、上手にかぶってくるんですね。
すてきでした。
この映画を観に行ったフェニックスという、
うちの近所の映画館は、ロンドンでは実は一番古い、
独立系の映画館なんです。
昨年大々的な改装工事があって、最近再オープンしました。
小さいですがカフェレストランもできて、
バルコニーも作られ、夏は外で食事をするのもよさそうです。
コリン・ファースが決まる、その前夜に、
たまたま近所の映画館で観てきました。
話題になっているので、きっとストーリーをご存じの方は多いと思いますが、離婚歴のあるシンプソン夫人と恋に落ちたエドワード王が彼女との恋愛のために王位を捨てた後、突然「王にさせられてしまった」ジョージ6世(現エリザベス女王のお父さま)のお話です。
もともとできのよい兄と比較されながら、育ってきた心の傷をもつジョージ6世は吃音症を持っていました。
時は時、戦争が始まろうとしているそんなとき、王様のスピーチというのは非常に大切。
そんなジョージ6世と彼のスピーチセラピストの物語です。
兄の恋物語のほうにスポットが当たりがちで、突然王にさせられてしまったジョージ6世の物語って、ふだんあまり語られることがないですが、これを観ると、クイーン・マザーっていうのは大変な苦労をしたのだろうなぁと思ってしまいます。
次期王様と結婚したつもりなんてなかったでしょうに、突然、そんなことになってしまい、苦労を一緒に乗り越えたのですから。戦争中の王様というのは、大変な仕事ですよね。
ちょっとネタバレですが、この戦争前夜のスピーチを
無事に乗り切った国王のバックに流れるのが、
ベートーベンのピアノ協奏曲5番の第二楽章。
「皇帝」の名前で知られているコンチェルトです。
これがまぁ、上手にかぶってくるんですね。
すてきでした。
この映画を観に行ったフェニックスという、
うちの近所の映画館は、ロンドンでは実は一番古い、
独立系の映画館なんです。
昨年大々的な改装工事があって、最近再オープンしました。
小さいですがカフェレストランもできて、
バルコニーも作られ、夏は外で食事をするのもよさそうです。
皆さま、よいお年をお迎えになりましたか?
なんだかこんな時期になってしまって、
ちと恥ずかしく恐縮ではございますが……
明けましておめでとうございます。
昨年は暮れのご挨拶もなしで、本当に失礼しました。
なんだか11月から年末年始にかけて、ここ数年来の忙しさで、
クリスマスもダンナの妹宅で、食べている時以外は、
ずっとお仕事(上げ膳据え膳どうもありがとう~!)。
お正月も三が日から徹夜という、
なんともありがたくない年の幕開けでした。
そんな私の年末年始を、
写真でざっくり綴ってみたいと思います。
よかったら「ぱらぱらまんが」を見るように、
ざーっとご覧いただければ。
こちらの記事の下にざーっと出るように時間調整して
アップしてみようと思います。
あっ、この写真は、軽井沢でお友達のお母さんが
連れて行ってくれた宴のお料理です。
おいしかった~(ありがとうございました!)。
ではでは、最後になりましたが、
皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
20.1.11
皇居のまわりを歩いてみる。
東京では皇居のまわりなんぞを歩いてみました。
こんなふうに松の向こうにビルが見えるのが不思議。
それにしても走っている人、多いですね~。
あれって、みんな同じ方向にばっかり走ってますけど、
「法律」かなんかで決まってるんですかね?
思わずダンナと一緒に、本場ロンドンのパンク魂で、
逆走してみようかと、そんなアナーキーな気分になりました。
ロンドンよりも雪の少ない軽井沢って、世界ではいったい何が起こっているのか。
軽井沢には、日本に帰るたびに会いに行く
大切な友達が住んでいる。
それにしても、今年の軽井沢、雪がなかった。
新幹線が軽井沢の駅に滑り込んでいって、
なにがおかしいって、ホームにぜんぜん雪がない!
がらにもなく、さすが軽井沢のおしゃれっぽい
カフェに行ってみたり。
長野県と群馬県の県境にある熊野神社に行ってみたり。
この神社、お守り屋さんもちゃんと両県側に
ひとつずつあって税金を納めているのだそうですよ。
真ん中のお賽銭箱だけ、分け合っているそうで。
クリスマスのイルミネーションもちゃんと残ってます。
さすが軽井沢!
キリスト教の人にとっては、クリスマス期間は
まだまだ終わっちゃいないので……。
なぁんて、ちょっと活動的な私に見えますが、
その実、友人宅でやっぱり仕事してました。
ちょっとした漫画喫茶状態になった友人宅。
居心地よく過ごさせてくれて、どうもありがとう。
お友達のおうちへ。
名古屋に住む友人のおうちに遊びに行って、
その足で軽井沢の友人宅へ向かう。
新幹線の窓に見えるのは富士山。
子供の頃から、お天気のいい日は常に見える存在だったし、
通学や通勤に使う電車の窓にも、いつも富士山があって、
まったく特別なものだと思ったことがなかったけど、
海外に住むようになると、富士山がいかに特別な存在か、
思い知らされる。
いっつも見ていたのでありがたみに気づかなかったけど、
こんな山、世界にいくつもあるわけじゃないんですよね。
神々しいなぁ~。
正月早々、盆栽を見る。
せっかく市内なので、思い立って、正月早々、
自転車で昭和記念公園に行ってきました。
日本庭園があって、立派な盆栽館があってびっくり。
樹齢推定300年の盆栽とか……すごいです。
写真は日本庭園の川のほとり。雰囲気あります。
向こうのほうに写っているのは、
サケを捕ろうと狙っているクマじゃないですよ。
う、うちのダンナです。
2011年お正月
今年もこうして無事に、
みんなでお正月を迎えることができて、
いろんなものごとに感謝しなければ、と思います。
昨日がんばって作ったおせち(ほんとどが妹さん作)を
わしわしと詰めて、みんなでおいしくいただきました。
でもまぁ、日本のお正月番組って……(汗)。
年々、日本のテレビ(特にバラエティ)を
楽しめなくなってきている私。
内輪うけばっかりで、おもしろくない芸人たち、
声ばっかりでかい人たちが、ぎゃあぎゃあしゃべるか
あるいはなにか食べて「おいしーい」って言ってる。
とそんななかで私の心を鷲づかみにしたのが、
「雲の上の虚構船」という番組。
いやー、どなたか観た方、語り合いましょう。
これってシリーズ化しないんでしょうかね~。
2010年のボクシング・デー
なんで12月26日がボクシング・デーなのか、
いまだに不明なのですが……。
ボクシングをする日じゃないことだけは、確かです。
一説では、クリスマスプレゼントの箱(ボックス)を
片付ける日だとかなんとか…でもこじつけっぽいですよね。
この日のお昼頃にようやくお仕事が一段落し、
同じバーミンガムに住む義弟の家に行きました。
窓の外の木にはこんな立派なつららが!
仕事一段落したのをいいことに、楽譜まで持参して
義弟の家にあるアコースティック・ピアノを
さんざん「ひとりで」弾かせてもらいました。
なんて社交性のない……でも久々に癒されました。
ありがとう~。
2010年のクリスマス・デー
クリスマスは、バーミンガムの義理の妹宅で。
なんとこの日、バーミンガムはマイナス11度まで下がったのです。
マイナス11度の世界で普通の生活をしているなんて、
信じられない思いでしたが、まぁ、おうちの中は、
セントラルヒーティングでぬくぬくですから~。はは…。
2010年のクリスマスのロンドン
一枚くらいこういう写真があってもいいですよね~。
2010年の12月は雪ばっかりでしたが、
それだけに空気がきれいだったような気がします。
この写真の空気も、とってもキレイに写ってますよね。
空気が写るってへんですかね。はは。
12月の羽休め
12月、キリキリと忙しいなかで、
ある週末、郊外にある私の母と同い年の女性の
おうちへ行ってきました。
覚えている方もいるかもしれませんが、
パソコン講習会第2回ということで。
少しずつでも使ってくださっているとのこと。
よかった~。
写真は、近くの丘を散歩していたときの一枚。
グライダーがいい風がくるのを待っているようすです。
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