すっかりご無沙汰してしまいました。
この夏、仕事は忙しいには忙しかったのですが、
クラシックコンサートの「プロムズ」に数回出かけたり、
ピクニックをしたり、それなりに夏らしい楽しみかたも
していました。
そんな夏の終わりのある日のこと。
私のコンピュータが、ウィンドウズ・アップデートの最中にフリーズ。
やむを得ず、メインスイッチを長押しして強制終了しました。
そうしたら。
なんと、ハードディスクがおかしくなってしまったようで、
ウィンドウズが立ち上がらなくなってしまったのです。
OSのCDを入れてみたり、なんとかしようとしましたが、
自分の手には負えない状態と判断し、
日本語コンピュータを扱えるメンテナンスの会社に、駆け込みました。
この前にバックアップを取ったのは2週間前のこと。
受信メールは、ほかにも保存してある場所があったのですが、
この2週間の間に書いたのが、かなりの原稿量で、顔面蒼白です。
コンピュータは買いなおすことになってもいいから、
なんとか、データを復元させてほしい旨お願いして、
入院させて帰ってきました。
数日後、担当の方から連絡があり、
「うちでは手に負えないので、データリカバリの
専門業者に頼んでみてはどうか」とのこと。
どうやら、データリカバリの専門業者さんというのは、
ラボラトリとも呼ばれる、集中治療の専門医のような存在だそうです。
(わかるような、わからないような、という感じですが)
わらにもすがる思いで、リカバリ専門業者に転院させ、
待つこと2日、データリカバリは成功しました、との連絡。
70GBほどのデータが、戻ってきました。
さて、気になるお値段ですが、リカバリ、
データを入れて戻してもらうためのハードディスク代、税金、
すべてあわせて、621ポンドでした(約125000円)。
ここで学んだのは、やっぱりハードよりも
ソフトに価値があるということです。
普通にコンピュータを買いなおしても、そんなにはかかりません。
実際のところ、データのほうにこそ、価値があるんですよね。
お金はかかってしまいましたが、
2週間分のデータに変えられるはずもなく、
リカバリしてくれた専門業者さんには、感謝です。
これを教訓に、いよいよ2重構造のサーバを導入。
完全なるセキュリティを目指すことにしました。
皆さまもどうぞ、データのバックアップ、お気をつけくださいませ。
ちなみに私は今年、天中殺と大殺界のダブルパンチの年のようです。
気持ちを引き締めていきます。
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