...and Nice and Lovely Tiny Things.
ロンドンでの生活、取材裏話、日々思うこと、小さな発見などなど、KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)の代表KYOが綴ります。目指すは「役には立たんが、ちょっとおもしろい」ブログです。
28.6.10
仕事部屋のカーテンを開けると
こんな風景です。負けちゃったけど。
W杯が始まってから、すっかりブログの更新もご無沙汰になってしまいました。
かなり夢中に毎日追いかけています。
今日のイングランドとドイツの試合に関しては……実は今日だけじゃなくて、ここ数年ずっとだけど……勝ち負けそのものよりも、いい試合をしてくれないことに腹が立ちます。
なんだろう、あのディフェンス。
なんだろう、あの動きの悪さ。
世界のトップチームといわれる、プレミアリーグのチームでプレーしている選手ばっかりなのに。
誤審があったのは置いておいたとしても、あまりにもひどい。
イギリス人の子どもたちが、イングランドのシャツを着て応援しているのを見ると、とてもかわいそうになってしまう。これじゃ、子どもたちがサッカー選手を目指さなくなっちゃうのでは。
「I don't care about the future of English football」なんぞと平気で言う、イギリス人の大人も、私の身近にはいるけれど、しかも私はイギリス人ではないけれど、この国にご厄介になっている、この国が大好きなモノのひとりとして大いに、この大切な文化がダメになっていくことを「care」してしまうわけです。
勝ち負けじゃなくて、いい試合を見せてくれて、すばらしいプレーを見せてくれたら、きっと、子どもたちも憧れの気持ちとともにサッカーをするし、そのなかから、次のスターが生まれていくと思うんですよ。
そういう意味では、ナショナルチームの選手たちは、次世代を背負ってプレーしてることを、もっと自覚して欲しいんですよ、私は。
久しぶりにちょっとアツい(暑苦しい)私から、イングランドのナショナルチームのプレーヤーへのメッセージでした(笑)。
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そっか……イングランドにはそういう傾向が現れていたのね……。今日の試合を観るかぎり、どうしてあんなにもドイツが無邪気とも見えるぐらいに、あっけらかんとゴールを狙えるのか、それが不思議で、旦那にブツブツ言うと、「ドイツの選手は若手が多いからスタミナがちゃうんとちゃう?」と言われ、ふぅ~んと首を傾げながら観戦していました。
返信削除だって……サッカーの発祥の地だものね、イングランド……。
もしかしたらある意味過渡期に入ってるのかもしれないけれど、立ち直って、世界に名を馳せるにふさわしい王者イングランドの姿をまた魅せて欲しいとわたしも思います。
ここアメリカも、サッカー界においては不毛の地と長い間言われてきたけれど、ようやく今年のWカップから、だいぶまともに取り組んでくれています。なので、よその国の試合も英語で観られるのだ!(←どんなレベルで喜んでいるのか……)
熱く語るKYOちゃん、わたしも応援するぞっ!
KYOさんの熱い想い、伝わって来ました!
返信削除イングランドの選手はW杯でケガをするのが嫌なのでしょうか・・
マラドーナ監督みたいにフットボールを心から愛する気持ちを見せて欲しいですよね。
まうみさん、こんばんはーーー!!
返信削除そうそう、ドイツ・チームは若かったらしいですよね~。体力が追いつかないのはあるのかもしれないですケド、あまりにもスピリットがなさすぎで、それが腹が立つんです、イングランド。
「Do something!」っていう感じなんですよね~。
イングランドは、プレミアリーグの商業化があまりに進んでしまい、子どもたちが地元チームの試合を観られない、テレビでも放映権の問題で地上波で放送しない、という問題がここ10年ほどあり、子どもたちのサッカー離れが進んでいるらしいです。昔だったら考えられない話らしいですが、いまや小学校でサッカーチームがない学校もあるそう。
でも、だからこそ、みんなが地上波で観られるユーロ杯やW杯は、非常に貴重な意味を持つと私は思うんですが、2年前のユーロ杯は、なんと予選敗退で出場ならず、今回のW杯もあのテイタラクです。
(文字数オーバーのため、以下に続く……)
返信削除(つづきです)
そうそう、アメリカ人ってクールですよね、サッカーに対して。私もクライアントさんのボスと同僚がアメリカ人なんですけど、「ふぅん」って感じで、冷めていてびっくりしました。アメリカはほかにも、強いスポーツがいっぱいあるから、なかなか浸透しないんでしょうかね。
でも、イングランドよりも上で、グループラウンドを一番で抜けたんですよね。これからが楽しみですね!
KGさん、こんにちはー。コメントありがとうございます。
返信削除すみません、なんだか暑苦しくて……(苦笑)。
いまのイングランドの選手は、ほんと、頭を使ってないというか、なにも考えてないというか、怠け者というか、「ボロボロ」の「ダメダメ」だと心から思います。本当に情けないです。
マラドーナは……私は、彼が神格化した経緯に、少なからず懐疑心を抱いているので、なんともいえないんですが、少なくとも、国の代表選手っていう自覚をもって、その国のそのスポーツの未来を背負っているという責任の重さを感じてほしいな、と思います……。