2.9.13

デヴォンでハートに火がついて。

ハウンド・トーで、突然の雨に走り出す少年たち。よく見ると空には虹が。

8月最後の三連休を利用して、イングランド南西部のデヴォンに行ってきました。いつも写真クラブでお世話になっている、写真の先生ご夫婦に案内していただき、山歩きをしたり、「トー(Tor)」と呼ばれる、自然現象によって石が積み上がったような不思議なかたちの丘をめぐったり、とっても楽しい3日間でした。ロンドンとは空気が違うのか、光が違う色に見えて、写真を撮るのも楽しく、調子に乗ってずいぶんシャッターを切りました。

ヘイトーで、石から石へと飛び移る青年。見ているこちらのほうがドキドキです。

たまたま近くで行われていた、ラストリー(Lustleigh)という村のヴィレッジ・ショーにも立ち寄りました。イングランドの田舎のヴィレッジ・ショーは、ドッグショーあり、10キロ・マラソンあり、モリス・ダンスあり、鷹匠ショーあり、農作物のコンテストあり、と内容盛りだくさん。

ちょっとだけ、写真でラストリーのヴィレッジ・ショーご案内したいと思います。

こちらが、会場の入口。近郊の村の人々も集まる村の一大イベントなので、村をあげての総動員で、
車の誘導やイベントの進行などを行っている様子です。

イングランド伝統のダンス、モリス・ダンスもありました。

イングランド伝統の手法で石壁などをつくる、業者さんのストールも。笑顔がすてきな方でした。

フェレット・レースに出場前の皆さん。

大きなテントのなかでは、農作物のコンテストの結果発表が大々的に行われていました。

羊の群れを、向こう側の柵から、こちら側の柵の追い込んで、そのタイムを競うコンテストも。

さてさて、このヴィレッジ・ショーで、なによりも私の心に火を点けたもの、それはこちらです↓

デヴォンの地元のダートムーアの羊毛を伝統的な手作業、手染めで、
毛糸にしているリリー・ウォーンさんの100%ウールの毛糸玉です。

リリー・ウォーンさんのストールには、ご本人がつくったバッグなども展示されていたのですが、羊毛100%のこの毛糸で編み、高温で洗ってフェルト化させたバッグというのが、もう、とってもステキだったのです。

ウールのセーターなどをうっかりお湯で洗ってしまって、袖や裾がつんつるてんになってしまった、なんていう経験のある方も多いと思いますが、それを逆手にとり、お湯で洗って縮じゅうさせることで、毛糸がフェルト化するという手法です。

縮むことを想定に入れて、Kindleとおサイフ、定期券、携帯、鍵だけを持ち歩く小さなバッグに挑戦してみました。

これなら縮んでもたぶん、大丈夫かな、と思い…。

これから、これを洗って、フェルト化させようと思うのですが…。うまくいくかどうか、ドキドキです。

今回、毛糸の縮じゅうについて調べていたら、羊毛100%の毛糸でフェルトボールを作る方法をネットで見つけました。ひとつ作ってみたら、意外とうまいことできたので、端から捨てていた端糸をゴミ箱から拾い上げて、いくつか作ってみました。

なーんかかわいいのです。

アップにするとこんな感じ……。

これを使って、ネックレスでもつくってみようかなぁ、なんて思ったり。

なんとなくハマって、遊んでしまいました。ウール100%の毛糸の端糸が40センチあれば、小さなボールがひとつ作れます。編み物をされているときは、端糸もぜひ利用してみてください。

なんか遊んでしまいます。

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