27.1.12

Selfridges 'BIG BRITISH BANG`

「いつもなにかが起こっている!」がキャッチフレーズのマンモスデパート、セルフリッジズで、今年の春夏のイベントと限定商品のプレス・ビューがあるというので、行ってきました。

長テーブルにパーティーグッズがぎっしり〜☆

セルフリッジズのプレスチームの方々は、本当にいつも有能で、ときどきお仕事でご一緒するときにも、とっても気持ちのよい人たちなのですが、今日も流れるようなすばらしき説明でした(ソフィーちゃん、ありがとう)。

女王陛下の即位60周年、そしてロンドン・オリンピックという二大イベントのある今年、「英国を祝福しよう!」をテーマに、5月から8月にかけて、さまざまなセルフリッジオリジナル商品やイベントを展開していくのがこちらの「BIG BRITISH BANG」。

今回のプレス・ビューでは、数あるオリジナル商品の一部と、また各種イベントの紹介がメインでした。会場に入るとまず、まるで子どものお誕生会のようなながーいテーブルに並んだ、パーティー用商品の数々が(写真上)。こちらもほとんどのものが、セルフリッジズのオリジナル商品とのことでした。ビスケットやチョコレートなど、小さなものから椅子やテーブルまで、すべてが商品。


王室御用達手袋ブランドDENTSによるセルフリッジズ・オリジナル手袋も

5月4日から6月20日までは、女王が愛用しているデザイナー、ブランドのアイテムを特設コンセプトショップ「クイーンズ・ショップ」にて販売。王室御用達手袋ブランド「Dents」によるエキシビションもあります。

なかをのぞいてみたい〜。1951年のVogue誌

これは絶対に行かなくちゃと思ったのは、5月4日から6月10日まで開催されるファッションエキシビション「Britannica」。こちらでは、コンテンポラリー・ファッションの転機となったといわれる、60年前の英国のファッションが展示されます。

即位60周年記念クッションもいろいろ。かわいいものもいっぱいです。

6月21日からは、即位60周年から、オリンピックに軸足を移し、これまたさまざまなおもしろアイテムが登場する予定のようです。なかでも、セルフリッジズが「オリンピックのロンドンを生き残れ!」のキーワードだけをデザイナーに投げて制作依頼したという、サバイバルバッグ各種が興味深いのです。


例えば、こちらはアニヤ・ハインドマーチのサバイバルバッグ。一見フツーのトートバッグに見えますが…。

こーんなふうな解説書がついていて、バックパックになるという…
その実、頭にかけて、腕にかけて、くるりと背中にしょえば、バッグパックだったり、はたまた中身には、歩きやすいスニーカー、小さくたためるフォイル・ブランケットやリストバンドなどなど、サバイバルグッズ満載。ほかにも、ヴィヴィアン・ウェストウッド、ポール・スミス、マルベリーなど合計10名のデザイナーのおもしろバッグが限定販売されます。

また屋上スペースでは、ティールームやゴルフゲームも。こちらは5月31日から9月2日までのみのオープンとなるそうです。

エキシビションを見たり、お茶をしたり、という時間がないツーリストの方でも、この時期、おみやげになりそうなオリジナルアイテムがたくさん出回るので、ちょっと足を運んでみると、ほかでは買えないイギリスらしいおみやげが手に入りそうな予感です。

このカード、欲しい、と、じっと見てしまいました…。


こちらのカバー付きAtoZ、すごくすてきで、私も欲しいです…。

一連の「Big British Bang」は、5月4日から8月いっぱいまで。またひとつひとつのイベントについては、追って、時期がきたらご紹介しますね。

Selfridges & Co
400 Oxford Street, London W1A 1AB

24.1.12

こんなことが!

クイズです。これなぁんだ?


わかりますかねえ?

ではこちらはどうでしょう?


今朝洗い物をしていて、このグラスの内側をスポンジでごしごしこすっていたら、すぽーんと底が抜けたのです。

底が抜けるって、よく聞く表現ではありますが、身近でなにかの「底が抜けた」ことって、皆さんあるでしょうか。

私はたぶん、初めての経験。人間生きていると、いくつになっても「初めて」があるものなのですね。

すぐ捨てちゃおうと思ったのですが、けっこうおもしろい写真が撮れそうな気がしてきました。


でも、こんな底の抜けたグラスを持って、街をうろうろしていたら、怪しいですかね。
うーん。でももうちょっととっておこうかな…。

このグラス、実は私がロンドンに来た1995年から使っているものなので、過去16年にわたり、私と生活を共にしてきたものです。ちょっとしたセンチメンタル・バリュー。

とりあえず、普通に棚に戻しておいて、夫がこれで水を飲もうとして叫ぶところを見届けた方がいいような気もしてきました…。

22.1.12

2012年もよろしくお願いいたします。



年末年始、日本に里帰りしていました。
久しぶりの友人たちと集まったり、はじめて義妹の実家にお邪魔したり、出会いと再会に満ちた旅でした。

人のあたたかさに触れる機会がたくさんあり、改めて、自分は「生きている」のではなく、周りの人々と、それからさまざまな幸運な偶然のおかげで、「生かされている」んだなって、実感しました。

奢るべからず。

2012年、感謝の気持ちを忘れずに、ひとつひとつの時を大切にしながら、過ごしていけますように。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


では、またまたパラパラまんが風に、今回の旅の写真をば…。よろしかったらおつきあいください。


23.12.11

Merry Christmas and A Happy New Year!

Designed by Naoko, thank you!


ちくちくちくちく…。年の瀬も迫った12月の深夜、編み棒を走らせる女がひとり。

デザイナーの友人がデザインしてくれたクリスマスカードを編んでみました。
Christmasの「A」のまんなかの横棒がないのはご愛敬です(汗)。

なんだかあまりに激しかった2011年。今年も本当にお世話になりました。
反省も豊富も、思うところもいっぱいありますが、そんな混沌をむりやり結論づけないで、混沌を混沌のまま受けとめる強さをもって、2012年に向かっていきたいところです。

Peace on Earth.
あなたのもとにも、すてきなクリスマスと新年が訪れますように☆

20.12.11

ハッカーはそこにいる。

今日、クライアントさんのオフィスに行こうとして、地下鉄を待っていたら、友人からメール。

タイトルは「Sad Trip」。私のほかにも何人にも出しているようで、BCCでのメールでした。

以下、原文から引用ーーーー

I'm writing this with tears in my eyes,I came down here to Spain Murcia for a short vacation and i got  robbed at GUN POINT last night at the park of my way to the hotel where I lodge, all cash,credit card and mobile phone were stolen from me but luckily for me i still have my passports with me.

I've been to the embassy and the Police here are not helping issues at all and my flight  leaves shortly from now but I'm are having problems settling the hotel bills and the hotel  manager won't let me leave until i settle the bills,

I'm so confused at the moment........I need urgent help.

ーーーーーーーー
<一応、以下翻訳>

泣きながらこれを書いています。小旅行で、ここスペイン、ムルシアに来ました。昨夜、泊まっているホテルに帰る途中の公園で、銃を突きつけられて、強盗に遭い、すべての現金、クレジットカード、携帯電話は盗まれてしまいましたが、幸運なことにパスポートは盗られずにすみました。

大使館に行きましたが、現地の警察はまったく不親切です。私の(帰りの)フライトはもうすぐ発とうとしていますが、ホテルの支払いをすることができず、ホテルのマネージャーは支払いをするまでは、行かせない、と言っています。

どうしたらいいのかわかりません。すぐに助けが必要です。

ーーーーーーーー

最後にはご丁寧に、いつも彼女が使っているシグニチャまで入っていました。

私はこれは大変、と思って、すぐに英語で返事を書いたのですが、地下鉄に乗っていたので、すぐに送ることができず、その間にむくむくと、「待てよ」という気持ちになっていきました。

そこで、英語で書いた返信を削除して、すべて日本語で、まだホテルにいるなら、ホテルの番号をメールして欲しいこと、もしも彼女のほうから電話をできる状況なら、私の携帯番号(ここもあえて平仮名で、ぜろななはちろく…といった具合に書きました)に電話をするように、とりあえず地上に出てからすぐに返信しました。

携帯電話は盗まれてしまった、って書いてあったけれど、一応電話してみようと思い、電話してみたところ、誰も出ません。でも呼び出し音が「イギリスのもの」でした(欧州の大陸では違う呼び出し音になるんです)。

そこでますますオカシイ、と思って、スペインの日本領事館に電話をしてみました。

彼女は、大使館に届けた、と言っているし、それが昨夜のことなら、記録が残っているはず。記録が残っているなら、ホテルの番号もわかるはず、と考えたからです。

電話をして事情を話したところ、担当者があいにく席をはずしているので、10分後に再度電話をしてほしい、と言われました(余談ですが、英語のたいへん上手なローカルの女性で、対応は二重丸でした) 。

そこで、10分間待っている間に、もう一度彼女に電話をしてみたところ…。

「ハロー?」

本人が出ました。スペインなんかに行っていなくて、ロンドンにいました。いたって元気。

どうも、メールアカウントをハッキングされたようで、彼女のアドレス帳に入っていた人全員にこのメールがいったそうで、いま対応に追われているとのこと。なかにはお金を送ろうとしている人もいたみたいで、ドッキリしてしまいました。

いやはや、元気でいてくれてよかった。それにしても悪質なことをする人がいるものです。これでいったい、なにを狙っているのでしょうか。お金? 情報?

皆さまもどうぞ、十分にご注意くださいね。

19.12.11

ここ数日間のできごと。



しばらく更新が空いてしまいました。

今年は仕事が暇だなぁ、などと、のんきに思っていた私のもとにも、ちゃんと師走はやってきて、それなりに忙しい毎日でした。

この数日間の間に、いろんなことがあったような、なにもなかったような、そんな感じです。

まず、一泊二日でパリに行ってきました。お友達のお家に泊めていただき、和食三昧の2日間を過ごしました。パリの和食屋さんは、なんといってもレベルが高い! そして私、フランス料理ってあまり得意じゃないこともあり、和食を食べることがパリでの大きな楽しみのひとつです。

特に、野田岩さんという、うなぎ屋さんは絶品でした。 なんともはや、幸せな時間でした。

あとはモンマルトルの布屋さんを見て回ったり、2年ぶりにオープンしたオルセーの、5階だけを駆け足でみてまわったりして、お約束のマカロンを買って帰ってきました。

パリで泊めていただいたお友達も、お仕事を通じて知り合った方なのですが、最近、人のつながりというのは、偶然のようで必然のようで偶然のようで必然、という(すみません、ワケがわかんないヤツで)、とにかく不思議だなぁと思うことが多いです。

もう4年以上前になりますが、クルーズ船の取材のときに、ものすごくお世話になった方がいます。2週間のクルーズ中、ずっと面倒をみてくださったインド人のファーストパーサーの方です。

クルーズ船というのは、すでにそこがスモールワールドで、船の上ですべてが完結した世界になっていて、ある意味、人里離れた隔離された場所であるがゆえに、ものすごく濃密な関係が生まれます。

しかもその時は、そのクルーズ船上で取材上の問題が発生してしまって、大騒ぎになったこともあって、よけいにこの方にはお世話になったのでした。以前に数秘術のことについて書いたときに、コメント欄でもちらりと書いたインド人ファーストパーサーです。 最終日に手相を見てもらった、かなり不思議な人です。

その後、彼はいろいろ事情があって、そのクルーズの会社を離れ、インドに帰り、求職活動をしたりしていたのですが、その間、年に2回くらい忘れた頃にメールをもらって、なんだかんだで、お互いに連絡を取り合っていました。

つい2週間くらい前に、インドで新しいビジネスを興すことにして、ウェブサイトをつくったので、一番に見てもらいたい。そしてぜひ感想を聞かせてほしい、という連絡がありました。

とてもうれしくなって、ウェブサイトを開きました。クルーズ船での経験を活かして、クルーズ業界向けの人材派遣会社&コンサルティング会社を始めたのだそうです。英語のウェブサイトなので、ダンナにも頼んでチェックしてもらい、私も気合いを入れて校正して、こういうコピーを入れた方がいいよ、とかそんな私なりのアドバイスも含めて、フィードバックを戻しました。

そうしたら、丁寧なお礼とともに、業種が違うから、役には立たないとは思うけど、サポーティングパートナーとして、私の会社のロゴをウェブサイトに掲載したいのだが、いいだろうか、という連絡をもらいました。

もう。いいにきまってるじゃないですか。うれしくてしょうがないですよ。ほんと。

いまでは彼の会社のウェブサイトの片隅に、きらんと「KR」のロゴが光っています。
私、これをとってもありがたく、そして誇らしく思いました。

「きらんと光る」といえば、先週の水曜日の夜に、見事な流れ星を見ました。
あんなすごい流れ星を見たのは初めてです。

いままで見た流れ星というと、前方斜め上から斜め下に向かって、50センチくらい流れる、っていうのばっかりだったんですけれども、今回のは、とにかくすごい「流れっぷり」だったのです。

だって、頭上から前方に向かって流れていったんですよ。ものすごく長い弧を描いて。

言葉も出なくて、「あぁーーーぅーーぁーーーああああ」と、ワケのわからない声を発してしまいました。

うわー、すごいものを見ちゃった、と思って、とてもハッピーな気持ちになりました。
この日は流星群の発生した夜だったみたいなので、ほかにも見た方はいっぱいいたかもしれませんね。

そんな話を心理学を勉強した友人にしたら、「流れ星を見たらいいことがある」っていうのは、「認知の間違い」だと言われました。つまりまったく関係ないふたつの事象、「流れ星を見る」ということと、「いいことがある」ということを結びつけること自体が、根拠のないことだ、ということですね。

認知行動療法という分野では、鬱病患者への療法のひとつとして、「○○だから→××になった」 ということを書きだしてもらって、その間に根拠のある理由がひとつもないことを認識してもらう、というのが有効な手段なのだそうです。

とはいえ、そう言われて、私自身は「流れ星を見たからいいことがある」っていう発想はひとつもなかったことに気づきました。そうか、一般的にはそういうふうに言われているよね、って逆にハッとしてしまったくらいです。

それよりもむしろ、私にとっては、流れ星を見ること自体が、ものすごく高揚する幸せな体験だったと言いましょうか。

それと同じで、人のつながりは不思議だけど、先のつながりはともかくとして、「出会う」という行為自体が、すでに幸せな関係というのはあるよなぁ、とも思うのです。

相変わらずうまく言えなくてもどかしい限りなんですけれども、出会いのすべてが幸せとは言いませんが、そのなかの一部には幸せなものが確実に含まれていて、それはなんというか、明日死ぬにしても、やはり幸せなものなんじゃないかと、そう思うのです。

8.12.11

Miyographyさんのカード

去年の「ことりっぷ」ロンドン編でお仕事をご一緒してから、仲良くしていただいているMiyographyさん。「ことりっぷ」では、カメラマン&ライターさんとしてお世話になったのですが、実はさすがの多芸ぶり、イラストレーターさんでもあるんです。


私の「バースデーカード、欲しい欲しいっ」 オーラ(&口頭での催促攻撃)に応じて、先日ご飯をご一緒したときに、つくってきてくれました。小さなシール付きで、封筒に封をするのにも便利!

イラストもさることながら、メッセージもすてきなのです。

ちなみに、私たちのカーブーツセールのためにも、イラストを提供してくださったんですよ。


こちらがオモテ。

こちらがウラです。

これをTシャツにして販売しよう、という企画も粛々と進行中…。この経過については、こちらのブログでも、ご報告しますね。

Miyographyさんの作品には、ほかにもクリスマスカードやサンキューカードがあって、最近Facebookを通じて、販売を始められたとのこと。
www.facebook.com/888miyography888?sk=app_135607783795

このヒヨコちゃんイラストは、見ているだけでもほのぼの。私の最近のお気に入りのひとつです。よろしかったら上記のFacebookのサイトをご覧になってみてください。

4.12.11

「加藤節雄写真クラブ」会員写真展

私自身、写真を撮るのが好きで、また人が撮った写真を見せていただくのは、さらに好きなせいか、写真を趣味とするお友達が多いです。

彼らが口を揃えて言うのは、「趣味で写真をやっています」という方の集まりというのは、とかくよい人が揃うのだそうで、私も一度、お友達が属しているパリの写真クラブにお邪魔したことがありますが、本当にあたたかい方ばかりでした。

そんな写真好きのグループのひとつ、「加藤節雄写真クラブ」の写真展が、現在ロンドンの日系パブ「Crane & Tortoise(鶴亀)」で開催中です。


加藤節雄さんは、ロンドン在住の写真家兼ジャーナリストで、1970年代から現在に至るまで、雑誌や新聞で活躍されているロンドンの重鎮です。私も日頃から教えていただくことが多く、感謝することしきりなのですが、この加藤さんから直接指導してもらえる写真クラブが「加藤節雄写真クラブ」です。

「指導してもらえる」と書きましたが、堅苦しいものではなく、月に一度、全員が同じテーマに沿った写真をプリントして持ち寄り、お互いに比較したり感想を述べ合ったりする会なのだそう。使うカメラに関しても、決まりがあるわけではなく、コンパクトカメラを使っている人から、高級一眼レフ、フィルムカメラと、十人十色とのこと。なんだかとっても楽しそうなのです。

加藤さんいわく、「目指しているのは『絵はがきのような写真』ではなくて、『その人にしか撮れない写真』。絵はがきのような写真は条件さえ整っていれば、誰にでも撮れるのですから」とのこと。目からウロコですね。

のびのびと恐れず個性を表現できる写真クラブっていいなぁ、と展示されている作品を見て心から思いました。お近くを通りかかられたら、ぜひのぞいてみてください。きっと写真が撮りたくなります。

「加藤節雄写真クラブ」会員写真展(12月31日まで)
Crane & Tortoise Pub
39-41 Gray’s Inn Road, London WC1X 8PR

1.12.11

ジョン・スノー氏の震災関連セミナー

国際協力機構(JICA)、SOAS主催の「Information Aid? The Role of the Media in Responding to Disaster」という危機管理に関するセミナー・シリーズの第一回が、東北大震災に関するものだということだったので、またしてもいそいそと出かけてきました。

会場となったのは、ユーストンにある医学関係の博物館「ウェルカム・コレクション」のカンファレンス・ルームです。

ツリーが美しく飾られていました。

まずは、ドリンク・レセプションということでワインがふるまわれ、 ゲスト同士の歓談の時間…。




会場には、国際協力機構のブローシャーやエコバッグが並んでいます。



その後、オーディトリアムに移動…。



今日のゲストスピーカーのひとりは、3月11日の東北大震災の翌日には、すでに現地入りし、リアルなレポートをイギリスに伝えたChannel4Newsのパーソナリティ、ジョン・スノー氏。数々のアワードを受賞している、英国を代表するジャーナリストのひとりです。

まずは、彼の震災レポートをまとめたドキュメンタリー「Jon Snow's 'Tsunami Diary'」の上映から始まりました。このとき、実はジョン・スノー氏はまだニュースの生放送中。ちょうど、このドキュメンタリーの上映が終わる頃に、会場に駆けつける、という段取りだったようです。

このドキュメンタリーは、以前にテレビで放送されたことがあって、私にとっては今回が2度目だったのですが、震災から8ヵ月以上の時間が経っても、観るのが2度目でも、やはりいまだにあの圧倒的な恐怖感を植え付ける津波の映像は、筆舌に尽くしがたいものがあります。あの混乱のなか、3月12日には現地入りしてレポートを開始したジョン・スノー氏とそのチームは相当な苦労と心的疲労を強いられたことでしょう。


セミナーでは、被害者とメディアの位置関係を中心に、ご本人の現地での体験をお話されていました。やはり、実際に「見た人の言葉」というのは重みがあります。

また、日本の政府がいかに取材しづらいか(取材に応じてくれないか)という話も出ました。ロシア政府ですら、日本の政府よりはマシ、とのこと。それは日本の報道を見ていても、想像できますよね…。逆にレスキュー隊の人々はすばらしく、リーダー格の方々は、きっちり、なにをどのように進めるのか、オープンに話してくれた、と語っていました。

実は日本の新聞社の方もいらしていて、スピーチをされたのですが、ことジャーナリズムに関しては、英国の方がジャーナリストその人の個とヒューマニティが感じられることが多いのですよね。日本の報道は、特に大手の新聞社さんに関しては、どうしてもシステムのなかでの報道に陥ってしまいがちで、報道する人間の個の部分は、なかなか見えてきません。ジョン・スノー氏のお話は、そういった日本の報道に慣れている私には、非常に新鮮で、また興味深いものがありました。

国際協力機構とSOASによる危機管理に関するセミナー、取り上げる内容を変えて、1月に第2回と第3回が行われるそうです。 参加するには事前登録が必要なので、ご興味のある方は、ぜひ、お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。

<お問い合わせ先>
JICA UK Office
020 7963 9550
www.jica.go.jp

第7回London R@iseカーブーツセール

早いもので、すでに7回目となった震災チャリティのためのカーブーツセールが、先日11月最終日曜日にピムリコの「キャピタル・カーブーツ」で開催されました。

手前右側のカードはお友達のアーティストさんが、
私たちのグループのために描いてくださったものです。
朝、ちょっと雨がぱらつく一幕もありましたが、ラッキーなことに屋根の下のテーブルをあてがわれていたので、大事に至らず、でした。

そのあとは、ずーっとお天気がよくて、11月の割には気温もマイルドで、過ごしやすい一日でした。

さて、気になる売り上げは、137.24ポンドといままでで一番ふるわず、でしたが、それでも、いままでの合計金額は、1843.54ポンドになりました!

自分ひとりでは、なかなか寄付できない金額です。これもひとえに、物品を寄付してくださった方々、労力を提供してくださった方々、そしてモノを買ってくださった皆さま、精神的に支えてくれたお友達や家族のおかげです。

来月から2月くらいまでの冬の間は、マーケットに出してもお客さんが少ないとのことでしたので、再び、モノ集めに専念しようと思っています。

確実に売れる以下の物品は特に歓迎なので、もしもなにかありましたら、ぜひご寄付をお願いいたします。

○ CD/DVD
○ 香水(使いかけでもOK)とコスメ類(新品か新品に近いものが望ましいです)
○ アクセサリー類
○ カメラ、MP3プレーヤー、NintendoDSなどの小さな電化製品

そのほか、洋服(なるべくキレイなもの)や小物、バッグ、文房具なども売れる傾向にあります。

物品の寄付について、またセールのお手伝いなど、お問い合わせは、以下のメールアドレスまで、お願いいたします。

oxox4japan(あっと)kress-europe.com
(あっと)をアットマークに変えてくださいね。


今後ともよろしくお願いいたします!

29.11.11

CAA クリスマス・エキシビション2011

クラフト系のアート作品を、一般の人にも無理のない価格で提供しているCAA(Contemporary Applied Arts)ギャラリーの「クリスマス・エキシビション」に行ってきました。

CAAギャラリーは以前に取材させていただいてから、いつもプライベートビューのご招待を送ってくださるのに、なかなか足を向けることができなかったのですが、今回のクリスマス・エキシビションの招待状を飾っていた作品(下)に、ハートのど真ん中をぶち抜かれ、これは行かなきゃって思ったのです。

caroline sharp 2011


クリスマス・エキシビションと銘打っているだけあって、ツリーを飾るオーナメントや、プレゼントによさそうなアクセサリーやデコレーション、そしてブックマークなどの実用品が盛りだくさん。

私がうかがったのは、プライベート・ビューのオープン10分後だったのですが、一点物のなかには、すでに売約済みのシールがついているものもありました。

ながめているだけでも、ほっこりあたたかい気持ちになれる作品がいっぱいでした。ほかでは売っていないちょっとユニークで、そしてとびきりかわいらしいプレゼントをお探しの方は、足を向けてみてはいかがでしょうか。

Kristina Kitchener - the satsumas

Diana Greenwood decorations

Present Collectables
Contemporary Applied Arts Christmas Exhibition 2011
(2012年1月7日まで開催)

CAA Gallery
2 Percy Street, 
London W1T 1DD

Tel: 020 7436 2344
www.caa.org.uk

28.11.11

お花とレクチャーとすてきな本

先週の金曜日、お友達に誘われて、イギリスを代表するフラワーデザイナーのひとり、ポーラ・プライクさんのスタジオのクリスマスセールに行ってきました。

花器やクリスマスリース、キャンドル、キャンドルスタンドなど、もりだくさん。しかもありえないくらい安くなっていて、心うきうきです。どっさりある魅力的な商品のなかから、ひとつだけ買ったのがこれ(すみません、この貧相な花は別売りです…。とってもよい香りがするんですけども…)。



底がまぁるい花瓶です。ゆらゆらと揺れますが、決して倒れたり水がこぼれたりすることはありません。揺れるたびに水が光を反射してとってもキレイなのです。

茎の部分もとってもキレイに見えます。


ポーラさんご本人には、5、6年前に取材でお目にかかって以来でしたが、久しぶりにお会いして近況をうかがいました。

2月に本が発売されるとのこと。お家で使える実用的なフラワーアレンジの本だそうです。2月15日発売(バレンタインの次の日ですね)とのことなので、ぜひamazonなどでチェックしてみてください。


さて、ポーラさんのスタジオのセールのあと、向かったのがロイヤル・ソサエティで開催された「Experience Japan Exhibition」です。このエキシビションは、ひと言でいうなら「日本留学フェア」といったところでしょうか。

東京大学、京都大学、慶応大学、早稲田大学をはじめ、日本の21の大学がブースをもち、説明会をすると同時に、日本での生活や現状を伝えるレクチャーが行われました。

会場となったロイヤル・ソサエティ(王立協会)は、1660年創設の現存するなかでは最古の科学者学会ということで、なかなか行く機会のない貴重な機会ということもあり、また東北大学の先生による東北大震災の打撃と復興の現状についてのレクチャーをぜひ聴いてみたかったので、いそいそと出かけて行きました。

東北大学は津波によって大きな被害を被った地域にあり、レクチャーのなかで紹介された、津波が襲ってくるその刻一刻とした変化を山の上からとらえた一連の写真は、非常に興味深かったです。

そして、帰りがけに、ステキなクリスマスプレゼントを一緒に行ったお友達からいただきました。 彼女がイラストを、ご主人が文章を担当されたロンドンに関する本です。

右がお友達ご夫婦がかかれたロンドンに関する本。
左はロイヤル・ソサエティの、中はエキシビションのパンフレットです。

どこから読み始めてもOKの、ロンドンに関する豆知識がいっぱい詰まった本です。本当は、「クリスマスに開けてくださいね」って言われたのに、待ちきれなかった子どもな私…。家に帰るなり、開けてしまいました(汗)。

なかみをちらりとお見せしちゃいます。イラストもとってもセンスがよいのです。


この本、クリスマスのプレゼントにも、本当に喜ばれると思います。「I NEVER KNEW THAT ABOUT LONDON」(Ebury Press刊)、ぜひamazonで検索してみてください。

26.11.11

トルコ、ダッチャへ(4) マーケット写真集

旅行に出かけたら、可能な限り、その土地の地元の人が利用するマーケットに出かけるようにしています。

マーケットって、地元の人々の生活をダイレクトに映しているので、とっても興味深いんです。その土地でとれる食べ物とか、そこの人々が使っている雑貨などもわかっておもしろいですよね。

ダッチャの町では、毎週土曜日に郵便局の脇の通りからかなり広範囲にわたってマーケットの屋台が立ちます。今回ももちろん、いそいそと出かけてきました。

フルーツとか野菜の色がとってもキレイです。

ダンディなおじさまストール

25.11.11

かくもいとおしき、この世界。

小さなふたつの目に、この世界はどんなふうに映っているのでしょうね。

このブログ、以前は「コーヒーをがぶ飲みしたい日もある」というタイトルで、私のしょーもない生活雑感を多く綴っていました。

会社の名前を頭に冠したこちらのブログにお引っ越ししてからは、やや情報ベースになってしまって「しょーもない生活雑記」感が薄れつつあるので、ググッと軌道修正。今回はしょーもない生活雑感について書きます。

5月に「小さな声で決意表明など」という文章を書いてみたものの、お仕事激減、といういままでになかった状況に直面して、なかなか精神的に安定しない数ヵ月だったのですが、この状況によくも悪くも慣れてきたのか、いま、しなくちゃいけないことにようやく集中できるようになり、実はいま、とってもしあわせな気分です。

締め切りに追われる生活をしていたときには、会えなかった人たちに会って、行けなかったイベントに行って、できなかったプロジェクトに携わって、学べなかったことを学んで、そのひとつひとつが、とってもいとおしくて、ありがたいことなんだって、実感しています。

人間ってないものねだりで、仕事が忙しいときは、「時間があったら、あれもこれもできるのにー、キーッ」なんて思っているくせに、仕事がなくなってぽこっと時間が空いたら、「あぁぁ、どうしよう〜、仕事がない」ってなってしまうのですよね。

明日は新月。新しいプロジェクトも、またひとつスタートします。 人生に無駄なことなんて、ひとつもない。次なる展開にわくわくしています。

24.11.11

ダヴィンチ展のチケットについて

私が訪れた日も朝はもっともっと多くの人が並んでいました…。


先日アップした「ダヴィンチ展」、本当にすごい人気のようで、私の友人たちもチケットをとるのに苦労しているようです。

そこで、ナショナルギャラリーのウェブサイトや、電話での情報、また昨日の新聞に載っていた情報を合わせて、わかっている範囲で記しておきます。

11月24日現在、ダヴィンチ展の前売り券は、オンライン、窓口売りともすべて(2月5日の最終日まですべて)売り切れだそうです。

当日券は、一定枚数毎日売り出されるそうで(300枚という話もありますが、この数字についてはナショナルギャラリーに確認が取れていません)、ナショナル・ギャラリー、センズベリーウィング(正面向かって左側の別館)で毎朝10時に発売開始されるそうです。

チケットを買えるまでの平均の待ち時間は2時間だそうですが、3時間みておくほうが無難とのこと。

チケットには、入場時間が記されていて、チケットを買ってから入場時間までの間、さらにどこかで時間をつぶさなければいけない可能性もあります。

昨日のガーディアン紙によると、30分ごとに180人ずつ入場というシステムになっているそうです。

このガーディアン紙によると、ダフ屋やネットオークションでの転売で、正規価格16ポンドのチケットが400ポンドで売り出されているケースもあるそうです。ナショナル・ギャラリーのチケット規約によると、転売は認められていないそうで、転売が発覚したチケットは無効とされるとのこと。

ここで気をつけなければいけないのは、純粋にお友達から譲ってもらった、などというケースの場合。その場合には、もともと購入したお友達のサイン入りで「私が買いましたがxxxに譲ります」という手紙を必ず持ってくるように、とナショナルギャラリーのウェブサイトに記されています。

新聞記事やウェブサイトを読む限り、かなりセンシティブな問題に発展しているように見受けられます。 前売り券を買われた方、またお友達からチケットを譲ってもらった方も、念のため、購入控えなどを携帯されたほうが無難かもしれません。

比較的暖かい今年のロンドンの秋とはいえ、長時間外で待つとなるとかなり寒いです。手袋、マフラー、暖かい飲み物などを用意して、寒さ対策は万全に。

そして、ダヴィンチ展をぜひ楽しんでくださいますよう…☆