1.2.08

またひとり、大切な人が・・・

社長日記 - livedoor Blog 共通テーマ

今日はとてもショックなことがありました。
夕方ロンドンEショッピングのオフィスを
出ようとしているときに、レターボックスに、
手で入れられた手紙があるのに気づきました。

明らかに私たちが借りている
オフィスビルの会社からの封筒だったので、
家賃の請求書の時期にしてはおかしいな、
と思いながら、封を開けると、
とてもショックなニュースが入っていました。

オフィスビルを管理していたマネージャーが、
ホリデー先のエジプトで亡くなったのです。
しかも、今日・・・。

彼女のことは、このブログでも、何回か書いてきました。
http://blog.livedoor.jp/kress_director/archives/2007-05.html#20070501
http://blog.livedoor.jp/kress_director/archives/2007-03.html#20070320

彼女がどういう状況で亡くなったのか、
詳細はまったくわかりません。
彼女は持病を抱えていたので、それも関係しているのかもしれません。

ただ、私にとっては、オフィスでの頼れる母さん、
みたいな存在だったので、
頭をハンマーでがつんとやられたようなショックでした。

最後に会ったのは、彼女がホリデーに行く前の18日です。
そのときは、今回3回目というこのナイル川クルーズを
どれだけ楽しみにしているか、パッキングをなにもやってない、
でもTシャツだけあれば、大丈夫よね、パスポートは切れてないし、
というような、他愛もない、
あまりにイノセントな話をしていたのでした。

当然のことですが、彼女が帰らぬ人になるとは、
思ってもみなかったことです。

いつかまた、自分自身でオフィスを持つことがあるとしたら、
また、彼女のビルに戻ろう、と思っていたのですが、
彼女なき今、帰る場所をなくしたような寂しさがあります。

帰ろうとしていたのに、おもわず手紙を手に戻り、
ひとり、ロンドンEショッピングのオフィスで、
ぼーっとしながら、「人はなぜ死ぬのだろう」などという
幼稚で青臭くて、決して答えのでない疑問について、
ぐるぐると頭のなかで考えていました。

まだ50代なかばだったオードリー。
今はせめて、彼女が大好きなエジプトの地で、
楽しいホリデーの最中で亡くなったのだ、
というふうに思いたい。
そして、心からの感謝を捧げます。

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