28.9.10

ビッグ・コーヒーモーニング

英国のがん患者をサポートするチャリティ団体「マクミラン」が、毎年この時期になると開催するのが、「ビッグ・コーヒーモーニング」です。

有志の参加者が、自宅に友人を招き、コーヒーと手づくりのお菓子などを有料でふるまったり、それぞれが持ち寄った品物を売って寄付金を募るというものです。

私のピアノの先生が毎年参加されているので、私も去年からお手伝いするようになりました。

まず、ゲストはドアのところで、ひとり2ポンドの参加費を払い、コーヒーと小さめのお菓子をもらいます。家にあるもらいものの食器とか、使っていないキャンドルとか、ジュエリーとか、本、CD、その他もろもろのものを持ち寄り、値段をつけて、台にディスプレーし、気に入った人がいたらお金を払ってそれを買うのです。

そのほか、希望者はラッフルチケット(くじ引き券)を1枚1ポンドで買い、当たった人は、持ち寄った品物の中から、よさそうなものをもらえるというのもあります。

先生が作ったお菓子も売られるのですが、この値段のつけ方が、非常に控えめなのが、私、ちょっとだけ不満です。

だって、大ぶりのクッキーやフラップジャックをひとつ10ペンスで売ってしまうんですもの。

10ペンスといったら、13円とか14円とかですよ~。みんな寄付する気まんまんで来ているわけですから、50円くらいつけてもバチは当たらないと思うのですが。

それに先生のつくるフラップジャック、絶品なんです。フラップジャックというと、オート麦をバターとはちみつとお砂糖で固めて焼いたイギリスのお菓子なのですが、たいていは、じわっとやわらかくて歯にくっつくものが多く、私はあんまり好きではありません。

でも、先生のつくるフラップジャックは、カリッと香ばしくて、とってもおいしいんです。

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そんなわけで、私も最後に10個買って、むりやり2ポンド置いてきました。

二日で食べちゃいましたけど。ふふ。

この日の収益金は2時間で300ポンド近くになりました。
ちょっと嬉しい♪

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