25.9.15

ズッキーニのポタージュ

ロンドンはすっかり秋の空気。すでにフリースを着て生活しています。
いよいよ、畑も夏の収穫期を終えるか終えないか、という季節になりました。

とはいえ、まだ冷蔵庫のなかには夏野菜の山。
今年の夏も、かなり収穫できました。

毎週末、こんな感じで収穫できました。

今年はキュウリがいまいちな年でしたが、そのほかは、まずまず、でした。
毎年、こんなふうに、うまくいかない野菜と、特別にうまくいく野菜があるのですが、そんななかで、過去3年間、コンスタントにばかみたいにうまくいく野菜がズッキーニです。

今年は、普通の緑のズッキーニに加えて、黄色い丸いタイプと、薄いグリーンのホワイト・ズッキーニも育ててみましたが、どれも大成功でした。

ズッキーニといえば、英国では「コジェット(Courgette)」と呼ばれています。英国にとってズッキーニは、(名前から察するに)フランスからやってきた野菜なのでしょうね。対して、日本では「ズッキーニ」と呼ばれていることを考えると、こちらはイタリアからもたらされたのでしょうか。

なにはともあれ、毎年、消費が収穫に間に合わず、夏の間、我が家の冷蔵庫のなかは、ズッキーニの山・山・山。サラダで、お好み焼きにして、フリッターにして、スチームして、揚げ浸しにして、酢漬けにして、カレーで、ありとあらゆる方法で、毎日毎日、食卓に上がるのがズッキーニなのです。

そこで、ズッキーニを大量消費できるレシピをいろいろ聞いて回っていたところ、このブログにもたびたび登場している友人Mちゃんが教えてくれた「ズッキーニのポタージュ」が絶品で、ぐびぐび(擬音ちょっとおかしい?)いってしまうおいしさなので、ご本人の許可をもらったうえで、ここでご紹介します。

材料:
<ポタージュ>
★ズッキーニ 大1個(市販の普通サイズなら3本ほど)
★白たまねぎ 半分
★じゃがいも 1個(10cm程度のもの)
オイスターマッシュルーム
◎水 250ccくらい
◎ブイヨン 1個(味はなんでも)
◎ベイリーフ 2枚くらい
酒 大さじ2(白ワインでも)
牛乳 100ccくらい
塩 少々
コショウ 少々

<クルトン>
バゲット お好きなだけ
塩 少々
オリーブオイル 適量
にんにく 2房くらい
ローズマリー あれば

作り方:
<ポタージュ>
1)★を適当に切って(薄めに切ると時短に)、鍋にオリーブオイルを加えて中火で炒める
ジャガイモが透き通り始めたら酒を加えてアルコールを飛ばす

2)中火のまま◎を加える(水は、具材の高さの半分くらいが目安)
全体に火が通って、菜箸で簡単に崩せるくらいまで中火で煮る

3)ベイリーフを取り除いてブレンダーで撹拌後、裏ごしして鍋にもどす

4)オイスターマッシュルームを入れて軽く煮立たせる。牛乳を好みのゆるさになるまで投入
塩、コショウで味を整えて出来上がり

<クルトン>
1)バゲットを薄めに切ってオーブン用トレーに並べる

2)にんにくをすったものを混ぜたオリーブオイルを刷毛で塗る

3)塩とローズマリーを上からふりかけて180度のオーブンで5分〜10分程度。
(色がつき始めたらすぐに焦げるので、きつね色になってきたらオフにして予熱で調理)


マッシュルームなし、ですが、本当に本当においしかったです。クルトンも最高!

夏の名残を惜しみつつ、ズッキーニのスープ、どうぞお試しください。

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