今年から日英の租税条約が変わって、税金の二重払いを防ぐために、
今まで、届出書を出して、なお、日本で行われていた1割の源泉を、
届出書を提出することで、日本側ではまったく完全免税とする、
ことになった、らしい。
で、この届出書には、居住者証明というのをつけないといけないらしく、
クライアントさん数社から問い合せをもらいました。
はて、居住者証明とは?
私たちの場合は法人なので、まず居住「者」というところにひっかかる。
クライアントさんの一社が、ごていねいに、
「HMCR」で発行してくれるらしいですよ
と、教えてくれたので、HMCR(税務署)に問い合せをしました。
会社の管轄の税務署に電話をして、事情を話すと、
担当者に替わってくれたのだが、この担当の彼女、激しい吃音。
私の全神経は、すべて受話器の耳にあてるほうに集中し、
とにかく聞きもらすまい、とがんばりました。
結果的にその彼女から、
ブリストルの別の税務署→ブリストルの別の部署
→そしてなぜか、やっぱり彼女が処理するべき問題、ということに。
一旦は、たらい回しにされて、どうなることかと心配しましたが、
彼女が割と早く処理してくれたので、よかったです。
さて、この吃音のイングリッシュ・スピーカーと出会ったとき、
話を聞く側は、絶対に焦っちゃいけない、と思います。
私が英語を勉強し始めたばかりのとき、
人から注意されたポイントに、
「話の途中で、先を読んで理解した気になるな」
ということがありました。
これ、たぶん、日本人には多いと思うのですが、
最後まで聞かなくても
「あーなるほど、そういうことね」と分かった気になってしまう。
逆に言うと、話の途中で、意味がつかめないと、
聞き手のほうが焦り始める、ということになります。
吃音の人の場合は、その焦りが伝わると、
さらに事態は悪化すると思うので、
とにかく落ち着いて最後まで聞くことが大切かな、
と個人的には思っています。
日本語もそうなんですが、相手の話を最後まで聞いて、
その上で意味をつかみとることは、絶対に必要ですよね。
でも、これができない大人って、意外と多いと思います。
いませんか、会議中に相手の言葉にかぶせて質問してくる人。
それが政治的な作戦である場合もありますが、
私はあんまり、好きじゃないなーと思います。
今、英語を勉強している方、英語を勉強すると同時に、
最後まで聞いて考える習慣を身につけるのは、
なかなかよいアイデアだと、経験者は思います。
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KYOさん
返信削除初めまして。
初めてサイトを訪れました。
私も以前に数ヶ月ですが海外
で過ごした事があり大変な思いをしました。
同じ女性としてKYOさんを尊敬しちゃいます!
相手の話を最後まで聞く事も大事ですよね。
本当、最近痛感しています。
また拝見に来ますので宜しくです。
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> くるマックス店長 さやま さま
返信削除コメント、本当にありがとうございます!
尊敬していただけるようなことは、なにもしていないので、イタタマレない気持ちです(笑)。
海外は、どちらにお住まいだったんでしょうか。
国によっても、苦労の質は違いますよねー。
どうぞ今後ともよろしくお願い致します!
こんにちは。
返信削除海外はシンガポールにいました。
凄く小さな国ですが暖かくて
スコールを除いては私には凄く
住み易い所でした。
でも、本当数ヶ月だけですからね。
KYOさんの様に本当の意味で海外で
生活されている方とは全然違いますよ。
でも私も時間を見つけてまた英語を勉強
しようかななんて時々考えます。
ポチッ!
> 店長さやま さま
返信削除シンガポールですかー。
今から15年以上まえに一度旅行で行っただけです。
そういえば、ロンドンで知り合った友人がシンガポールに住んでいます。彼女は台湾出身で日本に帰化した日本人、旦那さんはマレーシア出身の華僑、娘は日本人学校に通っているそうです。シンガポールは、ほんと、インターナショナルですよね!
語学の勉強は一生仕事ですね。
いつまでたってもわからないことばっかりです。