毎年5月〜8月に開催される音楽祭は、観客が全員正装すること、インターバルの間に広大な庭でピクニックをすることで知られています。
もちろんチケットも安くはなく、そんなわけで、自分から積極的に行くことは考えてなかったのですが、今回、たまたまお友達からチケットを譲っていただけることになり、貴重な機会に恵まれたのです。
演目は、ベンジャミン・ブリテンの「ネジの回転」。良家の子どもたちと、その教育係の男女の亡霊、そして新しい教育係の女性が織りなす、夏にはちょうどよいコワイお話です。
その日は、実はお天気には恵まれず、昼間の間に雨が降ってしまったので、インターバルのピクニックはだめかな〜と思っていたのですが、インターバルの時間には降っていなかったので、そとでお弁当を食べることにしました。
これがメインハウス。 |
こんな風にテーブルまで持ち込んで、ブラックタイの正装ディナー・ピクニックをするのは、グラインドボーンならではの風景。
お天気さえよければ、大行列ができるであろうドリンク売り場も、あいにくの天気で人もまばらでした。
広大な敷地内には、オペラ・ハウスやメインハウスのほかにも、レストランや更衣室、ミュージアムなど、いくつかの建物があります。
8月とは思えぬ寒さに、終始コートを着っぱなしのカップルも。おふたりの色のコンビネーションがとてもすてきだったので、遠くから激写しました。
こちらが、オペラ・ハウス。ライティングがとてもきれいでした。なかも木の香りがしそうなほど、まだ新しく、しかも前から3列目のとてもよい席をいただいたので、満足満足。物語の世界にグイグイと引っ張り込まれて、あっという間に時は過ぎました。
グラインドボーン音楽祭、また機会があったら、ぜひ行ってみたいです。
<DATA>
Glyndebourne, Lewes
East Sussex BN8 5UUhttp://glyndebourne.com
あぁここが Glyndebourne なんですね!なんて綺麗なんでしょう(ため息)。
返信削除素晴らしい時を堪能されて羨ましいです。また訪れる機会がありますように!
イギリスは緑の色が違いますね、矢張り気候の違いでしょうか. . . 。こちらは何やら蠢いているような、絡み付くような緑でちょっと怖いです。 タニシ
(クレス・ヨーロッパ)24/9/11 12:39
コメントありがとうございます! ほんとに、お友達のおかげで、すてきな時間を過ごさせてもらいました〜。
返信削除これらの写真は、ちょっといじくりすぎ、というか、かなり加工を加えているので、実際に目で見えている色とはちょっと違うかもしれません。新しいアプリをiPhoneに入れたばかりだったので、必要以上に触ってしまったような…。すみません(汗)。
いえいえ!日本に戻って、記憶にあるイギリスの緑とえらく違うもんだ!と、驚嘆していたものですから、厳密に写真の緑と比較しているわけでもないんです(焦
返信削除考えてみたら、自分で草花を育てたり森林浴をしたのはイギリスに来てからなのです。それだけに今改めて日本の緑の印象が、持っていた緑の印象と全く違うので、つい驚いてしまって. . . 。
写真は古びた絵はがきのような粋な色合いのものも見られて、ただうっとりと眺めているんですよ〜。iPhoneには写真加工のアプリがあるんですね!