そんなこんなで、会計士さんと弁護士さんの
アドバイスを仰ぎつつ、会社登録の準備。
用意したのは、基本的に
1 ダイレクターの名前
2 カンパニー・セクレタリー(監査役)の名前
3 会社の名前
4 会社の業務内容
ということで、私がダイレクターとなり、
カンパニー・セクレタリーは
夫に名前を貸してもらうことに。
会社の名前は、ちょっと前から決めていたのだけど、
これが問題になりそうな予感があったのです、実は。
イギリスで会社を起こす場合、
「Companies House」に登録をします。
この「Companies House」のウェブサイトにも
書いてあるのですが、「International」とか
「Europe」とかいう言葉は、その会社が、
本当に国際的に、またはヨーロッパと取引しているか、
正当性が認められなければ、却下されてしまいます。
私たちの考えた会社の名前は、
「KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)」。
日本の出版社さんから、
ヨーロッパ関連の記事を一手に受けることを
目標としているので、私たちなりには正当性があります。
提出した業務内容には、そのあたりを
大げさに表現して提出しましたが、
お上がそれをどう判断するのか、まさにドキドキです。
ちなみに、「KRess(クレス)」の由来は、
私の名前から「K」を取って、
そして、会社にお誘いしようと思っていた
カメラマンさんのお名前から「R」を取って、
報道の「プレス」とか海を渡る「クロス」なんかに、
ちょっと音の近いところで、
「KRess(クレス)」と名づけました。
つづりは違いますが、野菜のクレソンを意味する
「Cress」と音が同じで、フレッシュな感じも気に入ったのです。
その瞬間に、コーポレート・カラーのグリーンも決定しました。
いまだに、「Kプレス」とか「どう読むの?」なんて
言われることも多いですが、まあ、気長に覚えてもらえるよう、
日々、努力していきますョ。トホホ・・・。
ちょっと話はそれましたが、すべての書類を用意して、
会計士さんがCompanies Houseに送付してくれたのが、
1月の下旬のことでした。
そして、運命の1月30日、一通のダイレクトメールが
うちに届きました。それも「KRess Europe」の名前で。
Companies Houseからの通知はまだでしたが、
ウェブサイトを見ると、ちゃんと登録されてる!!
1月26日付けで、「KRess Europe」は法人として、
ちゃんと、登録されていました。
その後のもろもろについては、また追って、
この日記に書いていきたいと思います。
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