27.11.06

会社名義の銀行口座開設

昨日に引き続き、起業準備のアレコレについて、
今日も書いてみたいと思うのですが、
今日のお題は、「銀行口座」。

今年の1月26日に、無事に会社名「KRess Europe」で、
会社の登録が完了し、2月初旬に銀行口座を
開設すべく、バークレー銀行でアポを取りました。

なにしろ、一刻も早く、会社名義の口座を作り、
会社としての取引がスタートしているという
証明をつくることが、労働許可申請への第一歩です。

イギリスの4大銀行、バークレー、HSBC、
ナットウェスト、ロイズ、とどれも似たような
形態かと思うのですが、地区ごとに、
ビジネス・マネージャーという担当者がいて、
この人たちと直接会って、口座開設の申請をします。

この担当者は、支店につき一人、というのではなく、
一人の担当者がその地区にあるいくつかの支店を
掛け持ちしている場合が多いので、アポは必須です。

バークレーを選んだ理由は、私たち夫婦が口座を
すでに持っていたこと、あと、電話での応対が
ナットウェストよりもよかったこと、に尽きます。
しかし、これが悪夢の始まりだったんですが・・・。

まず、約束の時間に遅れそうになった私たち夫婦は、
(口座開設の申請には、ダイレクターと、
カンパニー・セクレタリーふたりのサインが必要)
タクシーを飛ばして、ハイゲイト支店へ。

しかし、担当者は不在。
待たされること30分。
それでも担当者は来ない。
スタッフが連絡を取ろうにも、携帯もつながらず。

隣のカフェでお茶を飲むこと30分。
ようやく「担当者参上」の連絡がきました。

しかし、この担当者、侘びのひとつもなし。
まあ、無事に口座を開けたことだけはよかったのですが、
それから、9月まで、彼の犯したミスは、
数え始めたらキリがありません。

カードの名義が違う、
日本に振り込んだはずの300万を放置、
オンラインバンキングの手続きの遅延、

などなどなど、とんでもないことのオンパレード。
しかも、いくら抗議しようとも、この担当者、
かなりの権限を任されているらしく、
抗議は彼でストップしてしまうので、埒があきません。

結局、9月になって、彼の上に位置する、
コンプレイン係に連絡を取り付け、
今までの経緯を説明し、担当者を代えるか、
さもなくば、解約するか、という話をしたところ、
すんなりと、別の担当者に引継ぎをしてくれました。

今の女性担当者は、本当によくやってくれるので、
ありがたい限りなのですが、
支店レベルでは、いまだ間違いが多く、
この担当者が、その尻拭いをするという構図で、
まあ、気の毒なことしきりです。

★今日の一枚★

スケートリンク







今日打ち合わせに行く途中で、
通りかかったのですが、
自然史博物館の前に、
特設スケートリンクが
できていました。
大人も子供も楽しそうです。


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2 件のコメント:

  1. 邪恋_まこと21/6/09 02:22

    イギリスでは、遅刻、忘れは日常茶飯事なのでイギリスでは傘を携帯しないのと同じことですね。

    (意味は、イギリスでは1年に300日ぐらいは雨が降るけど、通り雨が多くいつものことなので雨よけを用意しない、みたいなw)

    日本で起業するか、UKで起業するか検討中です。


    あ、あとバークレイズの対応は預金額が多い(100万ポンド)と支店長対応になるのでミスは『少なく』なりますね

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  2. 邪恋_まこと21/6/09 02:45

    とりあえず、今の内に大量にポンド買いするか、会社設立用に2000万円ほどポンドに換金するか悩みますね・・・


    返信削除

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