4.8.07

クライアントに「NO」と言う



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昔も今も、日本の出版業界は、外注のライターとかカメラマンは、
365日24時間働くもの、と思っている節があるように思う。

私自身も日本で編集者をしていたときは、締め切り前はみんな、
そういうスタンスで働いてくれるもの、
と無意識に思っていたところもあるので、
一方的には責められないけれど・・・。

でも、これって変わっていくべきなのではないか、と思う。

無理を承知で引き受けて、ヒーヒー言いながら仕事をして、
「もう大変で大変で」とグチを言うくらいなら、
きちんと「NO」と言うなり、仕事をしやすい方法を見つけていきたい。
それはクオリティにも確実につながるし、
私は昔からグチを言いながら仕事をする人を好かない。

受けるなら文句を言わない、
文句を言うくらいなら受けない、というスタンスで。

本当は業界全体のためにも、時として「NO」ということは、
大切だと思う。
「NO」と言わずにとんでもなく安い仕事を引き受けたり、
追加料金なしで、とんでもないスケジュールの仕事を
受けてしまうと、それが業界全体の価格破壊にいずれはつながるし、
フリーのライターやカメラマンの労働条件の悪化に、
つながっていってしまうと思う。

とはいえ、若いうちや駆け出しの頃は、
どんな仕事でも受けて経験に、というのも大切なこと。
自分がある程度、年齢と経験を重ねたからこそ分かることもある。

そういう意味で、一部の仕事に関しては、きっと、
世代交代の時期にきているのかも、と思うことしきりなのだ。


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3 件のコメント:

  1. 本当にそう思います。
    どうも、子供の頃から競争社会で育っている
    からか、周りの人に負けてはいけないような
    気がして自分のプライベート時間まで犠牲に
    してガツガツ働きますよね・・・。
    視野が狭くなって、目の前の仕事が無くなったら食べていけないーって。
    皆がもっと自分・自分の時間に価値を置いて
    質の良い物事をシェアし合えば、うまく行くのかもしれませんね。
    24時間フル回転の日本。ノンエコでもあります。早寝早起きその他いろんな努力であと30%皆が節電すれば、原子力発電に頼っている電力はセーブできます。もっとゆっくり質の高い物を求めるようにすれば良いとおもいます。

    返信削除
  2. こんにちは。

    >受けるなら文句を言わない、
    文句を言うくらいなら受けない、

    本当にそうですよね。
    私はライターではありませんが、ちょうど今その事で悩んでいる最中だったので、なるほどなと思いました。

    返信削除
  3. > ななさん
    コメントありがとうございます。
    早寝早起きで30%のあたり、
    なるほど!と思いました。
    本当に個人が努力できる部分ってあるんですよね。

    私も早寝早起きを心がけようと思います。
    明るい未来のために!!

    > カエルさん
    コメントありがとうございました。
    なかなか自分で納得のできるお仕事だけをしているわけにはいかないかもしれませんが、そういう方向に向かえるように努力だけはしていかないと、と思います。
    お互いがんばりましょう。

    返信削除

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