ここ数年、私のまわりには、「モダン・ヒッピー生活」を選ぶ人が多い。
モダン・ヒッピー生活とは、私が名づけた名称なのだが(笑)、
いわゆる現代的な物質的な生活に別れを告げ、
60年代のヒッピーのような生活すること。
ヒッピーのような生活、といっても、
あれこれ理由をつけてはマリファナを吸う、
ということではありません。
例えば、田舎で自給自足の生活をするとか、
急にヨガに目覚めて、海外に移住したりとか、
会社をやめてハーブを学んで、自家製スキンケアを販売したり、
そういうイメージです。
総じて皆さん、教育レベルが高く、お金に困っていない。
これも、またヒッピーには労働者階級出身の人がいない、
という点と、傾向を同じくするわけです。
物質的な世界にどっぷり浸かって、
なかなかここから脱却できない
ワーキング・クラスの私にとっては、
彼らがちょっとまぶしく、ちょっとうらやましく感じるわけです。
言葉を変えれば、浮世離れしているというか、
人生の数年間をそういうふうに使ってみるのは、
自分の幅を広げることになるのではないか、と思ってしまう。
それって、本当の意味での「クオリティ・オブ・ライフ」
だよなーと感じるんですね。
しかし、突き詰めて考えると、
オーガニックのスーパーやファーマーズ・マーケットでしか、
野菜を買わない、という人も、すでに、
モダン・ヒッピーに片足を突っ込んでいる、と私は思う。
もっと言ってしまえば、最近のお掃除ブームにしても、
物質的なものよりも、精神性を大切にしようという、
モダン・ヒッピーの片鱗が見える。
言ってしまえば、世の中全体が
モダン・ヒッピー化しているのかもしれませんね。
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