17.2.07

ステキなフィルム

先日、「六次の隔たり」のところで書いた友人のデザイナーが、
オフィスに遊びに来てくれました。
私が彼に出会ったのは5年前。
まだ当時の私は会社員をしていたのですが、
知人の紹介で、F1雑誌の仕事を手伝って欲しいと言われ、
会社に内緒でアルバイトをしてました。

うちの夫の友人の友人がこのデザイナーの彼で、
話がまとまって、私が彼らのオフィスに出向くことになり、
住所を聞いたら、私たちが1年前まで住んでいた
マンションから歩いて15秒のところでした。

その後、彼らのオフィスは引越しをし、
新しいところに一度遊びに行きましたが、
それっきり仕事の絡みもなくなって、
お互い連絡を取り合うこともないまま時間が過ぎました。

先日、イベントで再会して話をしていたら、
彼の自宅がうちのオフィスのすぐ近くと判明。
近いうちにお茶でもしよう、ということになったのです。

一緒に仕事をしていた頃の彼は、グラフィックデザイナーでしたが、
「本当は映画のほうをやりたいんだ」とずっと言っていました。
そして、今。
彼はデザイン事務所を辞めて、映画の道に進んでいます。
デザインの仕事もフリーランスとしてやっているそうですが、
あくまで「食べるため」と割り切っているようです。

オフィスに遊びに来てくれたときに、
彼の作品を見せてもらったのですが、
いっぺんでファンになってしまいました。

誰もが逆に動いていくなか、
前に向かって歩くことに躊躇している男性や、
前に向かって歩いていいんだよ、
と働きかける女の子がチャーミングで、
セリフはひとつもないのに、くっきりとしたメッセージがあって、
なんともいえず、温かい気持ちになれます。

ぜひぜひ、一度のぞいてみてください。

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1 件のコメント:

  1. > Naomiさん
    観てくださったんですね。ありがとうございます。

    自分がやりたいことをやっているときに、そういう人を惹きつけるっていうのは、あるのかもしれないですね。
    私には実は、よくわからないのですが・・・。

    というのも、ちょっとイヤな感じですが、やりたいことをやっていなかった時期って、私の人生で本当に本当にわずかなのです。常にやりたいことをやらせてもらえた環境に感謝するべきですね。

    返信削除

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