先日、「六次の隔たり」のところで書いた友人のデザイナーが、
オフィスに遊びに来てくれました。
私が彼に出会ったのは5年前。
まだ当時の私は会社員をしていたのですが、
知人の紹介で、F1雑誌の仕事を手伝って欲しいと言われ、
会社に内緒でアルバイトをしてました。
うちの夫の友人の友人がこのデザイナーの彼で、
話がまとまって、私が彼らのオフィスに出向くことになり、
住所を聞いたら、私たちが1年前まで住んでいた
マンションから歩いて15秒のところでした。
その後、彼らのオフィスは引越しをし、
新しいところに一度遊びに行きましたが、
それっきり仕事の絡みもなくなって、
お互い連絡を取り合うこともないまま時間が過ぎました。
先日、イベントで再会して話をしていたら、
彼の自宅がうちのオフィスのすぐ近くと判明。
近いうちにお茶でもしよう、ということになったのです。
一緒に仕事をしていた頃の彼は、グラフィックデザイナーでしたが、
「本当は映画のほうをやりたいんだ」とずっと言っていました。
そして、今。
彼はデザイン事務所を辞めて、映画の道に進んでいます。
デザインの仕事もフリーランスとしてやっているそうですが、
あくまで「食べるため」と割り切っているようです。
オフィスに遊びに来てくれたときに、
彼の作品を見せてもらったのですが、
いっぺんでファンになってしまいました。
誰もが逆に動いていくなか、
前に向かって歩くことに躊躇している男性や、
前に向かって歩いていいんだよ、
と働きかける女の子がチャーミングで、
セリフはひとつもないのに、くっきりとしたメッセージがあって、
なんともいえず、温かい気持ちになれます。
ぜひぜひ、一度のぞいてみてください。
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> Naomiさん
返信削除観てくださったんですね。ありがとうございます。
自分がやりたいことをやっているときに、そういう人を惹きつけるっていうのは、あるのかもしれないですね。
私には実は、よくわからないのですが・・・。
というのも、ちょっとイヤな感じですが、やりたいことをやっていなかった時期って、私の人生で本当に本当にわずかなのです。常にやりたいことをやらせてもらえた環境に感謝するべきですね。