今日は、午後1時にナポリ寄港、午後7時に出港予定です。
ナポリでは、船が主催しているツアーに参加することになりそうです。
という予定だったのですが。
昨夜ナポリに一泊して、今日は、
ナポリの街を少しでも歩いて写真を撮っておこうと、
カメラマンとふたりで、朝から活動開始。
しかし、あまりに人々のカメラを見る目線が鋭くて、
ちょっと弱腰に。
と、そんなところに、英語の上手なイタリア人に呼び止められ、
「そんなカメラを持ち歩かないでください。お願いだから」
と、「I beg you」とまで言われる。
それくら危ないらしいです。
街中で、逮捕劇のような現場に居合わせ、
カメラクルーとパパラッチ集団を遠目にながめる。
その後うろちょろしていたら、すでに船が港に着く時間に。
慌ててホテルに戻り、タクシーを外で待たせておいて、
最後のパッキングだったので、慌てふためいた私は、
とりあえず、PC2台をスーツケースに、
ヘアアイロンだけをブリーフケースに突っ込んだ。
今日はなんとしてもポンペイのツアーに参加して、
遅れを取り戻さねばならない。
とにかく急いで一路港へ。
目当ての船はすぐに見つかり、
チェックインしようとするが、チェックインは1時半から、
といわれてしまう。
しかし、ツアーの集合時間はたしか1時半・・・。
そのまま待っていたのでは間に合わず。
どうしようか・・・と思っていたところに、
日本人コーディネーターさんや、レセプション・マネージャーや、
イミグレーション・オフィサーさんや、
いろんな人の協力によって、特別に先に入れてもらえることに。
チェックインだけとにかく先に済ませ、部屋を見ることもなく、
とにかくツアーバスの乗り場へ。
ぜぃぜぃ言いながら、ポンペイツアーのバスを探すと、
最後の一台が、まだそこにいた。
わー、そのバス待ったー!!
ということで、ギリギリそのバスに乗せてもらう。
ほっ、としたのもつかの間、実はそのバス、
中国人用のツアーバスであることに気づく。
イタリア人のガイドさんは英語で話すので、問題ないが、
英語説明のあと、逐一、中国人ガイドさんの通訳が入る。
しかもこのイタリア人ガイドさん、ちょっとへん。
「火山の噴火のせいで、ここは一面泥だらけになりました。
泥・・・それは水と土の混ぜ合わされたものです」とか
「それは西暦67年のことでした。
つまり、キリストの生誕から67年後ということです。
今が2007年ですから、キリスト生誕から
今は、2700年後ということですね」(←ちがう!!と心ツッコミ)
しかもよく歌う! そういう会だったのか、と開眼しました。
と、まあ、非常におかしな状況に押し込まれた日本人ふたり。
しかもブリーフケースにはヘアアイロン。
それでも、ポンペイは本当に興味深かったです。
ぐったり疲れて、船に戻り、再度ちゃんとチェックイン。
考えてみたらランチを取ってなかったので、
お腹ペコペコで死にそうだったのですが、
ファースト・パーサーさんとの打ち合わせがあり、バーラウンジへ。
このファースト・パーサーさん、もうとっても協力的!!
こちらの取材内容をすでに把握してらして、
もうダンドリは完璧です。
前日の夜には、このダンドリが気になって、
夢にまで出てきたのに、本当にほっとしました。
空腹も頂点に達した頃、ダイニングへ。
前菜、パスタ、メイン、デザートと、
しっかりすべてたいらげました。
すっかり満腹になったあとは、
コーディネーターさんによる船内ツアーに。
必要な写真と情報の半分は、
すでにここで得られたような気がします。
明日からはちょっとだけのんびりさせてもらえそうです。
ポンペイの遺跡の模様をどうぞ。
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