つい先日の日記でお見舞いしてきた、と書いた
おばさんが、今朝亡くなったそうです。
77歳でした。
夫の母親のお姉さんにあたる人で、
とっても面倒見のよい人でした。
年をとってもいつまでもおしゃれで、
いつもキレイに髪をまとめ、ネイルケアしていて、
この間、病室で最後に会ったときには、
そのおばさんの髪の毛が無残に切られていて、
爪もきれいにのばしてはいたけれど、マニキュアはなし、
歯も入ってなかったけれど、
ハッとするほどきれいで驚きました。
いつも大きなメガネをかけていて、よくわからなかったけれど、
すごくきれいな人だったんだ、と今さら気づきました。
夫の母方の女性の兄弟は、義母も含め、
みんなとてもチャーミングなんです。
おばさん、あのメガネないほうがきれいだったのに。
もっと違うデザインのメガネのほうがよかったのに。
今となっては、なにもかも遅いです。
数日前に義妹がお見舞いに行ったときは、
まだ意識もあって、少しは話せる状態だったようなのです。
酸素マスクが取れてしまっていたので、
「おばさん、酸素マスク直そうか」って義妹が声をかけると、
「そのほうがいいかも。少しでも醜い顔が隠れるし」
と冗談を返せるくらいだったらしいのですが、
私たちがお見舞いにいった週末あたりからは、
意識も朦朧としている状態でした。
考えてみたら、ここ数年間、
毎年だれかのお葬式に行っています。
ほんの5、6年前までは、自分の周りの人は死なない、
なんて傲慢な勘違いをしかねないほど、
お葬式に行ったことはなかったのに。
こういうのも、成長の過程なんでしょうかね。
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