労働許可申請の準備の一環として、
4月3日付けの「メディア・ガーディアン」に、
フォト・ジャーナリスト募集の広告が掲載されました。
条件的には、プロフェッショナルな写真が撮れることは
もちろんのこと、プロのジャーナリストとして、
日本語の読み書きができなければなりません。
もちろん、日本の媒体での仕事歴何年間かも必要です。
締切日は、弁護士さんにアドバイスされたとおり、
1ヵ月後に設定してあり、最終的に、締め切りまでに
寄せられた応募は、4件でした。
私は、今回の件に限らず、編集者やライターの採用を
担当する機会が多かったので、
ここでちょっと、採用担当者の立場から見た
「よい応募書類とわるい応募書類」について
考えてみましょう。
ほかの業種ではまた違うと思いますが、
編集者やライター、カメラマンの場合、
履歴書以上にモノを言うのが作品です。
これは、なんでもかんでも、
ばかすかコピーを同封するのではなく、
自分で「これは!」と思う自信作を3つほど
入れるだけで十分だと思います。
そのほかに職務経歴書や、
英語の場合はCV(英文履歴書)のなかに、
項目を作って、いつ、どういう媒体の
どういう仕事をしたことがあるか、
をリストにして記載しておくとよいと思います。
英語ではカバーレターが特に重視されますので、
ここに、まず、どこで募集広告を見たのか、
そして、なぜ自分がそのポジションにふさわしいと
自分で考えるのか、適切な経歴や資格があるとか、
そういった客観的な理由、
最後に、主観的に自分のやりたいことと、
そのポジションがいかにマッチしているか、
というところまで簡潔に書いておく・・・。
そうすれば、とりあえず、履歴書を見ないでボツ、
という事態は避けられるかと思います。
逆に、このカバーレターが、
コピーペーストのオンパレードですと、
すでに履歴書を見る気力は失せてしまいます。
例えば、今回の応募のなかにも一件あったのですが、
ネットで見かけたうちの募集広告をコピーしてきて、
「I can do xxxx. I can do xxxx. I can do xxxx」
と、並べるわけです。
「xxxx」の部分が、コピーペーストなんですね。
したがって、広告で略語を使ってあったら、
そのまま略語のままになってますし、
文脈的に求められているスキルじゃない単語まで、
間違ってコピーしてしまったようで、
明らかにヘンな単語が交じっていたりもしました。
これはかなり恥ずかしいです。
履歴書は簡潔に、職務経歴書は詳しく、
特に作品が乏しい場合には、職務経歴書の記述が、
さらに重要になってきますので、
がんばって書くようにするとよいと思います。
英語では「Bullshit(牛のクソ)」と呼ばれていますが、
あることないこと、有利になりそうなことを
履歴書に並べる、というのが
イギリスでは一般的だそうです。
しかし、こと専門的な力が必要な部門においては、
面接でバレてしまう可能性が高いですから、
いずれにしてもウソはタブーだと、私は思います。
さて、ちょっと脇道にずれましたが、
求人の応募も締め切られ、いよいよ5月中旬に、
労働許可の申請を弁護士さんを通じて行う
ところまで、こぎつけました。
★本日の一枚★
いよいよ12月です。
弊社にとっては、初めての
会計年度末となりました!
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アメリカはダムシット、ダミーが多いですがUKはブルですね
返信削除ユーブルとかカンツとか
英語にしたFワなのでカタカナで書いてみました。