英語では「Don't take it pesonally」と言います。
つまり、「個人的なこととして受け止めないで」、
「個人攻撃と取らないで」といったような意味です。
どの仕事でも同じだとは思うのですが、
仕事で注意されたとき、批判されたとき、
それを「自分自身を批判された」というふうに
受け止めてはいけない、ということですね。
自分のその特定の態度だったり、仕事だったり、
そういうものを批判されただけであって、
人間性を否定されているわけじゃないんですよ、と。
20代後半からは、人に指示をするような
立場で仕事をすることが多くなり、
それと同時に、ラフレイアウトをチェックしたり、
人の文章を直したり、といった作業も増えていきました。
私たちの仕事は、文章や写真に関わる仕事なので、
商品にはもちろん自分が出てしまいます。
したがって、もしかしたらほかの業界よりも、
個人的に受け取ってしまいがちな
条件は揃っているかもしれません。
それでもそれを個人的に受け取らないのが
プロだと思うのです。
例えば「ここの文章がおかしい」と言われたら、
客観的にやはりおかしいのか、おかしくないのか、
その人が言っているポイントが
自分に理解できないだけなのか、
そのあたりを考えると同時に、わからないときには、
「どこがどのようにおかしいと思いますか?」
「例えば、この文のどのあたりでしょうか?」
と、攻撃的にならずに相談してみることが大切だと思います。
人からもらえる意見は宝もの。
それを理解する努力は絶対に必要だと考えます。
理解したうえで、それに自分が合意するかどうかは、
また別の問題です。
言いなりになるのではなくて、理解した上で、
こういう理由で、こうしたい、ということを、
ちゃんと説明できるようになれば、
仕事がぐっとやりやすくなると思います。
そのへんは、個々のコミュニケーション能力に
かかってくる部分が大きいので、
日頃から、上手にコミュニケーションをはかる
訓練をしていく必要かもしれません。
自分の行動なり、仕事の方法なりの裏づけ、
「なぜこうしたのか」を言葉で表す習慣をつけるのは、
とってもよいと思います。
★今日の一枚★
うちの近所の森です。
ちょっと「ロード・オブ・ザ・リング」っぽいですか
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��YOさん、
返信削除新年、あけまして、おめでとうございます。
お正月から、良いお話が聞けました。
ありがとうございます。
どうしても、自分に批判的なことだったり、
自分の意に合わないことを言われたりすると、
とっさに、感情的に反応してしまいます。
わたしも、常日頃、
上に、KYOさんが書かれていたようなこと、
心がけております。
客観的に、突き放して、言われている内容をとらえること、
それと、特にwebなどでは、相手の真意を推し量って補うようなことも、
時には、必要なことかもしれませぬ。
それでは、新しい年が、KYOさんにとりまして、
ますますの発展の1年となりますよう、
祈念いたします。
本年も、よろしくお願い申し上げます。
> トニーさん
返信削除コメントありがとうございます♪
さきほど、アドバイスにしたがって、冷凍しておいた豆を挽いてドリップして今飲んでおります。
家に帰ってきて、自分でいれたコーヒーを飲むと、ほっとしますね。
心からおいしい!
トニーさんのように不特定多数の方をお客さんにしていると、いろいろ想像のつかないようなことがあると思いますが、そのぶんご苦労もつきまといますよね。
確かに、冷静でいることは非常に重要な要素のような気がします。
今年もお互いにがんばりましょう。
どうぞよろしくお願いいたします。