...and Nice and Lovely Tiny Things.
ロンドンでの生活、取材裏話、日々思うこと、小さな発見などなど、KRess Europe(クレス・ヨーロッパ)の代表KYOが綴ります。目指すは「役には立たんが、ちょっとおもしろい」ブログです。
26.4.10
夏の足音。
なんだか空が低くなってきました。雲のかたちもふわふわの綿菓子系……もう夏の雲です。
昨日のロンドンはとても暖かく、日差しもとっても強くて、ちょっとした夏日でした。今日は、ちょっと雨が降ったりやんだりでしたが、見上げるとこのとおり、夏の空です。
この夏の空に触発されたわけではないのですが、明日からスイミング・スクールに通うことにしました。週1回30分(みじかっ!)のコースです。
うちから歩いて20分ほどのところにある、カウンシルの運営しているプールで、本当は先週から新タームがスタートしているのですが、北ロンドン音楽祭の都合で、私は行けず、明日が私にとっては初日です。どんなふうにクラスが進められるのか、まったくわかりません。ちょっとドキドキ。
スイミング・スクールには、小学校1年生の秋冬から4年くらい通っていました。1年生の夏、肺炎になりかけた私は、学校のプールに入ることができず、病院通いだったので、翌年の夏までにみんなの泳ぎについていけるようにしなくては、と、親は考えたようです。
私が送られたのは、いわゆる「スパルタ式」の、プールに子どもを突き落とすタイプのスクールでした。いまではたぶん、ああいうのは問題あるんじゃないかと思うのですが、有名な選手を何人も輩出していたスクールだったので、どこまでも体育会系であることに誇りを持っていたのだと思います。
おかげで、2年生の夏までには、学年でもトップクラスで泳げるようになっていた私。でも正直言って、スイミングスクールは、あまり好きにはなれませんでした。
送迎バスに乗り遅れて、弟とふたり、どこぞ知らない場所で、メロンパンを食べたことだけは、なぜか鮮明に覚えています。不思議ですね。
大人になって、いまさらスクールに通おうと思ったのは、クロールがうまく泳げなくなってしまい、60歳を目前にしてスクールに通い、カナヅチを返上した、うちの母のほうがよっぽど上手に泳げることに、ショックを受けたからです。
ついでに昨日、近所のジムにも入会して、もっと日常的にプールに通える準備まで整えてしまいました! しかも年間契約(ディスカウントが大きかった)!
これはもう、あとには引き返せますまい。
泳ぎますよ、今年は!!
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KYOさん、奇遇ですっ。
返信削除私も今月からスイミングスクールに入会しました!
訳あって昨年末に足の手術をしたので筋トレが目的です。
泳ぎは得意なのですが、塩素で肌が荒れてきたので今は歩いたりバタ足をしたりと顔を浸けないようにしてます。
KYOさんも肌荒れに気を付けて楽しんでくださいね!
KGさん、こんにちはーー!
返信削除わー、偶然ですね!! KGさんも今月からスクールなんですね! お互い長く続けていきましょうね。
足の手術のあとは、順調なのですか。どうぞ無理をなさいませんように……。でもうちの母も足の骨を追ったのをきっかけに、私が無理やりスイミングに送ったようなものなんですよ。もう15年くらい前の話ですが。水泳ってほんと、リハビリにはよさそうですよね。
私、子ども時代のトラウマか、泳ぐことがリラックスにつながるって、ぜんぜん考えたこともなかったんですよ。それが昨日久々にプールに行って、ひとりでだらーりと泳いでいたら、あー、なんかいいなー、けっこう気持ちいいなーって初めて思いました。
はっ、塩素! そうですよねー、刺激強すぎですよね。私もこまめにシャワーで流します……。