20.4.10

空から飛行機が消えた日。

Mobile Photo 20 Apr 2010 00 07 24


アイスランドの火山灰の影響で、ロンドンの上空から飛行機が消えて、今日で5日目です。

ロンドンに住み始めた15年前、空に描かれた飛行機雲の多さにびっくりしたものです。

当時、通っていた英語学校の先生に、「ヒースロー空港は、一日の発着便が世界一多い」と聞きました。そりゃ、飛行機雲だって多いはずです。

ここ5日間、ロンドンの上空は本当に静か。今回の騒ぎで困っている人はたくさんいるし、早く正常化して欲しいと祈りながらも、これが本来の空の姿なのではないか、と、ふと思ってしまったりもします。

2 件のコメント:

  1. 今日、楽譜を買いに行った楽器店で、「今夜の息子のレッスンをキャンセルさせてください。まだ向こうで足止めを食らっているので」と言う声を聞き、ああ、こんなところにも影響は出ているのだなあ~と思ったところでした。
    さっきもニュースで火山の上空の状態の映像を観ました。三段階の半径があって、ここは飛んではいけない、ここはまあまあ大丈夫かもしれない、ここはまあ大丈夫、とキャスターが説明しながら、なんと、ここはまあまあ大丈夫かもしれないという範囲を飛行テストしてみる、なんて言ってました?!そんな……大丈夫ぅ~……とすでに半泣きになる飛行機恐怖症のわたし……。
    もちろんできるだけ早くなんとかしなければならないのだけど、無茶だけはしないで欲しいと思うわたしです。

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  2. まうみさん、こんばんはーーー。

    そうなんですよ、イギリスはテスト飛行、昨日だったかな、ヒースローから飛んで、カーディフにランディングしたそうです。もちろん、乗客はなし、の、本当のテストだったらしいですが……。

    私もまうみさんと同意見。ほんと安全面を第一に考えて、取り返しのつかない事態にならないように、それだけは死守して欲しいと思います。

    航空会社にとっては、本当に大打撃だというのはわかるんですけれども、自然の力をなめてはいけないですよね。人間のほうが自然に寄り添って生きていかないといけないのに、自然は人に寄り添ってくれるとは限らないのに。

    飛行機が一般的に人々の足になったのなんて、たかだかここ30年くらいの話じゃないですか。それが数日動かなかっただけで、大打撃。人がどれだけ弱くなったか、というか、人間が新しい技術にどれだけ頼りっぱなしになってしまったか、ということですよね。

    まえに、ちょこっと停電になったときに、私の仕事が完全にストップしてしまい、ネットを求めて町をさまよい歩いたのですが、なんかちょっと違わないか、と、自問してしまいました。

    私、そういう意味でも、まうみさんのお仕事の底力、というか、根源に迫るパワーを感じずにはいられません。

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